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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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がんばったで賞 155 〜ユウタの気持ち〜
するとユウタは、「俺に話しかけづらくてもそれだけは言ってほしかった。」「ユウタ…。」カズヒロ自身、若干反省しなければならない問題。「俺が悪いんだ」と1人で抱え込んで、みんなの力を借りないで…。「あのさ…俺、カズヒロだから、素直にアキのことが好きだって言えたんだ。」「…。」「でも、言う事自体悪かったから、こうして衝突しちゃって…。俺どうしたらいいか分からなくなって…。」ユウタの切実な想いを、カズヒロ
るー6さん作 [322] -
Triangle(11)
美緒の部屋ーー美緒「…紅茶とコーヒーどっちがいい?」龍輝「じゃあコーヒー」美緒「わかった、注いで来るね〜?」龍輝「…サンキュ」ーーー…美緒「お待たせー」私はおぼんにコーヒーと紅茶を入れたマグカップを乗せ、自室に入った。龍輝「おかえり」美緒「ただいま〜はい、コーヒー」私は龍に青色のマグカップを渡し床に座った。龍輝「食べな?」美緒「…うん、いただきまーす」モグモグ……美緒「おいしー…」龍…私の好きなチ
ももさん作 [278] -
Triangle(10)
帰り道ーー美緒「恋華ちゃんってさ、可愛いよね〜」今、私達は家の近くの公園のベンチに2人で座って喋っている。翔太「んー」美緒「えっ…可愛くないのー?」翔太「いや、違くて…やっぱなんか元気ないから」しょーたは心配そうに私を見つめた。美緒「えっ……別にいつもどーりだよ?」翔太「違うじゃん」しょーたは私の腕を軽く掴んだ。美緒「!…一緒だってば……」私がしょーたの腕を離そうとすると、しょーたは力を強めた。翔
ももさん作 [287] -
Triangle(9)
陸波「…まぢごめんね?美緒チャン」美緒「うん、大丈夫だよ。だって冗談なんでしょー?」陸波「うん…」ガチャリッ部室のドアが開いた。翔太「…お待たせ、ってあれ?」しょーたは部室に入り首を傾げた。翔太「加藤兄妹じゃん」恋華「…こんにちはっ」陸波「お、翔太クーン」美緒「しょーた……」翔太「んっ?あ、待ったよな〜ごめんなっ」美緒「…ううん、平気だよ…」陸波「あ、じゃ!ばいばいー」陸波くんは部室を出た。恋華「
ももさん作 [280] -
悪魔の天使(46)
「で、私はどうすればいいの?」ベッドの上に手をついて座り、上目でレクスに問うと笑みが返ってきた。「楽しませてくれたらいいんだけど。何してくれるの?」リアはしばらく俯き、考えていたが、いきなりレクスを見ると飛び付いた。満面の笑みで。「ねえ、私たち結婚するんだよね?じゃあ、宣戦布告しましょ?」「宣戦布告?」リアは更にニコッと笑って頷いた。小広間に叔母、クロア、レイなどリアとレクスの関係者が集まっていた
暁 沙那さん作 [344] -
手紙
今からあなたに手紙をかきます。あなたと離れてからもうすぐ2年がたつわね。こっちの生活は馴れたけどあなたがいないのはうめようがありません。さみしくて死んでしまいそう…なんてね。そういえばあなたが私を見送ったときのことは覚えてる?手紙をかくから。電話もするよ。って言ったのよ。あなたはこの2年間のうちに手紙を2通しかよこさなかったわね。毎日ポストをみるのが癖になってしまったわ。電話もはじめの方だけで半年
えびてんさん作 [371] -
がんばったで賞 154 〜アキ様、お迎えにあがりました〜
学校にはきっと、サユも来てる。サユ…サユ…サユ…意識がおかしくなるというか、なんというか…その状況に、保健の先生が気づいた。「…アキちゃん!大丈夫?」『…っ』どうやら、過呼吸を起こしているらしい。アキには、その自覚が恐ろしいほどなかった。「今回は、体育館とか、行かないほうがいいと思うよ。」『はい…』「思い出しちゃうから…。」…数分したら、過呼吸はおさまってきて、カズヒロが入ってきた。「アキ様、お迎
るー6さん作 [372] -
がんばったで賞 153 〜必勝祈願!〜
アキの方を見ると、アキが口を動かして、『ご、め、ん』と伝えた。「大丈夫だよ」学校に着いた。校門をくぐろうとした時、アキがもぞもぞしていた。「どうした?」『降ろして、恥ずかしい…。』「あ、分かった。」すると、アキの手から、お守りがカズヒロに渡された。『タイミング…遅くなっちゃったかな。』「えっ…マジでくれんの?」カズヒロの顔が、分かりやすく照れていく。『必勝祈願…。』必勝…。「サンキュー。…なんか…
るー6さん作 [318] -
夏の蛍・4
(…やめときなよ…) どこからともなく聞こえる声。(…あの人に恩返しを…)(…人間なんてその時だけさ。優しくされたからって恩返しまで!) 姿は見えないが、辺りでかすかな光がいくつも光っていた。(天帝様!) (お前も知ってるだろう。人間の本性を…。野蛮で狂暴で、平気で自然を破壊し、生き物を殺す。挙げ句に人間同士で争いをする…。そんな人間でも、優しいと言って恩返しをするのか…?)(…すべての人間が悪い
柊 翔さん作 [924] -
『生きる』ということ。<15>
あれから、三日が経っていた。羽琉は行き先もなく、街を歩いていた。『…もう、1ヶ月も生きられないって…』羽琉の頭の中でその言葉が繰り返される。(聖は…あと、1ヶ月も生きられない…) ドンッ!羽琉は人にぶつかって、倒れた。しかし、すぐに立ち上がるとまたフラフラと歩きはじめた。気がつくと、そこはあの丘だった。あの時のように草の上に寝転がり空を見上げる。星は、あの時の星よりも輝いてはいなかった。「…っ
黒魔法 天使さん作 [494]