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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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もしも
「もしも世界が明日破滅したらどうする?」急に聡太が言う。「..は?」「だーかーら、もしも世界が明日破滅したらどうするのかって聞いてんの。」質問の意図がまったくわからない。コイツは酔っぱらってるの?「うーん。じゃあ美味しいもんをいっぱい食べる。」「やっぱりなあー。美歌は花より団子派だもんなー。」聡太は持っていたビールを飲んだ。「じゃあ聡太はどうするの?」なんかバカにされたのがムカついたから、聡太に
ちこ さん作 [193] -
君と彼女3
数分経つと曲が終わり、彼女がイスから降りた音がした。…足音が、僕に近づいてきた。僕の席の後ろで、足音が止まる。『いらっしゃいませ…。初めてお会いしますよね?』後ろから聞こえたその声に、僕は息を呑んだ…。もう何年も聞いていない…。けど、絶対に忘れることの無い…懐かしい…その透き通った声…。まさかと思い、後ろを振り向いた。小さな照明にあてられたその女性は、君にそっくりだった…。華奢で小さな躰…。白の
さくら さん作 [225] -
君と彼女2
ドアを開けて入ると、コーヒーの甘い香りが鼻をくすぐった。どこか懐かしさを覚える、柔らかな雰囲気の喫茶店…。カウンターの横で、大きな黒いグランドピアノを弾く長い黒髪がとても印象的な、小さな女性がいた…。ドアに付いている鈴の音が鳴る。僕に気付いたのか、その女性はチラッと横眼で僕を見ると、軽く会釈をした…。『いらっしゃいませ…。』カウンターでカップを拭きながら、白髪の老人がニコッと微笑みかけてきた…。
さくら さん作 [177] -
君と彼女
※「君」と「彼女」を意識して読んでくださると嬉しいです。少し喉も渇いたし、躰も冷えてきたからどこかで暖まっていこうと駅前をフラついていた時だった…。―雑踏の中―\r小さく聞こえる、懐かしいあのピアノの曲が聞こえてきた…。題名はわからないけど、君がよく弾いていたよね…。無意識のうちに、僕はその音色を追い求めていた…。まるで…君を見つけたかのように…。このうるさい雑踏の中、かすかに聞こえる、その小さ
さくら さん作 [233] -
ミサンガか切れるまで 5話
「ふぁぁ〜」 ハルヒの口からは溜め息が漏れてくる。「どうしたんですか、ハル先輩?」ゆーちゃんが心配そうに顔をのぞき込んで訊ねるが一向にハルヒの顔は晴れない。そこに夏乃がやってきていう。「どーせ陽太のことでも考えてたんでしょ」「はぅっ!!」「図星ですか!?」「そんなあなたにいい報告です。次ある大会、管内に行くと……男子と会場が一緒です!!」!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!「えぇ、それマ
麻生みさ さん作 [406] -
汚染 88
『その人とはもう終わったよ』疑いはあるだけどもう聞かない貴方のその言葉を信じたい今は私だと不安そうに俯く私の頭をそっと撫でたこれでいいじゃないこれだけでせめて貴方の言葉を私にくれる優しさを信じよう隣の席にいた時はずっと気持ちを隠していたと貴方は言ったいつから私に対する想いが生まれたのだろう見上げる私の目を眺めて『今した目が好き』と言った照れ笑いをした私の『そうゆうとこも好き』と言った今日は沢山『
ふく さん作 [131] -
汚染 87
聞いてみたかったちゃんと聞いておきたかった臆病な私は捨てて耳に残したかった『一つだけ聞いてもいいですか?』そう言った後躊躇った『気になるから言えよ』と貴方が笑った溜め息を一つ着いて聞いた『私の事、好きですか?』今更何を言っているんだと言いた気な貴方の表情\r優しく微笑んで『大好きだよ』と言った欲張りになってまた聞いた貴方が前自分にない物を持っている人に惹かれると言っていたから『俺には無い寛容な心
ふく さん作 [111] -
ギャラクシーラリー47
美穂は遼一からのメールをドキドキしながら待った。10分待っても、20分待ってもリプライは無かった。ワタシ、ウザかったかなぁ…。はぁ、失敗。でも楽しかったなぁ…。まぁ、どうせ、何日かしたらレースで会えるんだし。今日の所は、これぐらいでいいか…。美穂は、自分が以前とは比べ物にならないほど、ポジティブになっているのに気付いていない。遼一と会う以前の美穂だったら、このシチュエーションには耐えられなかった
フェイ さん作 [380] -
45ページ
あなたに出逢わなきゃ きっとこんなに辛くなかった でもあなたに出逢えたから あやかわ愛する事の意味を 知る事が出来たんだよ…また 逢う日まで ばいばい
あやか さん作 [98] -
私の特効薬
正義感たっぷりの背筋とうなじ凛とした背中や私を時々悩ませるその笑顔たまに会話の中にあるlikeの好きをloveの方の好きに聞こえてどきっとする仕草一つ一つ思い出せば思い出すほど胸が苦しくて熱が出てきそうだよあ〜あこの症状に誰か薬を下さい私にしか見せないその甘えた声瞼を閉じた時のまつげの長さ格好つけて年上気取りの威張った会話も私を時々悩ませるその指先一つ一つなぞる度に熱に溺れてしまいそうだよあ〜あ
まる さん作 [384]