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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。

 
  • 悪魔の天使 (43)

    お互いの手を重ねて歩いていく。レクスはリアに合わせてゆっくりと歩いた。そのおかげでリアは楽に歩けた。「ねえ、ここまでどうやって来たの?」そう訊かれたレクスは歩みを更に遅くすると、リアに微笑み、顔を近づけた。「――っ……!」身を強張らせ、きつく目を閉じると、寸前で気配が止まった。ゆっくりと目を開けるとレクスとまともに目が合う。「そんなにして欲しかった?」「――っ…なっ……!違うわよ!」唇にかかる吐息
    暁 沙那さん作 [347]
  • 悪魔の天使 (42)

    今日もリアは愛想笑いを浮かべ男のやりたいようにさせた。そんなリアの脳裏に浮かぶのは誰か分からない男の人。ひどく懐かしくて愛おしい。それと同時に果てしない不安が胸を襲う。怖くて布団に潜った。ある日、ふと窓の外を見た。カップルだろうか。しばらくイチャイチャした後口づけを交わした。彼女はとても幸せそうで……。記憶が呼び起こされる。『リア。』優しく名前を呼ばれ、優しく髪を撫でられ、暴力で自分を制そうとなん
    暁 沙那さん作 [343]
  • 悪魔の天使 (41)

    男はリアに近付くと太った指で血を拭い取った。露骨に嫌そうな顔を優しく撫で、また叩く。それを繰り返され、息が上がってきたリアを男は押し倒した。「――っ!やぁ!!」リアは鎖もなんもかんも無視して暴れた。「大人しくし…」「いやああああっ!!!!」自由な方の手足で必死に暴れるも、すぐに駆けつけてきた男達に掴まえられ抵抗出来なくされる。手の鎖は短くされ、足もほとんど自由がない。「いやぁ……。もう止めて……。
    暁 沙那さん作 [351]
  • 『生きる』ということ。<14>

    「じゃあ私、そろそろ帰ろっかな。」羽琉が立ち上がろうとした時、聖が腕を掴んだ。「…何?」「…あの…えっと…ま、また明日…ね…」「…?うん、また明日!」羽琉は一瞬、聖に疑問を抱いたが、そのまま手を振って帰った。「………」聖が泣いているのも、気付かないで…。   ‐次の日‐「聖っ!来たよ〜!」羽琉は元気良く病室に入る。「……え?」しかし、そこには聖の姿は無かった。「聖…?」(病室間違えた…わけないよね
    黒魔法 天使さん作 [448]
  • 悪魔の天使 (40)

    変な夢を見た。どこかで見たことがあるような、というか体験した気がする夢。夢だと信じたかった。『リア、ごめん……。』どうして謝るの?『――すね?』夢の中のリアは涙をこらえて頷いた。今にも泣き出しそうな、それでもちゃんとした笑顔を浮かべて。『ごめん…ごめんね……リア……。』何かを言った気がする。もう覚えてない。「――…クス?」うっすらと目を開けた。無意識に手を伸ばそうとすると途中で何かに止められた。何
    暁 沙那さん作 [332]
  • Triangle(4)

    (この前の作品は1ではなく3です。間違えてしまい、すいません。)屋上にいる龍と、しょーたを見つけ、駆け寄った。美緒「龍ーっ、しょーたぁっ!」龍輝「お、来た…」翔太「早く食べよ!俺腹減った!」美緒「うんっ!あ、絵梨香は…お弁当?」絵梨香「そーだよっ」龍輝「…あれ、友達?」美緒「あ、うん!そうだよっ」絵梨香「は、は、はじめまして…高橋絵梨香です」絵梨香、緊張してるー…そんな緊張しなくても…龍輝「ん、ど
    ももさん作 [319]
  • わがまま天使と優しい悪魔8

    「ああ?っざけんなっ!ニコぉ?センス最悪!勝手に決めんな!ばーか!」ラアは翼が行こうとすると翼の服のすそを掴んで言った。ラア「良いでしょ。君、可哀相なんだもん。もっとニッコリ笑ってほしいなーと思って。」翼ははあとため息をつくと頷いた。「分かったよ…ニコでいいよ!ニコで。」ラアは嬉しそうな顔をした。ラア「うん!ねえ、ニコって天使?」その、質問にニコは少し驚いたような顔をした。ニコ「やっぱ、また忘れて
    ひびりんさん作 [363]
  • Triangle(1)

    美緒「おはよーっ」私は教室のドアを開けた。絵梨香「あ、美緒おはよう〜」絵梨香は中学生からの親友。1、2、3年全部クラスが同じですごい仲良しなんだ〜。美緒「あー、暑いっ」私は手をパタパタし席に着いた。絵梨香とは席も前後でもはや運命、だと思う。絵梨香「大丈夫?マネって意外と大変でしょ〜」前の席の絵梨香が振り向き、心配そうに聞いてきた。美緒「んー、大変だけど楽しいよっ?龍もしょーたもいるし」絵梨香「そ?
    ももさん作 [369]
  • Triangle(2)

    美緒「…ん〜眠ぅ…」私は目を擦りながら、部室の鍵を開けた。龍輝「まだ、目覚めねーのか?」龍は部室に入り、サッカーボールを片手に持ち、振り向いた。美緒「…うん、まだ眠いよ」 龍輝「はは、シャキッとしろよー?」美緒「んー、わかってるよぉー」龍輝「んじゃお先。」龍は笑顔で私の頭を撫で、部室を出た。美緒「…よーし、シャキッとしよ!」みんなのユニホームを手に取り、部室を出た。美緒「頑張って〜っ!」私の仕事は
    ももさん作 [357]
  • 悪魔の天使 (39)

    廊下を走る音がする。「レクス!」さっきまでそこにいたのにもういない。そのことに内心焦る。「レクス……。どこにいるの?」(今すぐ会って伝えたいのに。)どれくらい探しただろうか。またあの場所に来ている。(ゼイルに来ちゃ駄目だって言われたばっかなのに……。)真っ暗で薄ら寒い空間と一人という心細さについ涙ぐむ。「ここじゃないかもしんないし、もう帰ろっかな……。」弱音が悲しく木霊した。それさえも怖くて足が止
    暁 沙那さん作 [342]
 
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