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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。

  • SLOW LOVE(14)

    春休みは結局ユキちゃんと会えなかった…。電話番号を原田エリに聞いてかけたらお母さんが出て塾に行ってていないわよと教えてくれた。俺があまりにしつこくかけてたからだろうが一度だけユキちゃんが忙しい合間をぬって電話してきてくれた。俺はいきなりで会話を用意してなくて、とりあえず電話をくれたことが嬉しいということを伝えた。春休みが終わり新学期が始まった。始業式の朝はドキドキしすぎてユキちゃんに会ったら何を
    フラン子 さん作 [407]
  • ○●純+粋な恋●?

    1-? 春の墓純は,ぼんやりともと来た道を歩いていた。女とのさっきの出来事が何度も思い出される。『また,この場所へ来ますか?』女は別れ際に呟いた。『あの,良かったら‥』思い切った様に女は言った。『また,私と会って下さいませんか?』女の顔は日が沈んでいて良く見えない。純は,自分に?と小首を傾げた。しかし,単純にまたこの心優しい女に会いたいと思ったので,『ええ,来ます。必ず。』と,答えた。答えを聞く
    沖田 穂波 さん作 [591]
  • ショート バス

    君の暮らしていた町バスが近づく思えばよくこのバスで君に逢いに行ったものだあの頃よく降りた停留所にバスが滑り込むふと目をやると そこにおなさい少女の手を引いた君がいた扉が開き 君と少女が乗り込んできた僕はなぜか君を見ることが出来ず 伏せ目がちで少女を見つめてた僕の二つ前に座り 楽しそうに会話する二人ボンヤリとその会話を聞き入っていた僕の耳に突然 降りる場所のアナウンスが飛び込んできた降りようと立ち
    こまやん さん作 [158]
  • さかなのはなし 2

    夏だというのにマヤの手は白くて冷たくて、保健医は顔をしかめた。足元も頼りないように見えたから肩を支えたのだが、控えめに拒絶された。男の保健医が女子高生に接するのはやはり難しい。「熱はないけど。気持ち悪いって具体的にどこが?」そう聞くと、マヤは一瞬、へその辺りに手を置き、すぐにその手を上げて胃を押さえた。「胃です」「胃が気持ち悪いんだ」保健医がマヤが最初に手を置いたへその辺りを見るので、マヤは胃で
    たる さん作 [213]
  • さかなのはなし 1

    強い吐き気にマヤは弱々しく手を上げた。白いチョークでマヤを指して、どうしたと先生が言った。熱心に黒板を見つめていたクラスメートたちもマヤを見る。「気分が悪いので保健室に行っていいですか」「まあダメだとは言えないからなあ」嫌味な言い方に何人かが小さな声で文句を言った。というのも、夏休みを前にして、トイレや保健室を理由に授業をさぼる生徒が増えてきたのだ。昨日も、授業中に廊下を歩いていたのが見つかって
    たる さん作 [234]
  • 出逢い別離は偶然or必然?

    人生とは出逢い別離の繰り返し。幾つもの偶然と云う名を借りて実は、出逢いも別離も必然であり運命なのではないかと。一生の内にどれ程の人と交差するのか?同じ時代に同じ時間を…偶然と云うには余りに不可思議。出逢いと別離の記憶一人の女性との…彼女と初めてあったのは3月のまだまだ寒い長野県だった。その頃の私はバツイチでそれなりに過ごしていた。仕事場が全国に支店があり、短期長期の出張もあり独身の私などは、会社
    タックン さん作 [131]
  • 「ゼロ」

    死のう……。 世の中にあるいくつもの悲しみは、僕には関係ない。僕は 今 悲しいんだ。僕は 僕で とても つらいんだ。もう 生きていけない。だから 死ぬ。もう 終わりたい。もう 生きたくない。最後の欲求は、「死」だ。これだけは、後悔のしようがない 欲望だ。一度きり。悔やむことも 満たされることも 余韻に浸ることもできない。「死」人生の一大イベントは、 とても暗く、静かで、虚しい。ろうそくの灯
    にしむら珈琲 さん作 [442]
  • 何歳(いくつ)になっても(14)

    第14話二人は、喫茶店へ向かって歩いたが、いつもと違い、言葉少なだった。純子は翔子に気を使い、翔子は翔子で(もし、本当だったらどうしょう?)と、気が気でなかった。喫茶店の向かいに、テラスのあるファミリーレストランがあって、二人は、そのテラスの隅の方の席に着いた。「あっ、お父さんだ!」4時過ぎに、俊章が喫茶店に入って行った。営業カバンを持ち、商談だ、休憩だと言っても、誰も疑わない格好である。その後
    内田俊章 さん作 [396]
  • 君は太陽 僕は月 4

    「みんなは?」涼が聞いた。 「いつもの場所で、お前が来るのをいまか、いまかと待ってるよ」 涼がライブをやると駅近くの居酒屋で打ち上げをするのが、いつしか恒例となっていた。 「じゃあ、急ごう」 その時である。二人の前に高校生ぐらいの少女が表れ声をかけてきた。 「あの、嵐田さん。いつもライブ観に来てます。今日も本当によかったです。よかったら、これ受け取って貰えますか」 少女は手に持っていた花束を涼
    キャロルの秘密 さん作 [806]
  • 君は太陽 僕は月 3

    「じゃあ、上田さん。また来月もよろしくお願いします」 「ああ、こちらこそよろしく頼むよ」 「僕はこれで失礼します。ありがとうございました」涼は今度は深々と頭を下げライブハウスの出口に向かった。 「涼、待ってたぜ」親友の小山隆司が出迎えた。 「ごめん、ごめん」 「謝る必要はないけど、やっぱり、お前の歌は最高たよ」隆司は親友であるが、このときばかりは涼が眩しく見えた。
    キャロルの秘密 さん作 [782]

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