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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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奈央と出会えたから。<247>
『シフォンケーキの味がする。』『‥‥‥‥。』思わず絶句。そ‥そんなの、当たり前じゃん。聖人の――何時ものクールな、その顔で言われたら、あたし――その言葉、どう受け止めればいいの?!『‥‥って感想じゃ‥‥‥ダメ?!』少し傾けた顔から、その切れ長の瞳の視線は、あたしに向けられる。『‥‥‥ダ‥‥ダメって 訳じゃ無いケド‥‥‥。それって感想になってないよ。』一生懸命作ったから、もっと喜んでくれると思った
麻呂 さん作 [582] -
別れてやる。
嫌いだ。大嫌いだ。嘘は言わないと約束させる。何でも言い合えるといいね、って言う。だから、愛しいと思った時は優しくした。煩わしい時は冷たくした。ら、君の事がわからない、だと?わかれ。彼女の事くらい。わからなくても逃げるなよ。彼女だぞ?こっちがアンタの意味不明の発言を、どれだけ我慢してると思ってるんだ。何でデートの内容に、前日になってケチつけるんだ。キッチリ予定通りに動くの苦手って言ってたくせに、何
ケィ。 さん作 [427] -
僕と彼女の92日 2
「あっ、書けました。」まぁ、どこの店に行っても書かされるシートだ、個人情報云々の下りはまぁ、気にせずに普通に書いた。「本日は、どちらのコースに致しますか?」可愛いい店員…雰囲気的に店長?が営業スマイルで笑いかけてくる。「おすすめは何ですか?」僕は以前美容師をしていただけあってマッサージにはちょっと五月蝿いがここは隠しておこう。「男性ですと…ヘッドスパが人気ですよ」またしても可愛いい営業スマイルを
ホランドひろし さん作 [110] -
desteny?
「早く行かねぇと、遅刻だぞ。」淳は、私を追い抜いて、校舎の中へ吸い込まれる様に、消えて行った。私は、暫くその場に立ち尽していた。明日からは、こうやって、毎日、淳とも逢え無くなる・・・。胸の熱い物と共に、涙が込み上げて来た。いきなり、後ろから肩をポンと叩かれた。麗華だった。「おはようっ!いよいよ、今日は卒業式だねぇ・・・。香里、淳に彼女が出来たの、聞いた?」愕然とした―\r寝耳に水だった。淳は、
meeco さん作 [429] -
アリガト
誰よりも近くにいて誰よりも親身になってくれた君へねぇいつも言いたいことがあったんだ少しの間、聞いててくれる?笑わないでねあたしは君のことが好きだよ優しくて、可愛くて、でもかっこよくて聞いててくれてアリガトまた一緒に帰ろうね
aya さん作 [85] -
yubikiri-1-
約束が嫌いだった。大好きな人とたくさんしていたから。約束果たせないまま、離れていったから。「約束したのに」って思い出ばかりに気をとられて、自分が前に進まなかったから、約束することをやめた。彼と別れてから半年。一生片思いを誓った私は、彼に彼女が出来たことで、その決心が脆くも崩れていた。初めの2ヶ月で新しい道を進んだ。実習の迎えに来てもらって、そのままデート。年上だったからか、少し大人な感じだった。
リエ さん作 [116] -
あなたのためにできること
僕の人生が始まって25年が過ぎた頃、どうしようもない孤独感に襲われて生きているのが辛かった… 平凡なサラリーマンをしている僕の周りの友人達が、おそらく人生で1番楽しい時間を過ごしている頃、内気で地味な僕はいつも一人だった。 そんな自分を変えたくて、僕は会社を辞めた。理由は女の子にモテたかったから、ただ、それだけの理由で、僕にとってとても眩しかった世界に飛び込んだ、そして一年後、なんとか僕は一端
たろう さん作 [108] -
゚○A kidnapping○゚ *1
石油の高騰、物価高、株価の暴落、総理大臣の交代、殺人事件、自殺者の増加…数えきれない程の話題が飛び交い、日本はいつでも大忙し。例えばあたしが死んじゃっても、日本の人々の目はあたしになんかに向かない。「それどころじゃないのよ。」最近の母の口癖。そりゃそうだ。父のご機嫌とりに夕飯の準備、もうすぐ二歳になる弟の世話…あたしなんかに構ってられないよね。テストで学年一位をとっても、「それどころじゃない」あ
百嘉 さん作 [85] -
湖畔【5】
駿はまるで佑子に気付いる素振りは見えない。覚えていないのだろうか? 「おい、佑子」 「えっ、何?」不意に健治に声を掛けられ慌てて返事をする。 「明日の休みなんだけどさ…」 「うん…」 少し健治は申し訳なさそうに 「こいつの引っ越し一緒に手伝ってほしいんだけど…」 「えっ?」 「いいよ、健治。大した荷物でもないし、俺一人でも大丈夫だから」 駿が口を挟む。 「それに明日は久々の休みだろう」 そ
りみ さん作 [75] -
初恋-夏のかけら-
昔と何一つ変わらない場所。いろんな思い出がある。かくれんぼ、お昼寝、宿題、歌も歌って、泣いて、笑って…私達は境内階段に腰をおろした。彼が急に話しだした「オレらが初めてキスした場所だな」「えっ…あっ雨宿りして」雨宿りしていて止まない雨に私が泣き出して…「小さかったしな、キスとか思わなかったけど…」「けど?」彼がまっすぐ私を見る。「あの頃から、ずっと守っていこうって思ってたよ」まっすぐな言葉に涙が出
直 さん作 [126]