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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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奈央と出会えたから。<232>
だから、あたしはそのまま話し続けた。『そ、それで‥‥最近になって1度、息苦しくなったコトがあって、そのトキは、それで治まったんだケド‥‥。さっき、ミズホさんと一緒にチョコを作ってたトキ‥‥。また、息苦しくなって‥‥。それが、段々酷くなってきて‥‥。あたし、もしかしたら死ぬんじゃないかって思う位の息苦しさで‥‥。ミズホさんが、ビニール袋をあたしの口元に当ててくれて‥‥‥そ、それで‥‥何とか呼吸は落
麻呂 さん作 [595] -
奈央と出会えたから。<231>
* * * * * *ピンポーン。玄関のチャイムが鳴った。『はやっっ!!奈央ちゃん、聖人が来たみたいよ!!チョコ、此処に隠しておくわね!!』ミズホさんが、ラッピングされたチョコを隠してくれた。よかった。ちょうど、チョコを作り終えて、後片付けが済んだ所だったから。『はぁい。』あたしが、玄関先に出ると、そこには、あたしの大好きなヒトが立っていた。『“はぁい”じゃねぇよ‥‥奈央が‥‥具合悪いって‥‥ミ
麻呂 さん作 [572] -
慟哭…(2)
清志は隣の妻の目を盗んでケータイを開いた。“会いたい。でも…。もうどうしていいかわかんないの”勢いよくケータイを閉じる。もやっとした気持ちとむずがゆい気持ち。(ここはシカトだ。明日まで引っ張ろう)ケータイは充電器にセットされて、赤い点滅を見せている。「ねぇ…」いつの間にかテレビを見ていた妻が後ろに来ていた。「ん?!」「ん?!じゃないわよ。そろそろ来そうなの。その前に…」清志は最後まで言わせないよ
清太郎 さん作 [131] -
桜の木とともに 本編?
私たちは同じ中学に上がり、小学校では同じクラスになれなかったが、初めて同じクラスでとても嬉しく思っていた。「大和君と同じクラスだから安心した」と言っていた桜は、小学生の頃とは違った雰囲気で、私の隣りを歩いていた。私自身、小学生の頃に比べると、少しずつ背も伸びており、最初は桜と同じだった背も、今では私が見下ろす状態になっている。それでも、身長の話はしなかった。昔の頃と同じ関係を保ちながらも、大人に
キョウスケ さん作 [257] -
恋時夕日
-同窓会終了後-「羽美ちゃん!!」そう私を呼んで手をひっぱったのは…-静香だった。「あ…静香…。久しぶり…」「元気ないじゃーん。笑ってた方が可愛いよ!」「そ…かな…?」すっごい気まづい…私、静香とはやっぱり…「あのさぁ-」私の緊張をとくような大きな声で静香は話しはじめた「ケイのことだけどっやっぱりケイは私を選んでくれたじゃん?だから羽美ちゃんといるよりも私といれて幸せだったんじゃないかなって思う
プチ さん作 [129] -
蛇女
【崩壊】まず、娘「K菜」に私たち、夫婦が離婚することを打ち明けた。娘は、帰宅後に宿題が習慣だった。母の発言など予測不可能。私は、いつもと変わりなく、日常会話を装い淡々と、彼女に打ち明けた。娘は…聞こえているはずなのに私の発言を完全にシカトまるで、私が彼にシカトされてるのと同じようなシカトだった。「聞こえてるよ。デモ…聞かない、聞こえない」私には、そう思えた。そして彼の心に私はいない。カレノココ
くぃぃん さん作 [117] -
昔の恋、今の幸せ
今年、31歳になる私。 今は平凡だけど幸せな日々を送っている。だけど、最近、毎日の様に夢を見る…だから幸せだけど気になる昔の彼…何で毎日の様に私の夢に?……何かあった?私が、気になるのはきっと彼に負い目があるから。彼の名前は、信一。信ちゃんって呼んでたなぁ…信ちゃんと出会ったのは、小学五年生の頃。「俺の事、好きなら…付き合ってくれな!」ぶっきらぼうに私にくれた手紙…大切に、大切に名札の裏に入れて
カズナ さん作 [143] -
夜の帳
私は結婚してから 君のことを何度も頭に浮かべた君の大切さが初めてわかった何度も浮かべては ぐちゃぐちゃに束ねて消える『おまえを受け止める自信ある』って言う言葉今更のように殴り書きする頭の隅もう引き返せないのだ悔しくて 情けなくて涙するわたしには あなたが必要だったんだ今更 愛されたいと願っても もう遅い守るべきものを犠牲にできないとてつもなく辛い現実を受け入れることができないでいるそして今では
サクラ さん作 [879] -
あの人との宝物
私は生井笑美子(ナマイエミコ)。現在21歳だ。昔大手企業に勤めていたが、3年目で会社を辞めた。上司の嫌がらせに耐えられなくなりやめた。そして彼氏の塚越豊(ツカコシユタカ)と同棲中だ。私の親の反対を押し切って同棲を始めた。豊はとても優しくて子どもが大好きな人である。仕事は保育士をしている。私はこんな豊に出会えて幸せだと感じる今日この頃。 親の反対を押し切って暮らしているが、2人ともとても幸せに暮ら
かぁ さん作 [356] -
白い栞
あの時の僕はどれほど長い時間見つめていたのだろうか。僕は彼女に一目惚れしていまった。図書館に来ていた僕は隣の棚で本を熱心に呼んでいた彼女を食い入るように見ていた。ありきたりだがこれが僕と彼女との出会いだった。彼女が初めて僕の事を知ったのはその日から二週間後だった。正しく言うと僕を意識し始めたのが二週間後だった。彼女は僕が彼女を知るずっと前から僕の事を知っていた。彼女と出会う一ヶ月前僕はいつものよ
ゆうすけ さん作 [509]