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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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キャロルの秘密 11
「一人暮し?」 恵子は思い切って尋ねた。 「うん。なんなら、今度くる?」 古賀は今度ではなく今夜と言いたかった。 それに対して恵子は、少し考えてから、いつかと答えた。 「じゃあ、今日は電話番号、聞いちゃおうかな」 「彼女に怒られるよ」 「彼女がいたら、とっくにここにいるはずだよ」 恵子は少し安心した。 「それより恵子ちゃんは?」 「私ですか、今はいないんだな」 「本当に?」 古賀は本気で尋ねた
キャロルの秘密 さん作 [796] -
キャロルの秘密 10
大生と聞いた恵子は、少しびっくりした。 「私、そんな飲めませんよ」 それを聞いた良介が言った。「いいから、いいから」 テーブルには冷えた大生ジョッキ七つが運ばれた。 「よし、じゃあ直也、お疲れ、乾杯!」 「乾杯!」 恵子は何かを決めたかのように口にジョッキを運んで目を瞑りながら最初の一口を飲んだ。 その姿を見た古賀は恵子の女らしさを感じた。 恵子は少しばかり頬を赤らめ隣に座る古賀に尋ねた。 「
キャロルの秘密 さん作 [787] -
なりたい者…眠り姫?
健輔は死んでいた。お棺の中の健輔…痩せた顔は青白い。病気と薬のせいで髪は一本もなくなっていた。でも間違いなく健輔だった。その姿を見た途端、その場に泣き崩れてしまった…佳奈が健輔のお父さん、お母さん…弟に友人ですと挨拶をした、そして明日のお葬式も伺いますと話し…その日は終わった。私は何も…言葉を初声なかった。今日は佳奈が泊まってくれる事になった。帰り道、コンビニでおにぎりとサラダを買って私の家に戻
Nipo さん作 [462] -
なりたい者…眠り姫?
一日中ソファの上で横になっていた。もう目は腫れて二重のまぶたが一重になって不細工になっていた。18時…佳奈が迎えに来た…黒いワンピース姿の私…喪服なんて持っていない。佳奈はちゃんとした喪服姿だ。佳奈の車で健輔の実家に向かった。車で1時間半くらいらしい。『悠里、大丈夫?こうちゃんには話ししてあるの?』佳奈の目も腫れている。そうとう泣き続けたんだろう…。『佳奈ごめんね。心配かけて…こうちゃんには今日
Nipo さん作 [425] -
なりたい者…眠り姫?
泣き疲れた子供の様にいつの間にか眠っていた…朝6時…こうちゃんからの昨日のメールを見た。『悠里?電話通じないけど大丈夫?』こうちゃんに電話をする。3コールでこうちゃんがでた…。『悠里?どーしたんだよ!?ずっと連絡とれないから…』こうちゃんの声が聞こえてきたら、また泣き出してしまった…。『おいっ!?なんだよ?家なんだよなっ?なんともないよな??』『……こうちゃん……健輔が死んじゃった…今日お通夜だ
Nipo さん作 [430] -
なりたい者…眠り姫?
『嫌ぁ…嫌だぁぁぁ!』ひどい大声で泣き叫んでしまった。『悠里、落ち着いて。ねっ…お願い…落ち着ついて。』佳奈も泣いていた。『悠里…昨日の夜だったんだって。健輔の友達から今日連絡もらって…悠里?』今ままで流したことのない勢いで涙が溢れてくる。呼吸ができない。『嘘だよ…佳奈…嘘でしょ?…健輔…だって昨日、健輔夢に出てきたよ…』と話しをして気付いた…別れだったんだ…最後だったんだ…あの夢が。背筋が寒く
Nipo さん作 [423] -
幸せ
あなたが1人でいるなら私がそばにいてあげる一緒に笑ってあげる一緒に泣いてあげる私の頭の中はあなたでいっぱい私を幸せにしてよ私はあなたを幸せする自信あるよ…だから私を忘れないでもう1度キスして…
ラムネ さん作 [118] -
なりたい者…眠り姫?
嫌な夢。その日は一日中イライラしていた。落ち着かなかった。こうちゃんからの電話にもでる気持ちになれなくて朝から携帯の電源を切ってしまった。お店の閉店後の靴の整理もする気になれず家に戻りすぐにベットで横になった。明日は定休日。お見舞いに行こう…早く明日になって欲しいと心、落ち着ちつかず…寝つけずにいた。零時…携帯の電源を入れてみた…こうちゃんからメールが一件、見る気になれない。…電話が鳴った。遅い
Nipo さん作 [421] -
なりたい…者眠り姫?
電話を一方的に切られて…電話を自分からかけることができなくなって10日。もうしばらくしたら電話しようかなぁ…と思っていた夜…健輔が夢に出てきた。別れた時会えなくて苦しい時、病気だと聞いた時も夢に健輔が登場したことは一度もなかった。夢……病院?!目の前にある小さな部屋に入ると、白い壁に大きな窓。部屋中暖かい日差しでいっぱいなっている。健輔が机の前に座って居る…私に気づくと…立ち上がり歩み寄って来る
Nipo さん作 [452] -
*Best friend* ?
「え…」「だからぁ。あんたたちが大嫌いなワケ。わかった?じゃーね?」タンタンタン…「美貴…遥じゃないね」「絵梨もそぅ思うよね」「遥は、薬やってるのよ」「苺先輩…」「あたしの先輩、瑞希さんから誘われたのよ」「苺先輩は…遥を止めなかったんですか?」「止められるわけないでしょう?」「どうして…?」「クス。あたしも薬やってるからよ」「…!!!」「苺先輩は遥のお姉さんでしょう!?」絵梨が怒鳴る。苺先輩のい
ミサキ さん作 [331]