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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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制服時代??
すっかり夕暮れの西日が窓から差し、教室はオレンジ一色に染まる。「理沙にキスしたでしょ」私が久遠を嫌いだと思ったのは、久遠が理沙にキスしたのにはっきりした態度をしないからだ。さすがの久遠も顔色が変わる。人のことうだうだ言うからよ。だが、久遠が切り出したのは私が予想以外な言葉だった。「…だったらなんだ?」「え?…だったらって…」何こいつ?しかも気のせい?久遠の目が色が変わった気がする。すごく冷たい…
なぉ さん作 [262] -
制服時代??
会議が終わって今日に戻ると誰もいない…下校の時間を過ぎているし当たり前なんだけど…久遠と二人だと教室の空間が不思議な空気に変わる。「これの提出期限明日って急だよね」「残って少し書いていくか」「…うん」「なんだよ、用事でもあんのか?」「ううん…」久遠と二人はきまづいなんて言えないし…言ったら笑われるか…しばかれる。結局、少し残って提出書類を仕上げることにした。私が座ると久遠は反対に向き合って座った
なぉ さん作 [268] -
恋愛写真
便利なものと引き換えに懐かしい思い出が次々と消えてゆく友人も代わる趣味も仕事も代わる愛してるという言葉さえ別の言葉に置き換えられて今はもう隣りにあなたはいない約束はいつだって守られないあんなに好きだったのに物語るのは、写真だけ
紗歳 さん作 [421] -
閉ざされた扉
もういいよ個性もういいよ自分もういいよ愛お金未来あなたは何を失った?汚いものを見たくなくて目を閉じたひどい言葉を聞きたくなくて耳を塞いだ私が扉を何度叩いてもあなたからの返事はない何か違う気がするこれって違う気がするよ嫌な自分でも何一つうまくいかなくても私はここにいるあなたはそこにいるの?
紗歳 さん作 [371] -
バトン
夜になると、さみしくなる言えなかった気持ちが一気に溢れて瞳から、こぼれ落ちる出せない自分を時に殺してしまいたくもなるいつまでもいつまでもこんなんじゃ何の為に受け取ったのかあなたの大事なこのバトンゴールを目指す前に落としてしまいそう
キイライ さん作 [357] -
きっと運命だったんだ…
ずっと側にいたい…その気持ちが強すぎて…「…明日入院する…行って来ます!」「…うん…」「頑張って来ます!」「…うん…」それしか言えなかったよ…。電話もメールもする気がしなかった…。『このまま終わってもいいかな…』何て思ったりもしたよ。でも、病気で弱ってる人間を見捨てる事なんて出来ない…したくない。入院から三日後…。「頑張ってますか?調子はどうですか?」メールを入れてみた。「昨日抗がん剤をして、熱
佳 さん作 [172] -
先輩
私は中学一年。この学校では、制服がブレザーだから、ベタなマンガみたいに憧れの先輩に『第二ボタン下さいっ』みたいな事はできない。そのかわりにネクタイや、ジャージをもらう事が可能だった。『ネクタイは彼女しかもらえない』なんて誰かが言ってた気するけど。私にも憧れの先輩がいた。男子バレー部だった。おっと。忘れてた。私はシュン。男の子みたいな名前が付いてるのは生まれるまで男の子だっておもわれてたから。紙は
シュン さん作 [171] -
好きと言えなくて…(9)
「このポテチうまいな」「それよりこっちのコンソメの方が絶対うまいってぇ」「いいや、絶対うすしおだって」弘昌と龍太郎がポテトチップスの味で言い争いを始めた。「どっちでもいいよ。つまらないない事で言い争わないでよ」優衣ちゃんが間に入って口を挟む。「龍太郎、涙目になってんじゃん」大介が龍太郎の顔を見て言った。「違うよ。これはさっき、この炭酸のジュースを一気に飲んだからだよ」本当の事だろうけど何故か
優風 さん作 [607] -
16の差〜不安・祝福〜
「監督、おはようございます。」「楠木優美さん、お帰り。元気になって良かった。」「ただいま、監督。元気になりました。これからも、よろしくお願いします。」「じゃあ、監督また後で。みんなに挨拶に行って来ます。」「行っておいで。」「失礼しました。」「皆さん、おはようございます。」みんなから、元気になったか?とか、また、よろしくとか言われて優美は、不安だった気持ちがいつの間にかに安心に変わっていった。そし
ミュウ さん作 [264] -
懐かしい空
私はふと空を見上げた。ありがちな秋の乾いた空。枯れ葉が秋風にのって舞う。――…いつかの文化祭と同じ…。 私は恋(れん)。文化祭準備で私の好きな先輩と一緒の係になった。彼の名前も、廉(れん)なのだ。その事もあるせいか、廉先輩はよくはなしかけてくれた。チャンスだったんだけど、当日の仕事に行けなかった。みんな私を冷たい目で見ていた。――…でも、廉先輩は違った。ちゃんと事情を聞いてくれた。それでまた、
ぷよ羅 さん作 [229]