トップページ >> 恋愛の一覧
恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
-
刹那に想うは君への言葉Vol.3
「そしたら、言われちゃってさ・・・ホントに驚いたよ・・・」どうしてか語尾にさえ力が無い。一度だけこんな状態の由真を見た覚えがあった。それは昔、俺が怪我をしたときだ。それも相当な大怪我で一時は生死を彷徨った程の大惨事だった。その時の、俺がずっと眠り続けていて、起きた時に見たあの時の由真の瞳だった。「どうしたんだ?何か、お前・・」俺は、その時初めて由真が笑いながら泣いていることに気付いた。先ほどまで
雷導一樹 さん作 [451] -
刹那に想うは君への言葉Vol.2
「えっと、それは愛原から聞いたのか?」言葉を無理やりに引っ張り出したはいいものの言ってからまたしまったと思ったのは言うまでも無い。「そうだよぉ〜、どうして言ってくれなかったのかな?恋は親友だし、公浩とは幼馴染みでしょ?恋から聞かされたときは驚いたよ、ホントにどうして教えてくれなかったの?」先程と同様に唇を尖らせながら拗ねている事を表現しているのだろう。その姿に可愛いと思ってしまう俺は駄目なのだろ
雷導一樹 さん作 [426] -
刹那に想うは君への言葉Vol.1
その出会いは俺にとっては運命だったと言ってもいいだろう。それが恋だと気付いたのはいつだったろうか?彼女の事を知れば知るほど思いは強くなっていく。しかし、それを悟られてはいけなかった。誰にもばれてはいけなかったのだ。「まもなく2番線に電車が参ります。白線の内側までお下がり下さい」ホームに、聞きなれたアナウンスが流れると同時に、電車のブレーキ音が鳴り響く。いつもと変わらないこの景色にも見慣れたもので
雷導一樹 さん作 [463] -
16の差〜3時間30分〜
「手術の準備が、出来ました。」「じゃあ、始めよう。」「優美さん、何の匂いが、好きですか?」「イチゴの香りが、好き。」「イチゴの香りが、しますよ。」「ホントだ。」優美は、先生の声や看護婦さんの声てかが、うっすら消えてゆく。………‥‥‥…………‥‥浩輔が、帰って来た。優美の個室のドアが、開いてたから、他の看護婦さんに、聞いてみた。「あの、すみません。楠木優美って言う名前の人どこに、行ったか分かります
ミュウ さん作 [307] -
俺の好きなヤツ。僕の好きな人。3
授業が始まってから20分くらいたったのかな??俺は一度目をさまして時計を見る。そして、またうつ伏せにねる。恵(…科学か…わっかんねぇ…)そう思いながらまた寝る。すると…先『おい。鶴野。この答えは?』恵『あぁ??えっと…』先『これ、中学でならっただろ??』そう。問題は科学記号。問。水素の科学記号は??先『これ分かんねぇと残させるぞ…??』恵『わかります!!わかり…ます。』俺は教科書をひたすらめくる
雄李 さん作 [110] -
俺の好きなヤツ。僕の好きな人。2
───AM08:00直『早くしろよ〜!!』恵『うっせぇ!待てよ!!』直『…あー遅刻する!!』恵『できた!!行くぞ!!』俺と直樹は走る。でも直樹は野球部で足が速い。だからいつも俺は直樹に抜かされる。直『ちょっ恵璃おせーよ!!』恵『なっ…ぉきがはぇーんだよ…』息を切らしながら言う。直『しゃーねーなぁ… …ほら』手を差し出す直樹。今どき、男女で手をつなぐことは抵抗がいるもの。でも直樹は、笑顔で手をだす
雄李 さん作 [115] -
アイウタ。 ?
奈「離してよ!!?」拓「お前?どこのどぃつだょ?」拓もまぢギレ直前…?「俺?荒川裕也」奈「…裕也?」千「奈々、知ってるの?」裕「知らなかったらおかしぃよね♪」美「てか?奈々から離れて?」沙「美華…落ち着いて?」美「スマソ 爆発したww」千「まぁまぁ?」拓「奈々から離れろ…」奈「裕也、離してよ」裕「奈々がキスしてくれたら離してあげる♪」奈「いやっ!!」拓「奈々!!!」ダッ奈「いやああ!!」美「奈々
ミサキ さん作 [464] -
アイウタ。 ?
奈「うるさいってυ」拓《奈々ぁーー!!!」奈「!!!拓…?」美「ほらぁ、拓が来てほしいって☆」千「行ってきなよー」沙「千紗の言うとぉり☆拓ゎウチらぢゃなくて、奈々に来てほしいんだょ☆」奈「はぃ…////」タンタンタン…拓ってば何であたしを呼ぶのー??美華とか千紗でもいぃぢゃん…ガチャッ拓「奈々!!」奈「Σうげっυ松本&葭葉…υ」松「なんだ、石川か」葭「何してんだ!早く教室に戻りなさぃ?」奈「あの
ミサキ さん作 [470] -
保健室と、優しい痛み7
それから三ヶ月、先生だけを考えて生きた。次の三ヶ月は、愚かにも先生を忘れようとした。また次の三ヶ月、何もすることをやめて何も考えなくなった。すると次の三ヶ月で、一人の優しい誰かに会った。信じられないけど、信じたくないけど、あたしは、その人に…。恋を、してしまった。あたしは自分を憎んで、罵って、大嫌いになった。あんなに先生を好きだったのに。先生はこんなあたしに精一杯答えをくれたのに…。恋愛感情では
春歌 さん作 [601] -
保健室と、優しい痛み6
みんなが驚きざわつく中、あたしは目の前が真っ白になった。感じる前に心が麻痺して、周りの音が、景色が遠ざかる。何?今、校長先生は何て言ってた?よく聞こえなかった…。ーーーいや、違う。聞こうとしなかった。すると、思考能力が停止したあたしの頭にふっと自分が言った言葉が蘇る。『人間なんていつ死ぬかわからない』。それを思い出した途端、涙が溢れた。そう、あれはあたしが言った言葉じゃないか…。その時になってあ
春歌 さん作 [459]