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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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今日と言う日が変わるその時まで 9
あの時の…あの時の川霜くんの顔が忘れられないー…。女子を睨み付けてた目が…私はどこかの路地で止まっていた。…怖い。もう学校に行きたくない。今、頭の中には『死ぬ』ことしか出てこないー…。川霜くんは今は学校にいる…もう邪魔する人はどこにもいない。これでもう楽になれる…私は家に帰った。…カッターを持って…親はいつも夜遅くに帰ってくる。川霜くんが気づかせてくれたこの『気持ち』繋ぎ止めてくれたこの『命』今ま
うるはさん作 [281] -
今日と言う日が変わるその時まで 8
それから数日後。私は屋上にいた。自殺するためじゃない。この場所は私にとって勇気を与えてくれる場所だ。あっ…川霜くんだ。今、登校してきたんだ。遅いなぁ〜もう昼だぞ?私も教室に戻ろう。教室の入り口で川霜くんが立っていた。「ねぇ、何やってんの?」川霜くんの顔を覗き込むように見てみた。すると……川霜くんは女子達を睨み付けてた。その目線の先には……私の机があったー…。机には『死ね』『もう学校に来るな』『聖也
うるはさん作 [294] -
今日と言う日が変わるその時まで 7
「ねぇ〜聖也くんどこから来たのぉ〜?」「次、移動教室だけど場所分かる〜?何なら私達と一緒に行こう?」「聖也ぁ〜私とも話そうよ〜」…みんないつも以上に甘ったるい声で川霜くんに話しかけてる。「あっ!一つ言い忘れてた!あそこに地味な子いるでしょ?あの子には近づいちゃダメだからね?」「そーだよ?近くに行っただけでも吐き気がしちゃうからぁ〜」うっ…早速私の悪口?居心地が悪くて教室を出ようと立ち上がった。そし
うるはさん作 [301] -
がんばったで賞 124 〜これ以上近づくな〜
その頃カズヒロは、電車に乗っていた。一刻も早くアキを救いたい。それだけの気持ちを胸に。アキは、ユミが経営しているキャバクラで、早速働かされていた。「大人ね。ドレス着ると、17歳とは思えない。」ユミに認めてもらったアキ。アキは今すぐ出ていきたい気持ちで一杯だった。「何も考えずに仕事しなさい。すべては私の店のため…。頑張るのよ。」『…。』アキは、強引に店内へ連れていかれた。タクヤは、その光景を見て笑っ
るー6さん作 [378] -
今日と言う日が変わるその時まで 6
「ちゃんと自分の気持ち言えたな」あいつは私の本当の気持ちに気づかせてくれた。でも、あいつが誰なのかよくわからなかった。今日は教室が騒がしい。もうすぐHRの時間だ。「今日はみんなに紹介したい人がいる。もう入ってきていいぞ」ガラガラ。教室のドアが開く。私の心臓が一つ大きくはね上がっる。あいつは……「川霜 聖也です。」屋上で出会った…… あいつだー…。…よくよく思い出せばあの時……『俺は川霜 聖也だ。明
うるはさん作 [297] -
今日と言う日が変わるその時まで 5
「やっ…放してっ!」「なに言ってんだよ。死にてぇーんだろ?」「……」言い返せなかった。「…だ」でも…「あ?」でもやっぱり…「まだ…まだ死にたくない! 生きてあの子達と仲良くしたい!!」「…」「…ふっ…うぅ…」私はその場に泣き崩れた。そんな私を見てあいつは「なんだ。ちゃんと自分の気持ち言えたじゃんか。」私の頭に手を置いてニカッと笑う。「…子供扱いしないでよ」「まだ子供だろ?」「…」「んじゃ俺、帰るわ
うるはさん作 [301] -
今日と言う日が変わるその時まで 4
その人は見かけない顔だった。「…誰?」「先に質問したのは俺だ。お前はここで何してる?」「べっ…別にアンタには関係ないでしょっ」「……自殺か?」私の体は一瞬硬直した。「は? アンタなに言って…」「泣いてんのに自殺か?」その時私が涙を流していた事に気づいた。「そんなに死にたいならここから突き落としてやんよ」ダンッ!!鉄柵に強く叩きつけられ肩に激痛がはしった。それは本当に突き落としそうな勢いだったー…。
うるはさん作 [307] -
今日と言う日が変わるその時まで 3
私は鉄柵に手をかけた…身を乗り出し目をつぶる。いつの間にか私は涙を流していた…私は決意し飛び降りようとした。その時…「何してんだ?」私は驚いて振り返った。見かけない顔だった。
うるはさん作 [303] -
ここから!
「私と……付き合って」俺は耳を疑った。ぽかんとする俺に目の前の少女はムッとしたように言った。「聞こえなかった?私と付き合いなさい」待て待て。落ち着け俺よ。数分前に俺は目の前の少女、柏田 愛兎(Kasiwada Aito)に体育館裏に来いとか言われたからもしかしたらとは思ったが……だって愛兎とはまだ出会って間もないワケだしつか入学三日目で告白するか普通?「聞ーこーえーなーいーのー?」「き……聞こえて
P&Pさん作 [264] -
今日と言う日が変わるその時まで 2
「うぅ…ひっく…ふっ…」今日は頭から水をかけられた…教科書も上履きもカバンも全部ボロボロだ…私自身の心もー…。こんなの…死んだほうがマシだ。どうせなら私をいじめてる子達の前で死のう…昼休み屋上の真下に私をいじめてる子達がいた。目の前で死んだ私を見てどんな反応をするだろう…私は鉄柵に手をかけた…
うるはさん作 [282]