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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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何歳(いくつ)になっても(13)
第13話賢介達が、キャッチボールを止めて近づいて来た。「お母さん、幸介君のお父さんが、来月からコーチをしてくれるんだって」「えっ、本当ですか?」翔子は、賢介の方を向いて言った。賢介は、目のやり場に困った様子で、視線をそらしながら「ええ…まあ…。出張も落ち着きそうで、監督からも『是非とも』と頼まれましてね」「そうですか、それは心強いですね!」「少しでも力になれればと思ってます」賢介と敬語で会話をす
内田俊章 さん作 [407] -
チョコバナナ
空は晴れていた。おとうちゃんとお母ちゃんはまた喧嘩して大きな声を出している耳を手で押さえて雲を見ていたら急に稲光が光った。こんなに晴れているのに また夕立のようだ『全く天も地も雷か』夕立がくると少し涼しいから嬉しいが あの雷にはまいってしまう。私な人生はまだ17年しかたってないが 不幸だと思う
なな さん作 [233] -
それは…
仕事から帰宅。何気なくつけたテレビから始まった。情報番組が映しだされた。「今メールからの恋愛がブームです」と司会者が言う。それと同時にサイトが紹介された。「試してみよかな」直ぐにアクセスする。先ずは、検索!!画面だけではわからない。あまり期待せず、取り敢えず私も登録してみた。翌日早速メールが届いた。同い年の男性からだった。早速メールに返信。同い年という事もあってか話が弾む。メールを重ね、半年経っ
アクア さん作 [432] -
○●純+粋な恋●?
1-? 春の墓『私も, 手伝いましょう。』純は,女の横に座り込んだ。女は思いがけないと言う顔でこの若い男を見た。男は既に腕捲りし,堀かけの穴を掘り始めている。『あの‥。』『何でしょう?』『‥どうして?』女は率直な疑問をぶつけた。若い男が見ず知らずの人を手伝うなど現代にして珍しい事だ。ましてやツバメのヒナの墓作りなど‥純は複雑な顔をした。『どうしてと言われて も‥ただ,お手伝いし たかったのです。
沖田 穂波 さん作 [630] -
SLOW LOVE(11)
月原ユキと付き合い始めて1週間しか経っていないのにもう明日から春休みだ。いつもなら春休み万歳!と喜ぶところだが、今回は休み期間に月原さんに会えるかどうか心配だ。月原さんのクラスのホームルームが終わるのを廊下で待っていると、他のクラスのやつらにジロジロ見られる。付き合い始めた次の日から俺はみんなのからかいの的になっている。月原さんが俺のクラスの前の廊下を通るだけでクラスのやつらがハヤし立てた。悪い
フラン子 さん作 [409] -
携帯
携帯電話…… 昔、仲良しだった友達。 昔、付き合っていた人。 あなたにはそんな消せない番号がありませんか? 今はもう繋がらない、意味のない番号… 久しぶりにメールしてみる。少しワクワクして送信!「宛先がみつかりません」自分のしたことに少し笑ってしまう。 でもそれよりも繋がるのに、今でも通じるのに、返事のないコトの方がもっと辛い。 携帯は、あたしにとっては宝物。 けど時には残酷。 今日も待ち続け
MOE さん作 [212] -
君
君はいつも肝心な所で何も言わないね。そんな性格の君に少し焦れったさを感じたよ。 だから必死に言わせようとする私… 会いたいとは言うのに、それ以上の事になると黙ってしまうから。 君はとても優しくて、一緒に居て居心地が良かった。君も私にそう言っていたね。 なのに「僕の所へおいで」とは言ってくれない… 「好き」とは言うのに言ってくれない… ハッキリしない性格!! だけど私は気付いた。私は君をわかってな
MOE さん作 [214] -
僕だけのベイビードール?
俺はなぜ教員の手を掴んでいるのだろうか…「わ…私っ…この学校の生徒になるんです…ほらっ…!」女の子は教員に学生証を押し出した。教員は驚きながら一歩後ろに下がり、舌打ちをして校舎の中に入っていった。すると女の子も頭を少し下げて校舎の中へと走っていった。「…けーいたくーん…?」紘希が啓太の顔を覗き込む。啓太はどこかを見ている。自分が望むのは平凡の毎日。なのになんであんな事をしたんだ…後で怒られるかも
ソラ さん作 [139] -
LOVE VOICE〜1〜
僕はコンパに参加 していた。来たくは なかったが、友達に強引に誘われ仕方なく。僕はずっと黙ったまま。 だが、あとの3人が 盛り上げていた。 「名前なんて言うの?」 僕の前に座っていた子が 聞いた。 「・・・・・望(のぞむ)です」「望くん、よろしく」 「あっ、はい・・・」「望くん無口なんだね」 「・・・・・・」 「仕事は何してるの?」 「歌手・・・です・・・」 「えっ!ホントに?」すると、他の男
むーんらいと。 さん作 [165] -
何歳(いくつ)になっても(12)
第12話翔子は目を覚ました。亜弥は、台所で目玉焼きを作り、隼人はトーストにバターを塗っていた。「お母さん、お早う!目が覚めた?」「お早う、亜弥、隼人!」そして振り向くと、俊章が食卓で新聞を広げていた。「お父さん、お早う。ごめんなさいね、朝帰りで」「たまには、良いさ!お母さんにとっては、20年振りのクラス会だ。皆、懐かしかっただろう!」「うん、皆オジサン、オバサンになってたわ!自分もだけどね」「ね
内田俊章 さん作 [378]