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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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『生きる』ということ。<3>
「羽琉ちゃんは、何で自殺なんてしようとしてたの…?」「……別に…。あんたは何で私をここに連れて来たのよ…。」「だって…こんなキレイな景色を見ないで死んじゃうなんて、勿体ないでしょ?」「………あんた、いつもこの時間に、ここに居んの?」「まあ…大体、ね。」「こんな時間に家出たら、親、心配するんじゃない?」「ん〜…僕、親と会ってないんだ…。」「え……?」「あ…家出とかじゃないんだけど…。僕、病気でね、ず
黒魔法 天使さん作 [409] -
がんばったで賞 140 〜2人きり…!カズヒロの高鳴る気持ち〜
「それが出来たらいいんだけど、ユウタとの友情も壊したくないんだ。」『そうか…そうだよね…。』「中学からの友達でさ…一緒にサッカー頑張ってきたんだよね…。」カズヒロの困っている姿を見ると、放っておけない…。でもそれは、アキがいじめられている事実を、益々言いづらくさせていた。「まぁいいや。俺はアキへの気持ちは変わってない。アキは安心してくれ。」『…。』何も返すことが出来ないアキ。自分に腹が立った。そう
るー6さん作 [334] -
がんばったで賞 139 〜俺だってアキが好きだ…三角関係の始まり〜
それは、クラスマッチ6日前の出来事…。春の足音が聞こえてこない、凍てつく寒い日。波乱は始まった。「おい…どういうことだよ…。」するとアキは、ユウタを離した。ユウタもアキに任せるように離れる。「俺が…アキを好きだって事、分かっててやってるのか?」カズヒロの追及にユウタは頷く。そして口を開いた。「ずっと隠してきたけど、俺だってアキが好きだ。」「バカ言うなよ…。」カズヒロも友達上、ユウタの切実な想いを責
るー6さん作 [322] -
Love song
07. 「ただいま」 「おかえり。……マコ。話があるんだけど」 「うん。何?」 お母さんの後に続いてリビングに入ると、お母さんは静かにイスに座って、正面に座った私を見据えていた。 そしてお母さんの口から出た言葉に、私は唖然とした。 「……転、校?」 ピアノができる環境がもっと整った場所へ行った方がいい。 今住んでいるところからは遠くなるから、引っ越しするとお母さんが言った。 「私……転校したくない
玲唯さん作 [424] -
『生きる』ということ。<2>
「はいっ!着いたよ!」男の子は少女の腕を放した。「ここってー…ただの丘じゃないっ!」「あっち見てっ!」男の子は街の方を指差す。相変わらず、街は明るかった。「どう…?キレイでしょ」「別に……」少女は素っ気なく答える。「………………」男の子はまた考え込んだ。「じゃあ…ここに寝て!」「はあ!?なんでよっ!」「いーから、いーから!」「もう、何なのよ…!」少女は渋々、草の上に寝た。「…わあぁっ…!!」少女の
黒魔法 天使さん作 [411] -
『生きる』ということ。
少女は、夜の街に佇むビルの屋上に立っていた…もう、夜中の12時を過ぎたというのに、街は、昼間のように明るかった。そんな街を見つめながら、少女は思った…『こんな街……こんな汚れた街………』そして少女は、手摺りの向こうに立ち、一歩、前に踏み出そうとした時… ぐいっ!! 「っ!!?」 どさっ少女は屋上に叩きつけられた。 「いったぁ…」少女は手で腰をさすった。
黒魔法 天使さん作 [445] -
ウジウジ恋話<1>
出会いは中3。ほんの小さなきっかけで好きになった。話も合い、お互い音楽が好きだった。そして告白もせず、卒業。そしてなぜかバンドを組むことになった。これが高校1年の春。ここから、話は始まる。K高校、吹奏楽部の部室にて。「カナー!!次のバンド練習いつにする?」私の名前は<稲口カナ>高校に入って私は少人数の吹奏楽部に入部していた。小学生の時、トランペットを触っていたし、何より大好きな音楽をもっと学べると
Pipyさん作 [307] -
悪魔の天使 (26)
昔からそうだった。誰にも甘えれなくて、寂しかった。『あと一年待ってて。絶対迎えに行くから。』彼は優しい声音で、小さな子供にそうするように撫でた。『覚悟決めといてね?』不敵な笑みで『君は俺のもの。だから他の男のとこに行っちゃダメだよ?』あれからしばらくたった。「あの人どうしてるのかしら。」窓から外を見つめ呟く。「レクス様のことが心配ですか?」途端弾かれたように後ろを振り返る。「し…心配!?はっ!そう
暁 沙那さん作 [319] -
花火 1
ゆうちゃん、私本当はね、今でもゆうちゃんが大好きだよ?ごめんね一人にしてあたしも寂しかったよ?今度生まれ変わったらまたゆうちゃんと出逢いたい。その時は今度こそ2人で一緒に幸せになろうね
裕璃さん作 [395] -
さくら前線 26 〜バスケ部の先輩〜
温かい…優しい匂いがする…あれ…私…この匂いどこかでかいだことあるー…。桜 「あの…もう大丈夫です。ありがとうございました」? 「うん」私はその人から離れる。気づけば雨はやみ空に虹がかかっていた。? 「なぁ虹がかかってんぞ」桜 「本当だ。綺麗ですね」? 「だな。それとお前もう家に帰るのか?」桜 「はい」? 「そっか。また会えるといいな!」桜 「そうですね」そして私達はそれぞれの家に帰ることにした。
うるはさん作 [347]