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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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君の声、ボクの声
君は言った。「あなたは誰?」ボクは言った。「ボクはボク。」君は聞く。「何してるの?」答えるボク。 「わからない…」苛立つボク。君に聞く。「じゃあ君はどうなのさ。」君は言う。「私?私は私。あなたの前に立っている。」・・・答えになってるの?また、君はボクに問いかけた。「じゃあ、なぜ、あなたはあなた?」怒った、ボク。「ボクはボク。ここに、生きているから、ボクはボク。」少しの沈黙。君は言った。また言った
どないやねん さん作 [412] -
彼と私
今日、あなたの車に乗った。ただ、それだけの事なのに、とても幸せ。あたなは知らない。私のこの気持ち…、違う、知らないのではない。知らないふりをしている。
あめ さん作 [158] -
病院に行けば
僕は知っている。逃れられないことを。僕は知っている。これはどうしようもないことを。だけど、解らない。何故君は泣いているのかを。そして、僕のこの気持ちはなんだろう?『あ!そうだ。はい、亮ちゃんこれが今日学校で貰ったプリント。』『何度も言うが奈々香、僕にそれは必要ない。僕は学校に行かないからな。』『でも、折角持って来んだから一応目を通しておいてね。』『わかったよ。あとでちゃんと目を通しておくよ。』『
翡翠練磨 さん作 [135] -
たった一つの願い3
5人でいつもの場所で他愛ない話をしていると、『危険』を感じた。(今日もヤバそうだなぁ…)話を聞きながらそう思った。(カオス、状況を教えて?出来れば映像も)『御意、中心街で起きてるようだ。ざっとこんなもんだ』私の脳内に映像が映し出された。(やはりそうか…どうやら考えは当たったようだな…カオス、みんなに連絡して、今晩仕留める!と)『御意』これから危険に立ち向かうのだが…今は笑って話していよう…これが
まろ さん作 [101] -
指先の感触
あなたの背中を腕を顔を指でなぞるそれにあなたが少し嫌そうな表情をする少しくらい許してせめて指であなたを覚えていたい背中の温かさを腕の血管の位置までも顔の形をこうして居られるのも次は無いかもしれないからあなたの細部まで覚えていたいそう思うのはきっと私だけ寂しさは我慢するからこうする事しか出来ないからどうか許して記憶の中で生き続けるあなたに後何度触れる事が出来るだろう寝息を立てるあなたを見て悲しくな
ふく さん作 [166] -
ゴス☆ラバ?
その度に俺は抱きしめたくなった。遅い夜食を済ませ、少しテレビを見る。キョンは俺の肩に頭を乗せた。俺の顔のラインに沿って流れるキョンの髪、耳元で安らかな寝息が聞こえた。俺はキョンを起こさないように抱き抱えて布団に連れていった。俺も彼女もお互い疲れてるのは一緒だ。キョンが北海道に来てから殺風景な部屋が大分賑やかになった。ピアノはもちろん、楽譜や壁に架かっている何枚かの絵画、毎日芸術にふれることが出来
ソウキュウ さん作 [170] -
発熱
38度の熱の中意識が朦朧とするこんな時貴方がもっと恋しくなる視野も狭まる瞬きをするのもやっとで目を閉じた玄関のドアが開く音狭い部屋なのに何だか遠くに聞こえるやっとの思いで目を開けると貴方の顔が広がる心配をして駆け付けてくれたんだろう情けない表情にほっとする私の手をそっと握り『大丈夫?』と問い掛ける『大丈夫じゃない』と答えると貴方が小さく笑った力の無い私の手をずっと握っていてくれた外は寒かったのか
ふく さん作 [118] -
サンタさん
24日。一番会いたい日一番会いたくない日クリスマスプレゼントを持って現れたあなたは何を思い、何を考えているのでしょう。初めてもらった形あるもの。「2時間位探し回ったわー!」その一言が泣きたくなる程 嬉しくて泣きたくなる程 悲しくて思ってくれてる それは友達として。思われてる ってきっとわかってるよね?暗くても、なんでそんなに左薬指だけはっきりするんかなドリームキャッチャーに願うこ
まち さん作 [106] -
『クリスマス』
カリンがPrivate labelというブランドが好きな事は付き合い始めた頃から知っていた。だから俺はクリスマスにPrivate labelのプラチナリングをプレゼントした。右手薬指にリングを通してあげた後のカリンの嬉しそうな表情、それが俺にとって最高のクリスマスプレゼントだった。なのに…本当に見返りなんて求めて無かった。なのにカリンは『お返しに何をプレゼントしようかなぁ!?』と言い、考え始める
牧之原Z さん作 [92] -
時を感じて 『動く心』 (3)
高校生活も今日で二週間目に突入。まあ最初の頃よりは、皆クラスに馴染んできたのかなって感じ。二週間経った今でも、相変わらず恵梨は俺にずっと着いてくる。最近では登下校時まで俺のことを待ち伏せしてるみたいだし。あいつ、俺以外に友達いねぇのかな…。。七限目が終り、ホームルームが始まった。担任がつまらない話を長々と喋っている。「シュン」後ろから小声で恵梨に呼ばれた。「なに?」「今日も一緒に帰ろーね」「好き
tororo さん作 [99]