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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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真実 5
1日とりあえず我慢したものの、2日目、いてもたってもいられない程、亜子に逢いたくなった。何気に車を走らせ、亜子の車を見つけた。淳は携帯で亜子に連絡をとってみた。「携帯使えなくて、不自由してない?」亜子は少し笑って「仕方ないよ…親子で食べていく方が先決だから。」「この前言ってた、CD持ってきたんだけど、受け取って貰えるかな。」と、淳は少しいたずらっぽく聞いた。「え? 持ってきたって、家知ってたの?
彰子 さん作 [387] -
兎飴と白雪の風
月の晩思い出すのは幸せだったあの頃いつものように細い路地を駆けていった。貰ったばかりのお小遣いを握り、いつもの飴屋へ急ぐ。かわいい着物の裾が楽しげに揺れる。「みーちゃん今日は何にする?」「真っ赤な飴と青い飴!」「そうかい。それじゃあ、包んであげるから諷太郎と遊んでおいで。」優しい夜はもうこないらしい。夢は見るほどに苦しんだ。だからこんなとこにまだいる私は帰り道を忘れた。そう、もう戻れないという。
ジョー さん作 [154] -
真実 4
淳はどうしても亜子に感謝を伝えたくて、部屋に戻ってビールを飲みながら、亜子に連絡してみた。 ちょうどテレビでは『白い巨搭』をしていて、亜子も見ていたらしい。 「今日はありがとう。あの子も、もう一度頑張ってみるって言って、君に伝えてほしいと帰りに言ってたよ」 「考え直して貰えて良かったよ、どんな仕事をするにせよ、自分の受け止め方が重要になるしね」と、爽やか笑っていた。同じテレビを見ながら話す
彰子 さん作 [400] -
迷想
「先に慎から教えて。」「じゃぁ、耳貸して。」そう言われ、私は慎に耳を傾ける。胸がドキドキする。「雪。」ただそれだけだった。慎はそれだけを言い、「お前の番。」と、せかすように言う。ショックだった…。もう両想いではない。それでも、私は言いたかった。…慎に、この想いを伝えたかった。「私は、慎が…慎が好き…だよ。」耳うちで言ったりはしない。ちゃんと目を見て、直に言った。それでも、慎からの返事は無く、その
コトミ さん作 [178] -
本当に生きた日
どこまでも広がる雪原。一面を真っ白な雪が覆っている。その中に2組の足跡が延びている。足跡の先にいるのは制服姿の男女。男は東治(18)女は幸恵(18)である。2人は手を繋ぎ真っ直ぐ前を見ている。どこまでも広がる雪原。1.車通りのある夜道暗闇の中、中年女性と東治が距離をとり歩いている。東治の手には買い物袋。空から一粒の雫が東治の頬を霞める。東治、空を見上げる。空には月が浮かび上がっている。2.幸恵の
山口通平 さん作 [139] -
真実 3
研修中の心理学的な話から淳は亜子に色々話を聞くようになり、毎日会社に行く事が楽しくなった。 ある朝、20代の佐和子が明日で辞めたいと言ってきた。理由はこの先の仕事に自信が持てないとの事だった。 淳は休憩中、亜子に相談をした。 亜子はグループを作って、外に出て営業開拓をしてみようと言った。 飛び込みで色々な店に自分が出入りさせて貰う許可を取りにいく仕事で、ダメで元々、了解を貰えたら楽しい。何を売り
彰子 さん作 [402] -
擬似恋愛
ワタシは専業主婦33サイで子供が2人そしてダンナがいるごく平凡な専業主婦。そんなワタシがカズと出会ったのはサイト上のバーチャルな世界だった。初めてのメールからなぜかワタシはカズに惹かれていった。疑似恋愛。そして、不倫の世界。きっと少なからずそんな世界に憧れがあった。カズはワタシより5つも下の28サイ。ワタシと同様、家庭がある。何度もメールのやり取りをした。そしてサイトで出会ってちょうど
ゆぅ さん作 [349] -
School Life 〜中学の告白〜?
それから2ヶ月後。テストも終わり、そろそろ夏休み。今日は本来は休みなのだが、水泳の授業の為に男女が時差登校となっていた。(話って…。)鈴は今日悠哉に呼び出されていた。(あのこと…だよね。)と想像はついている。待ち合わせの時間に3階に行くと、手招いている悠哉を見つけた。(…。)深く息を吸って気持ちを落ち着かせる。「あのさ、弘瀬。」と言って迫ってくる悠哉。「ん?」と答えながらも鈴は後ろに後ずさる。す
詩音 さん作 [334] -
孤高のプライド
「今日から学校か〜、いくきしね〜よ」「リュウもう朝よはやくおきなさい」「おきてるよ」うるさいな、学校行って寝るかな。「リュウ迎えにきたぜ」こいつはおれの達で名前は水谷だ。「おぉ、今行く」「なぁリュウ俺達も今日から高校生だ」「だからどうしたバカ」「なっバカとはひどい?、まぁそれはひとまずおいといて」「おくなよバカ」「高校生活を、青春でおくりたいんだよ、ということで協力してくれたのむ」「ヤダ」「即答
$ラッキー さん作 [454] -
過去
淡い光とオレンジの陰にようやく自分を取り戻した探し始めた過去を思いやるあの時感じたすべては簡単ではなく難しくもなくただ身をまかせただけ心があったかわからない愛があったかわからないでも、がむしゃらに過ごした日々はあなたがいたからあなたがいたから
キイライ さん作 [407]