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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。

  • ボーイズ☆ラブ 3

    花音と初めて出会ったのは、公園のベンチで雨に打たれていた時だった。六月の冷たい雨が制服を濡らし、ワイシャツはぐっしゃりと濡れて透けていた。両親の財産は全て親戚が奪い、自分の家すら、もう自分の家ではなかった。頼るあても無く、生きる気力も残されていなかった。正気を失ったまま、公園の手摺りに手を掛けて、池に飛び込もうとした時だった。熱い手が、手首を取るなり花音と初めて出会ったのは、公園のベンチで雨に打
    戒音 さん作 [437]
  • 制服時代??

    辺りも暗くなり、いい時間になってきたのでみんな帰ることにした。「またね」私達は自然とバイバイとは言わなかった。短い夏、まだしばらく桜と過ごせる。バイバイはギリギリまでは言いたくない。家に帰り、自分の部屋のベッドに横たわった。今日はいろいろあった一日だった…なんだか少し、疲れた。でもこの疲労感は嫌いじゃない。寝そうになっていると…一階からママが「ご飯よ」と呼んでいる。下におりていくとママが機嫌よく
    なぉ さん作 [262]
  • School Life 〜中学の告白〜?

    (…ん!)と心の中で踏ん張る声を出して鈴が投げる。「ビシィッ!」痛烈な音が体育館に広まる。「あ…。」体育館中の視線が鈴に広まる。「あ、再開してください!」と先生が仕切り直さなかったらどうなっていたことか。「鈴!手加減。」と歩美が言ってくれるお陰で鈴はちゃんと手加減出来ている。もちろん当たる程度の弱さだが。それから数分経つと終了の笛が鳴り、内野の数を確認する。このような調子でやっていき、見事A組は
    詩音 さん作 [268]
  • 人斬りの花 2

    1-2 出哀日は沈んだ。月明かり無しでは先が見えない程,辺りは闇に包まれている。人斬りの噂のせいで,出歩く者の姿は殆ど見当たらない。『松葉宗蔵殿とお見受けする。』抄司郎は,抜刀し,夜道を歩く男を呼び止めた。男は酒に酔っているらしく足元がおぼつかない。『な,何でェ貴様は!?物騒な物持ちやがって。俺に一体何の用だ!!』抜刀している抄司郎を見て怯えたように男は言った。『松葉で,間違いないのだな。』抄司
    沖田 穂波 さん作 [499]
  • 期間限定恋愛〜44

    お風呂から上がって、亜樹はベッドに座って鏡を見た…手術跡が痛々しい…一也が来て横に座った…「亜樹、具合悪くなったらすぐに言わないとダメだよ」「ちょっと〜大丈夫だよ。それより…」亜樹が言いかけたら、一也がキスをした…いつも亜樹からキスをしてたから、嬉しかった…一也のブルガリの匂い…病院でもしてたけど、近くで感じるのは、入院前以来だった…一也の細い指が胸を触ってキスする度に、亜樹の身体は反応した…そ
    高橋 亜樹 さん作 [419]
  • 期間限定恋愛〜43

    念願の外出許可がおりた…でも、時間に制限があった。一ヶ月以上病院にいたので、体力がもたないと主治医が判断したからだった…亜樹は、それでも久しぶりに外に出れることが嬉しかったし、何より一也と一緒だからだった…一也と車椅子で病院の玄関まで行って、外に出て歩いた…とりあえず、一也の車に乗るまでは、大丈夫だった…区役所に着いて歩いてみた…やっぱり貧血で倒れそうになった…おまけに胸が苦しい「亜樹、無理した
    高橋 亜樹 さん作 [396]
  • 期間限定恋愛〜42

    亜樹は、どうやって外出許可をもらおうか考えた…丁度タイミングよく、入院費の高額医療の手続きと母子の手続きをしないといけなかったので主治医に話してみたら、熱が下がればいいと言われたので、大人しくしていた…でも、亜樹はまだ車椅子なしで歩いた事がなかったし、歩いて倒れたらどうしようとか考えたりの毎日だった…一也が病室に来たから亜樹は聞いてみた「ねぇ、外出して区役所行くんだけど亜樹歩けないよね…どうした
    高橋 亜樹 さん作 [402]
  • 期間限定恋愛〜41

    亜樹は、ベッドの上で泣き出した…「亜樹と別れるなんて言ってないんだから、泣く事じゃないよ。退院したら、亜樹も仕事したり、忙しいだろうし…亜樹は今から一人で花南ちゃん育てないといけないんだよ。だから、俺の事は二の次でいいんだからさ」「それは、分かってるよ…でも、急にそんな事言われても嫌だ…」病室で話しながら私が泣いてると同室の人達が様子を見に来た…「病人の彼女泣かしたらダメよ」なんて一也に言ってる
    高橋 亜樹 さん作 [380]
  • ギャラクシーラリー92

    Fタワーに向かう一台のタクシーがあった。後部座席に二人、助手席にも客を乗せている。客は全員女だった。運転手は50代後半の男だった。個人タクシーで車種はプリウス。半年前に買い替えた新車だった。運転手の坂元は上機嫌だった。何せ、客の三人は皆、美人だったからだ。明らかに一般人とは違うオーラを纏った女達だった。芸能人か…?訛りがないし皆、どこかで見た事がある。しかし、それを口にするほど坂元は野暮ではなか
    フェイ さん作 [417]
  • 制服時代??

    さっきまで高かったお日様はいつのまにか沈み、町をオレンジで染め上げる。「千夏はどうなの?」理沙のまっすぐな目線。「もう昔のことだし」私は二人より前にでて大きな樹越しにオレンジに染まる町を見ながら強がった。「そっか…、千夏の気持ち聞いておきたかったんだ」「理沙ちゃん…」私と理沙を心配そうに見つめる桜。理沙は気持ちがいいくらいまっすぐだ。だからこそ私に言ってくれたんだ。「私にとって千夏と桜は大切な友
    なぉ さん作 [226]

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