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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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夫の浮気8
まるでトランプゲームでJOKERを出した子供みたいに得意気だ。「あら、そうなの?」「はい、社長の子供を妊娠しました。」大声だ。「だから? そんなに興奮しないほうがいいんじゃない?」「情緒不安定になるんです。妊婦は情緒不安定になるって病院でもいわれました。奥さんだって妊娠したこたがあるならわかるでしょ?」「子供を授かって不安定になんかならないわよ。幸せなのにイライラするわけないじゃない」「貴女はそ
K子 さん作 [539] -
夫の浮気7
やっと彼女が出て来た。私は上から下までシゲシゲと夫の相手を見て言った。「こんにちはサワイシュコサン」「何ですかぁ?」「あらまぁ、随分なご挨拶ね。」両腕を組んで片足に体重をかけあごをツンと突き出し顔は私を見ようとしない。彼女は右足から左に体重移動した。ヘェ割ト オオキナ尻ネ。夫ノ好ミダワ。身長は私より少し低い。丸顔。爪先は不潔ではないが手入れしている様には見えない。ヘアカットは3ヶ月位まえかな?混
K子 さん作 [504] -
ごめんなさい…2
《11年前》私が15歳の時にはじめて妊娠した。彼がスキ…とか彼の子供だから生みたい…とかそうゆう感情ではなく子供が欲しかった…はじめての妊娠で生む決意をしていたが彼の母親が大反対で「検査だと言い知り合いの産婦人科でおろさせよう」「階段から突き落とす」とか…子供の心配ではなく自分の心配をしてしまいおろす事にした。妊娠6ヵ月…おろすのにはぎりぎりだった。陣痛促進剤を使いまだお腹から出してはいけない赤
ゆ さん作 [187] -
バーチャルラブ
平凡な主婦。狭く浅いゲーム好き。そんな主婦があるオンラインゲームで知り合った年下の男の子に惹かれてしまった…初めて出会った今までにいないタイプの男の子…まるでカミナリに打たれたような衝撃。そしてゲームの中だけでは満足出来ずに出会ってしまう…全て解っていた事…だけどもう、走りだした自分を止める事は出来なかった…今の生活に不満があるわけじゃない。ただ…惹かれてしまった…ただそれだけ…友達でいるはずだ
一流香 さん作 [181] -
制服時代?
時が止まるってこんな感じなのかと思うぐらい大倉の手は私の心をつかんではなさなかった。そしてつぶっていた目をあけ、真っ直ぐに私をみる。息を飲むのもやっとなくらい動けないでいた。「知夏、時間だぞ」久遠の声で我に返った。ん?知夏?呼びすて?でも声は久遠?「私、いかなきゃ」逃げるようにその場を立ち上がると、久遠が迎えにきた。なんだか怒ってる顔で大倉に対しては無視だった。「バイバイ、知夏ちゃん」大倉は笑っ
なぉ さん作 [352] -
奈央と出会えたから。<348>
たった今、目に涙を浮かべていた筈の森宮が、今度は何を言いたいのか、あたしの話題にすり替えた。『ねぇ‥‥君さぁ、小6で妊娠して、コドモを堕胎したんだってね?!でサ、その相手って、義理の父親なんだってね?!』な‥何‥‥?!何でそんなコト知ってるの?!森宮は、あたしに向かって更に話し続けた。『純情そうな顔して、やるコトやってるんだね?!僕と同じ匂いがする!!ねぇ、僕達気が合いそうだね?!奈央ちゃん♪』
麻呂 さん作 [618] -
奈央と出会えたから。<347>
森宮は、聖人に胸ぐらを掴まれたままの状態で、必死に自分の言い分は正しいのだと主張した。『その盛りのついた雌豚の相手をしているのが、盛りのついた猿同然のテメェだろうが?!森宮!!アァ?!』グググッッ―ー‐胸ぐらを掴んでいる聖人の手に力が加わり、森宮は更に高く突き上げられた。『く‥苦しいよ、北岡君‥‥は‥離して‥‥お‥お願い!!』森宮が涙目になりながら、聖人に訴える。『そうはいかねぇな。テメェが今ま
麻呂 さん作 [560] -
さよならから始めよう
君に出会ってから何年過ぎただろう。一番輝いていたあの頃君に出会ったあの頃。思い出は、少しずつ薄れていくね。君のこと忘れたくないのに、君のことあんなに愛していたのに。過ぎていく季節の中で、流れ行く時間の中で、君の全てが少しずつ消えていく。君の笑顔、君の声、君の香り、君の癖。そして君のぬくもり。さよならから始めよう。もう一度始めよう。君に出会うために私は何をすればいいんだろう。何もないまっさらな気持
まゆこ さん作 [167] -
好きと言えなくて…(7)
“ジリリリ、ジリリリ”八時にセットしていた目覚まし時計が動き始めた。僕は眠たい目をこすりながら重たく感じる身体を起こして目覚まし時計を止めた。大きなあくびをしてからもう一度、目をこすり、それから眠気眼のままトイレに入った。 今日は加奈の家でクリスマス会が行われる日だった。十時に加奈の家に集合する事になっていた。洗面所で顔を洗ってからキッチンへと足を向けた。キッチンでは、母親の“幸"が父親の
優風 さん作 [628] -
いちばん短いキス
君はおぼえてる?初めてキスしてくれた時のこと。帰り道、雪がやさしく降っていたあの日。名残惜しくて、駅に続く歩道橋で、何本も電車を見送りながら、たわいもない話しをしてたよね。君のポケットに手をつないで入れてたね最終電車がくるまであと少し、君は不意に抱き寄せて照れくさそうにキスしてくれたね。大好きだったよ。もう誰のことも好きになったりしない。君は私のきらきらだった。失ってから気づくなんて悲しいね。大
まゆこ さん作 [177]