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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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悪魔の天使 (14)
「リア!」「…っ……!」「どうしたの、こんなところで……。」抱えられるように肩にまわされた手を、リアは払いのけた。リアはまだ温もりがある肩を抱き寄せるような仕草をした。明らかに警戒している。(見られた、か……。)レクスは一歩引くと一礼をして踵を返した。「…ディル……?」レクスの後ろ姿がディルと重なった。(あの後はどうなったのだろう……。)ルカの伝えようとしていたこととは何だったのだろうか。(きっと
暁 沙那さん作 [347] -
忘却
あたなのこと忘れたいよなかったことにするのは悲しいすぎるけどこんな思いするなら出会わなくてよかった最初は一途な自分に酔ってるって思ってた悲劇のヒロインである自分のことが好きなんだってって思ってたでも外を歩いたらあなたを探してあなたの車を探してただ自分を好きなだけならよかったのに忘却の機能がほしいあたしの頭の中コントロールできたらいいのに叶いもしないもう?度と隣で笑うことも許されないあなたが今でも大
ゆうきさん作 [337] -
悪魔の天使 (13)
満天の星空の下、そこにあった光景に青の瞳が揺れた。いつか見たことがあるような……。愛し合う者同士の一番分かりやすい行為。「…っ……!」目の前が一瞬暗くなる。「何…これ……。」色が戻ったとき、リアは自分の目を疑った。そこは違う世界。真昼のそこは色とりどりの花が咲き誇り、花弁に付いた水滴が輝いている。優しい光に導かれるようにリアは足を進めた。「ディル!」凛とした声がそこに響いた。「何?ルカ。」「やっと
暁 沙那さん作 [340] -
さくら前線 20 〜叶わない恋〜
桜の蕾が膨らみ始める頃彼は言った。「俺、桜が好きなんだ」元気でやんちゃで表情がコロコロ変わる私の幼馴染みは顔を赤く染めて揺るぎない瞳で私に言ったー…。桜 「豪待って!手首痛い!」隼人の病室から少し離れた階段の下。豪はやっと止まった。桜 「…豪?」豪は振り向くと同時に私を痛いぐらいに抱きしめた。桜 「やっ…やだ豪!離して!!」豪 「…あいつが好きなのか?」桜 「…え?」豪 「隼人が好きなのか?」桜
うるはさん作 [320] -
RIO-9
新しい制服を着る。今日は入学式だ!!中学はブレザーだったから初のセーラー服だ!!私は鏡の前で跳び跳ねる。「小学生か、お前は」毒舌なのはいとこの太田永輔君。「うるさいなー!」永輔君は学ランだ。「おはよー李将ーかわいいぞー!」将悟君が後ろから私に抱きつく。「ギャアアアアア!!」「馬鹿か、お前は」永輔君が将悟君のネクタイを引っ張る。「く…首が!!」永輔君がネクタイから手を離す。「永輔ーネクタイを正しく扱
メシアさん作 [341] -
RIO-8
ー高はS判定が出ていた。俺は自信に満ちあふれていた!この時まで、桜ノ牧将悟の番号───が…ない。そんな馬鹿な!?俺の番号がない!!!あっちで李将とお隣さんは笑っている。受かったんだ…俺、落ちた。なぜだ…。ははは…落ちた。滑り止めの私立行かなきゃ。李将が通ってたところへ…
メシアさん作 [310] -
RIO-7
受験が終わった。私はそれから学校に行ってない。まぁ、いっか♪今日は合格発表!お隣の秀護君と見に行くんだ!!「秀護君ーおはよー!」私は走っていく。「おはよ…」秀護君は暗い表情をしている。「どうしたの?」「俺、絶対落ちてるし〜まじ無理だ〜」「秀護君なら大丈夫だよ!」そう言いながら東ー高へ。東ーに着いた!あ、将悟君だ!!「李将〜」将悟君は卒業式が終わったら私の家に来るのだ!私と秀護君と将悟君がそろう。俺
メシアさん作 [318] -
RIO-6
もう学校なんて嫌だ。確かに転校はしたかった。でも自分で決めて中学受験して入学したから逃げたくはなかった。「だって、李将。学校の話しないし、楽しそうじゃないから…」お母さん、気づいていたか!私は今までの事を全部話した。お母さんはなるほどーって感じだ。そのあと、将悟君がリストカットのところを消毒してくれた。「俺、李将の通ってるとこ滑り止めなんだよなー東ー落ちたくないなー。」「あ、さらに」私と将悟君は何
メシアさん作 [325] -
RIO-5
「ただいまー!」家の玄関を開ける。「ただいまー!」将悟君も言う。「お帰り。あら、将悟大きくなったわね〜」お母さんだ。「お母さん!将悟君が兄妹てどういう事!?」お母さんはまーまーとか言って、居間でお菓子とかを出す。「さて、説明しますか!」「イエーイ!」お母さんね声に将悟君が合わせる。「将悟のお父さんが海外に出張です。というわけで、将悟をしばらく預かります。」「はぁ。」「やったな李将、朝から晩まで一緒
メシアさん作 [323] -
さくら前線 19 〜初めて誰かを愛した日〜
隼人の両親は隼人が8歳の時に離婚していた。隼人の母親は朝からお酒を飲んで些細な事でキレてはすぐに隼人にあたっていた…。学校の友達はそんなのに気づいていなかった。もちろん先生も…そのせいで隼人の性格は歪んだー…。髪を染めピアスをつけ学校も休みがちに。そして手当たり次第に女の子と付き合っては冷たく振る。その繰り返しだった…でも隼人は言う。私と出会ってから自分は変わったと。隼人 「今までの女の中で桜だけ
うるはさん作 [308]