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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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優しい悪魔とわがままな天使1
なぜか、気がつくと知らない所にいた。「気がつきましたか?」私の顔を覗き込むように綺麗な顔をした男の人がいた。「あなた、誰?」私はそう尋ねる。男の人は微笑んで言った。ミヤ「天使局長のミヤでございます。ラア様。大天使マリナ様がお呼びですので、最上階の大天使の間にご案内します。」ラア「ちょっと待って!天使!?なにを言っているの!?天使なんかいるわけないじゃん。」ミヤは驚いたような顔をした。まるで、私が天
ひびりんさん作 [340] -
『生きる』ということ。<11>
「「ごめんなさい!」」ここは病院。二人の目の前にはあの時の看護師さんと、聖の担当の医師が顔を見合わせている。羽琉達は、あのあと病院に帰り、今にあたる。「もう、こんな事しないって約束出来る?」「はい…。すみません。」「…帰りなさい。」 ‐ガラッ‐「失礼しました…。」二人は、ペコリと頭を下げると部屋から出た。「おーい!羽琉〜聖〜!」廊下を歩いていると、窓の外から聞き覚えのある声がした。「こっち来い
黒魔法 天使さん作 [425] -
『生きる』ということ。<10>
「な…何よ…」「なんで…聖を追いかけて来るの…?」「なんでって…そんなの当たり前でしょ!?家族なんだから…大切なんだから…!!」「じゃあ、なんでっ…なんで聖をずっと一人ぼっちにさせてたの!?聖が、どんな気持ちだったかわかる!?あなたは『仕事だから』って仕事のせいにして、ただ聖の病気から逃げてるだけじゃない!!聖は、こんなに小さな体でも一生懸命闘ってるのに…。大人なんて………大人なんて大っ嫌い!!」
黒魔法 天使さん作 [411] -
『生きる』ということ。<9>
あれから、何時間経ったんだろう…もう太陽は羽琉達の真上ぐらいまで来ている。いきなり羽琉が起き上がった。「そろそろ次、行こっか…」「うん。 次はどこ行くの…?」「う〜ん…図書館は…?私の行きたい所だけど…。」「いいよ。」聖も起き上がった。図書館まではバスで行った。「ひっろーい!!」聖は急いで口を塞ぐ。思わず叫んでしまうような広さだった。「本がいっぱい!」「本の海だね…」羽琉と聖は本を読みはじめた。「
黒魔法 天使さん作 [401] -
がんばったで賞 144 〜何も知らないカズヒロと、苦しみ続けるアキ〜
数日後、いつものようにカズヒロと一緒に歩く。アキは、迷惑を掛けないように、カズヒロの前では明るく振る舞った。『ねぇ、サッカーの練習はどう?』「バッチリだな!調子もいいし。」するとカズヒロは、「そっちはどうだ?」と聞いてきた。『皆気合い入りまくり!私も気合い十分!』ひとつも、暗い顔を見せなかった。「おぅ、そうか!」カズヒロが笑ってくれればいいんだ。アキの心が少し軽くなった。しばらく歩くと、カズヒロが
るー6さん作 [368] -
がんばったで賞 143 〜ヒロ、激怒〜
「で、どうしたの?」『私…サユに裏切られたの。』「えっ…サユちゃんに?」驚くのも無理はない。アキとサユは小さい頃からずっと仲が良かったのだから。『理由は…カズヒロが好き。その気持ちがまだあるから、アキとは仲良くできないって。』「酷いなぁ…サユちゃん。普通、アキちゃん本人に言わないよね…。」『うん…。あと、バレーの練習の時も、サユが手話で、キャプテンが話してる事を伝えてくれないから、私、指示どおりに
るー6さん作 [355] -
『生きる』ということ。<8>
「さぁ〜て…まずはここかな〜!」「ここって…学校!?」二人は中学校の校庭に立っていた。「そう。ほら、学校行きたいって言ってたじゃん? まあ、中学校だけどね…。」「でも、どうやって中に入るの?鍵掛かってるんじゃ…?」「大丈夫!一つだけ、鍵掛けてない窓見付けたから!」羽琉はVサインをした。「ここだよ。入ろう!」 ‐ガラッ‐何とか潜入完了!「わあ!ここが『学校』か〜!」聖は目をキラキラさせて言った。
黒魔法 天使さん作 [395] -
Love song
08. 翌日。私はいつもの待ち合わせ場所で2人を待っていた。 5分過ぎても、10分過ぎても2人は待ち合わせ場所に来ない。 ミクちゃんに電話をかけても留守番電話に繋がってしまう。 仕方なく私は1人で学校に向かった。 * 学校について、私は2人の下駄箱を見に行くと、そこには2人の外ばきが入っていた。 何だ、先に行ってたんだ。 早く2人に会いたい。 ねえ、2人なら私が転校するの反対してくれるよね? 「あ
玲唯さん作 [427] -
悪魔の天使 (32)
レクスが目を覚ましたのは、あれから二時間くらい後だった。リアはレクスが起きるまでの間、いつかと同じように移転させた魔法書を読んでいた。夢中になって読んでいたからか、あまり時間は感じない。逆に時間が早く感じた。「おはよう、って言うべきなのかしらね。」「今、何時?」レクスはまだ眠いのか、どこかボーッとしながら聞いた。そんなレクスに苦笑を浮かべながら答える。「えっとね、午後の一時くらいかしら。」「午後一
暁 沙那さん作 [320] -
『生きる』ということ。<7>
「アタシは…聖の母親の薫よ。」「聖の…お母さん!?」「あなたは…?」「は…はじめまして。秋山羽琉です…。」羽琉はペコリと頭を下げた。「羽琉ちゃんか…。 って聖!なんでそんなに元気なの!?倒れたんじゃないのっ!?」「倒れたって言っても、五日ぐらい前だよ!?」「な…なんだぁ〜…。聖が倒れたって聞いたから仕事切り上げて来たのに…」薫はへなへな〜とその場に座り込んだ。「お母さん…いつ、アメリカに帰るの…
黒魔法 天使さん作 [407]