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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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さくら前線 6 〜初授業〜
「…」桜 「…」「…」桜 「…」「…」太一 「だぁぁー!!また負けたぁー!!!」ミノル 「太一うるさいよぉ…子猫が怯えてる!」隼人 「ミノルも黙れ…マンガに集中できねぇ」豪 「大空もうるせぇよ。俺の好きな曲に雑音入れんじゃねぇ!」隼人 「んだとぉ?てめぇーの好きな曲なんか知らねぇよ!調子に乗んな真崎ぃ!!」また隼人くんと豪の喧嘩が始まった。ミノルくんは校内に子猫を連れ込んで授業放棄。太一くんは先生
うるはさん作 [299] -
おにいちゃん、これおしえて?
「……あれ?」がらり。教室の扉を開け、中へ入ると、わたしはみんなの様子がいつもと違う事に気が付いた。「ねぇねぇ、何かあったの?」わたしは、自分の席に荷物を置くと、後ろの席の田中さんにそう訊いた。「……転入生が来るらしい」ぼそりと田中さんはそう答えた。「転入生?また?」「……うん」こくり。田中さんは頷いた。「……こら、何をやってる!全員、早く席につけ!」すると、担任の左藤先生が怒鳴りながら教室に入っ
misatoさん作 [497] -
記憶
大好きだった一緒に過ごす日が幸せじゃないと気づいたのはいつ?過去も記憶も全部消えたらいいのに今でも目を閉じたら思い出すあなたの声も頭を撫でるおっきな手も優しい笑顔も全部あたしの足枷になるあなたが本当はあたしを好きじゃなかった記憶さえすべて綺麗に消し去ってあたしにあなたを忘れられる勇気と自信をください
ゆうきさん作 [361] -
さくら前線 5 〜真崎 豪〜
桜 「なんで隼人くんがいるの!?」隼人 「なんでって…なんでだよ…」桜 「しかも同じクラス…最悪だ…」隼人 「あぁ?俺だってお前みたいな奴なんかと同じクラスなんて最悪だし」桜 「なにそれ!! 遊園地のときは顔を少し赤く染めて可愛かったのに!そもそもお前お前って私は…」隼人 「『五十嵐 桜』だろ?」桜 「なんで知ってるの?」隼人 「だってクラス分け表に書いてあるし」桜 「そっか!そっちは『大空 隼人
うるはさん作 [295] -
おにいちゃん、これおしえて?
「――――っ?!」ばっ、とわたしは身を起こした。「今のは……夢?」わたしは、今さっきまで見ていた夢の内容を思い出す。――少女と少年が草原を駆け回っていた。何だか、夢にしてはちょっとリアルだった。果たしてあれは、ただの夢?あの少女は――わたしの小さい頃にそっくりだった。いっくんと呼ばれた少年は、四つ葉のクローバーの約束の男の子に、とてもよく似ていた。「あれが……いっくん……」いっくんこと郁とそーくん
misatoさん作 [485] -
おにいちゃん、これおしえて?
Part five # 転入生 #今では中々見られない、のどかな草原。風が吹き、草や木がさあさあと音をたてて揺れている。『いっくーん!はやく、こっちこっち!』その草原を、二人の子供が駆け回っていた。一人は少年、一人は少女だ。『まってよお、はーちゃあん』いっくんと呼ばれた少年が、少女の名を呼ぶ。鬼ごっこでもしているのだろうか、少女が逃げ、少年がそれを追いかけている。『はやくはやくーっ』少女が少年を呼
misatoさん作 [421] -
がんばったで賞 126 〜…カズヒロ…強がらないでよ…るー6おすすめ〜
アキはそう思っていた。しかしカズヒロは、「でもさ…助けるのはこれが最後だ。」『…最後?』「アキ、ろう学校へ転校だろ?」…迷っていた現実を、示してくれた。『うん。』「つらい事があっても、俺の力なしで乗り越えるんだ。」…厳しいことを、言った。『…分かった。』私の事…好きなのに…。「アキがそっちで笑顔だと、俺も笑顔になる。もちろんサユや、ヒロ、ユウタだって。」それは、カズヒロが強がっているのを、必死に隠
るー6さん作 [328] -
さくら前線 4 〜別れは出会い〜
どのくらいの時間がたったのだろう…空はオレンジ色の夕焼けだった…私の頭の下には柔らかい枕があった。二度寝しようと寝返りをうとうとしたとき隼人 「起きてんだったらさっさと起きろよ」桜 「ん?」上を向いたら隼人くんが私の顔を覗き込むように見ていた。この柔らかい枕は隼人くんの太ももだっらしい…桜 「わっ!出たぁー!」隼人 「うるせぇーよ。てかお前重い…」隼人くんに強制的に立たされて桜 「そっ…そんなに重
うるはさん作 [286] -
奈央と出会えたから。<432>
涙が出そうになるのをごまかす様に、あたしはテーブルの上の年賀状に手を伸ばした。『あっ、聖人から来てる。去年は来なかったのに。』――あけましておめでとさん。モチ食い過ぎてハラこわすなよ。今年もよろしく!!――ぷぷっ。汚い字。『聖人君から年賀状届いてよかったわね。』母は、にこにこしながらあたしの顔を見る。『今年は年賀状ちょうだいねって言ってたの。あは‥‥本当に書いてくれたんだ‥‥。』嬉しかった。聖人っ
麻呂さん作 [581] -
奈央と出会えたから。<431>
* * * * * * お正月の朝は、あたしは結構好きだ。得に元旦の朝は。新しい年の始まりだから、新鮮な気持ちになれる。そんな気がして。『奈央。起きてるの?いつまで寝てるの、もうお昼よ。年賀状届いてるわよ。』階下で母の声がする。この声を聞いた途端、いつもと変わり無く、今年も繰り返される毎日に、ふと気付かされる。『はぁい。もう起きてるわよ。』本当は今起きたばかりだケド。階下を下りて行くトキ、ぷぅんと
麻呂さん作 [498]