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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
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マイナス×マイナス 8
「なるほど、これが答えか。」ヨージは学校で出された数学の宿題を実穂に教えてもらっていた。「ヨージくんてば、結局私がほとんど解いたみたいになっちゃったじゃない。」「ほんとだ。これで終わりか。」二人は笑い合った。「は〜、ヨージくんといると弟が出来たみたいで楽しいな。」「俺も、優しいアネキが欲しいです。俺、一人っ子なんで。」「私も。…似てるね、私たち。」じっとヨージと見つめ合う時間は何とも不思議なもの
輪廻 さん作 [157] -
マイナス×マイナス 7
シャワーを借りてしまったが、ヨージの忠告通り着替えが無かった。「一応、俺のサイズ小さめの服を出してみたんですけど、どうですか?」(ウソ…。これで小さめ?おっきいなぁ、今時の高校生は。)「うん…なんとか良いかも!」もちろん半袖だというのに実穂のヒジの下まで袖がきていたのでヨージもさすがに笑った。「ブカブカじゃないですか、買ってきましょうか?」「とんでもないです!ここまでしてくれて…わがまま過ぎます
輪廻 さん作 [160] -
マイナス×マイナス 6
誰かに慰めてもらうのも久し振りだった。いや、全て久し振りだった。誰かに温かいココアを淹れてもらったのも。こんなに長い時間誰かと話していたのも。人に触れたのも。寒気が実穂を襲った。このまま帰れば二度とヨージには会えないだろう。そしていつかは誰ともダンスの話をしなくなり、ダンスに明け暮れた日々も忘れ、ダンス仲間がいたことも忘れ…。実穂はヨージの胸にすがって、必死に言葉を絞り出した。「帰り……たく……
輪廻 さん作 [163] -
マイナス×マイナス 5
そして話題はヨージのダンスサークルの問題になった。「メンバーが足りないかー…でもアテはあるの?」地元の中規模大会にエントリーしたいが、人数が足りなかった。高校生限定なので、メンバー集めは難しかった。「全然ダメです。ミホさんくらい踊れる人がいたら…。」「ありがとう。そっかぁ、大変なんだね。」人から久し振りに誉められ、実穂は笑顔を隠しきれなかった。「ミホさん帰らなくて大丈夫ですか?良かったら送ってい
輪廻 さん作 [181] -
君の姿をさがして
明日、風になっても 星になってもいいように ‐茜雲‐「いつか…またあえるよね…その時まで…待ってるからね…」と、今僕は言われている『うん』と適当な返事をかまし、校舎裏から逃げ出した 明日、この御殿場の地をさるので、中学2年生の僕と僕の彼女は別れるのが普通である。なんとなくそうするしかないような気がした3月24日太陽がさんさんと大地を照らし、篭れ日が新芽にひかりを与え、クラス
小林 さん作 [179] -
僕の執事?
今日は、お久しぶりに和泉沢様がいらっしゃいましたが、何かあったのですか?フツーに遊びに来ただけだよ、どうしてそんな事聞くの。いいえ。何もございません。悠紀様、どうしてそんな哀しそうな顔をなさるのです。心配事でもおありですか?私がお傍にいますよ、ご安心下さい。と言って僕を引き寄せ、抱きしめた‥。僕は、潤んだ瞳で直を誘った。いけませんね、私にそんな顔を見せて‥どうにかしたくなるでしょ。と直の細く綺麗
水無瀬玲奈 さん作 [300] -
GIRL'STalk
海外ドラマに影響されて、Japaneseから、違う人種になろうとする私がでてきた。何がそうさせたのか、一枚面の皮がはなれた。元々オープン、積極的、気にしない性格の私。最近もっとグレードアップした。感情に従って生きることをもっと楽しもうと思う。一年前大好きだった彼氏に振られた。それから一年間これといった彼氏はできていないが、2人の男とはSexしてる。。。ちなみに、今はいない。軽い女と言われたくない
NY さん作 [181] -
僕の執事?
悠紀様、お帰りなさいませ。友達が着てるんだ。こんにちわ!これは和泉沢様、お久しぶりでございます。そうだね、相変わらず綺麗だね。ありがとうございます。それでは、暫くしましたら、お部屋の方にお茶をお持ちします。不意に、隆志が直の手を掴んだ。貴方が持って来てくれるんですか?いえ、真理子さんがお持ちしますよ。と優しく微笑みながら、そっと手を放した。直は、席を外した。隆志、どうしたの?直さんに用事?僕はさ
水無瀬玲奈 さん作 [455] -
信じたい―再会?―
結城が近寄ってきた。その距離がかなり近い。「俺ら‥なんで別れたか‥知ってるか?」知るわけないしと思った結衣。「知らない‥」「親にな‥やったことがばれたんだよ。それで、そうゆう女とは付き合うなって言われて‥俺はそうゆう女じゃないって言ったんだけど」「そっか」「だから…」結衣は何が言いたいんだ?と思った。いきなり、昔の話したから複雑な心境になった。「何?」「だから‥その、俺ら付き合わない?」結衣は頭
ぱいん さん作 [469] -
信じたい―再会?―
「ここでよくない?」駐車場のコンクリートに座って、勉強することになった。結衣は頷いた。「どこがわからんの?」「ここ…」「どれどれ」意外なことに気づいた。結城は左利き。「結城‥左利きなの?」今まで字を書いたとこ見たことがないから、気づかなかった。「そうだよ、今さら気づいたのかよ」「悪い?」「べつに」「早く教えて」「こうやって‥こうやって‥わかった?」「わかった」結城は勉強の教え方が上手だった。「一
ぱいん さん作 [455]