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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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保健室と、優しい痛み
「…は?なんの…」「あたしがこういう気持ちでいたこと!」今度こそ大きく、彼のその普段は冷静な顔が大きく歪む。やっぱり…。そう、あなたは知ってたはずだ。あたしがあなたを見る目を、あなたと微かに触れるときのほのかな嬉しさを、喋るときの表情を。「なのに先生は今まで気付かない振りをしてきた…」いつからか先生はあたしと視線を合わせないようになった。避けるように一定の微妙な距離をおくようになった。二人共いつ
春歌 さん作 [441] -
汚染 ?
貴方が同僚と話す家庭の話聞こえない振りをしてただパソコンを見つめた聞きたくないなのに耳がそれを受け入れる貴方がふとした時に私に漏らした言葉が離れない『家を出たいな』溜め息混じりに吐いた言葉『突然どうしたんですか』と少し笑いながら答えた『色々あるんだよ』と貴方も笑う何処となく寂しそうで何処となく頼りない表情\r『何処か遠い処へ行ってしまいたいな』また一つ溜め息をついてパソコンに目を戻したそんな貴方
ふく さん作 [199] -
保健室と、優しい痛み2
「ねぇ、先生」「ん?」「…ーーーもし…」そこで自分にストップをかけた。ちょっと待って、あたし。よく考えて…。自分が今から生もうとしてる言葉の危うさに、危険さに、あたしの理性が働きかける。もしこの言葉を言ってしまったら…。「何?」「…あ、えと…」突然黙り込んだあたしに一瞬彼は何か言おうとしたけど、開きかけた口を閉じてまたあたしの答えを待つ。しばらくの沈黙の後。あたしは決心して口を開いた。「先生」「
春歌 さん作 [395] -
保健室と、優しい痛み。
「ねぇ先生、あたしあとどのくらい生きられるんかな?」「んー?生きる気があればどんだけでもじゃねーか?」「…ふぅん。そっか」保健室の先生はいつもあたしの些細でいて普通なら答えにつまりそうな質問を簡潔にあっさりと答える。「お前はまた、そういう質問をする」呆れた口調で先生は校内では禁止のはずのタバコを灰皿に押し付けた。あたしはベッドから起きる気にもなれず、足で蒲団をめくり上げると小さく呟く。「だって生
春歌 さん作 [459] -
汚染 ?
雨の中傘もささずに会社を出て行く貴方を見付けた急いで貴方の元へ駆け付たけれど貴方は私の存在に気付かずに走って行った貴方の背中が消えて行く名前を呼ぼうと息を吸って名前を呼べずに息を飲み込んだ傘を差し延べてあげたかったのに私一人の為に傘を開いた改めて貴方との距離を感じて寂しかった意識し始めたのはいつからだろう当たり前の様に私の左隣の席に有る存在たまにする世間話笑い合ったり冗談を言ったり貴方と話せる事
ふく さん作 [235] -
運命の線p5
新しい恋のきっかけは友達のシホだった。私とシホは中学は別の学校だった。休みの日、シホと2人で遊んだときのことだった。ファミレスでパフェを食べていたら、わたしたちの席に知らない男の子が近づいてきた。「シホじゃん!久しぶり。」シホと同じ中学の友達、巧斗(タクト)だった。わたしはなんかドキドキした。慌ててトイレに行ってメイクを直した。鏡に写る自分の顔は赤くなっていた。すぐに席に戻った。少しだけ話
ココ さん作 [106] -
君がいなくなったあと
この話は4年前の夏の事です。自分は都内を中心にドライバーをやっていて いろんな会社に集荷に行ってる中で、いつも行くのが楽しみにしてる会社があり、その受付の女の子と会える事が楽しみでした!その子はナナちゃんといい、いつも行くと荷物があるのに「ないよ〜!」とか からかわれたり、俺が来ると「ジュース飲も〜」って、俺に合わせて休憩したり、とにかく一緒にいると楽しい子でした!でもそんなある日、いつものよう
コージー さん作 [94] -
ヤキモチな野球少年?
俺は自分のベッドの上で泣いた。怒りと悔しさの涙だ。「…由紀」俺は今日初めて自分が由紀を好きだってことをしった。トントン微かなノックの音。きっと由紀だろう。「…友ごめんね」やっぱり由紀が好きだ。「…入れよ」ガチャ由紀が入ってきた。そして俺の隣にすわった。「友」「…んだよ」「ごめんね。」「…」「私は友が好きだよ」由紀がそういった瞬間、俺はもう由紀に抱きついていた。「…友」「いまさらかよ…」「友、ご
ゆう さん作 [338] -
-涙 恋-?
後藤 詩音!!(16) 高14月〜頑張ったかいがあって第一希望の高校にはいった-!!これからどんな青春があんだろう★私は1-1…。教室に入ると…。話しをかけられた。。。夢★はじめまして。私吉塚 夢!!よろしくおねがいします。あなたの名前は!??詩音★後藤 詩音でぇす!!よろしくね。夢★(笑)ぅん!!夢は 優しいメで背が私より全然大きいし顔は 可愛らしい…。スタイルバッチグーなコだなぁ…。先
詩音 さん作 [108] -
人殺しの恋?
しばらくして彼女は、何も語らない僕に飽きたのか、視線もくれずテレビを見ながらいくつか一方通行の話をし始めた。「なんで殺したの?」 「だれにでも悲しむ人はいるよ!」「他に方法はなかったの?」まるで壊れたラジオだ。その彼女がとばす電波は、僕の神経を逆なでした。カップをテーブルに叩き置くと彼女は肩を少しビクッとさせた。その勢いで半乾きのジャケットを持って玄関に向かってドカドカ歩きスニーカーを乱暴に履い
サカイ さん作 [357]