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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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SLOW LOVE(25)
その日は結局エリに慰められ、タケ君がマサノブ君と一緒に帰った。夜、マサノブ君から電話があって「どうした?」と聞かれたけど、嫉妬した自分を知られるのが恥ずかしくて「なんでもないよ。気にしないで」としか言えなかった。その日以来、マサノブ君は前ほど積極的に休み時間に教室に来たり、話しかけてきたりしなくなった。私から隣の教室へ入る勇気もなくて、だんだん二人の間はぎこちなくなってきた。それでもたまに話すと
フラン子 さん作 [364] -
期間限定恋愛?
亜樹は、一也の助手席を開けた…第一印象は、若っ!背が高いなんてボーッとしてたら一也が「亜樹、寒いから乗ったら?」「あっ!!ごめんね、はじめまして♪」「どうも、ごめんね、約束より早く来て」「いいよ♪とりあえず、車移動した方がいいかな〜」「亜樹って、若いね〜」「ちょっと〜どんなん想像してたん?」「話しても声若いし、見た目も」亜樹は、ちょっと嬉しかった…でも一也は亜樹より、6コ下…恋愛対象じゃないなぁ
高橋 亜樹 さん作 [183] -
SLOW LOVE(24)
「ユキちゃん。帰ろう。」平井君が教室まで迎えにきてくれた。「あ、マサノブ君。ちょっと今から急に委員会の話し合いがあるらしくて…少し待っててもらえる?そんなに長くかからないと思う。」マサノブ君は「昇降口で待ってる」と言って教室を出ていった。周りの子たちがニヤニヤしながらこちらを見てる。恥ずかしいけどそれに気づかないフリをした。委員会が終わって昇降口へ向かった。階段を降りようとすると、下駄箱でマサノ
フラン子 さん作 [361] -
空と海 ?
「いくら親友同士でも、菜緒ちゃんが亡くなった今は、そうは行かないの!」 「分かったよ。でも、俺にはその気がないから、心配しないでくれ!そんな事をしたら菜緒に恨まれるよ!」 数日後海人は、富子の忠告を無視して、妙子の店を訪ねた。 「あらぁ矢口君、久し振り〜。元気そうね!ああ、ちょっと待ってね…。どうも有り難う御座いました」 1人の客が、会計を済ませて、出て行くところだった。 「さあ座って。空ちゃ
内田俊章 さん作 [402] -
寂しさ
君を選べなかった悩みに悩んで出した答え『もう会うのは辞めよう』息を呑んで君からの返事を待ったあっさりと頷いて『分かった』と君は笑った僕を好きでいてくれた事は分かっている楽しかったし自然と自分を出せた君には感謝しているだけど急いで近付きすぎた気がする物足りなかった訳ではないただ手の届かない存在に憧れる事もある君は見抜いていた『きっと上手く行くよ』と僕を励ます怒る事もなく咎める事もなく君は最後まで優
ふく さん作 [173] -
閉ざされた世界
唖然としたあなたが発した言葉に少し前から気付いていた態度が少しずつ変わっていった事も私もそんなに馬鹿ではない気付いていたはずなのにこの暗闇は何だろう瞬きも忘れる程の込み上げる感情あなたはそんなに器用ではない事は知っているだから私を手放した此処で取り乱してあなたにしがみついたってあなたを困らせるだけならばあなたが幸せになりたいと願うならば深呼吸を一つ冷静な態度を選ぶ『頑張って』と笑顔を造る本音は隠
ふく さん作 [154] -
LuckyNumber
どちらとの生活が幸せだったのか。そんなこと考えてる時点であたしは幸せになれない気がした。この先ずっとずっとずっと・・・高校三年の終わり頃、彼とは出会った。中学からの女友達ミルが同じ高校の同級生の男の子二人を誘って、四人でご飯に行くことになった。「どんな人くるの?」「一人は面白い人。もう一人は結構イケメンだよ。ユイ好みの、ユイ絶対好きなタイプだと思う!」「マジで?うっそどーしよう!」トイレで最後の
ユイ さん作 [106] -
涙のワケ。 ?
失う辛さ「奈緒!!」「…梨奈」「どこ言ってたの!?」「ごめん…」「…何かあったね」梨奈に気付かれても仕方ない。涙が溢れて止まんないんだから。「とりあえず、美貴は病院に連れてかれたよ」「そっか…」「ねぇ、どうしたの?」「……」「…美貴の気持ち、よく分かるわ」そう言うと、梨奈は歩き出した。「…なんで?」「だって、奈緒は何かあっても絶対言わないんだもん」そうだ。あたしは、何も言わない。相手に迷惑かけち
奈緒 さん作 [339] -
涙のワケ。 ?
疑い「…どした?」「弘樹さ、葵サンとやり直したら?」無理矢理、笑顔を作って弘樹に振り向いた。「え…?」弘樹は、笑顔が消えていた。「あたしのこと、好きじゃないなら無理に付き合わないで?」泣きそうな顔がバレてなかったら…いいな。「何言ってんの…?」弘樹の顔がどんどん引きつってくる。「あたしのこと、好きじゃないでしょ?」「好きだよ!!なんでそんなこと言うんだよ!!」怒るの当たり前だよね。だってあたし、
奈緒 さん作 [326] -
涙のワケ。 ?
殺意「あたしは、美貴を刺した男を…」「だからぁ、アンタのお友達を刺したのは弘樹なの」「え…」弘樹が刺すわけないじゃん。だって、優しくしてくれたし…あたしの友達だってことも分かってるよね…「んで、弘樹に頼んだのは三浦葵なの!」雅と言う人は、あたしを見下ろしながら泣きそうな顔をした。「なんで…」「そりゃ、アンタが邪魔だからよ?葵と弘樹の仲をアンタが邪魔したからよ」弘樹は…美貴を刺したの…?そんなわけ
奈緒 さん作 [358]