トップページ >> 恋愛の一覧
恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。
-
恋、二度(ふたたび) 136
タクシーには、女性陣と男性陣に別れて乗った。 タクシーの中で香緒里が、 「さっき悟志さんに何を言われてたん?」 と聞かれた。 「私の発作の原因と対策…」 「へぇ…なんて言われたん?」 私は掻い摘まんで、香緒里に説明した。 「短時間でよくわかるね…」 「涼平くんもわかるんじゃないの?」 「涼平が…どうして?」 「二人とも元プレイボーイだから、女の気持ち見抜くの得意なんじゃない」 香緒里は首をかし
よしゆき さん作 [133] -
恋、二度(ふたたび) 135
「それが出来へんから、発作が出るんやないか…」 夏希くんが悟志さんに言う事は、もっともやと思うけど… 「そら、当たり前やないか。後は真愛ちゃんが、どれだけ意識改革できるかや」 悟志さんの言う事もわかるけど… 「すぐにできたら、聖人君子かロボットや。だから、焦らんでいいんやで。ただ真愛ちゃんに覚えておいて欲しいのは、俺達全員が真愛ちゃんに、普通の生活ができる様になって欲しいって、願っているって
よしゆき さん作 [131] -
恋、二度(ふたたび) 134
「夏希、へそ曲げるなよ。仮に俺と二人きりでも同じ事になるよ」 取り繕う様に、悟志さんが夏希くんをなだめていた。 「続けろよ…」 夏希くん、まだむくれてて可愛いい… 「つまり今は、六人で途切れる事無く話してたやろ…」 「うん…」 「だから不安に思う暇が無かった。でも二人だと、真愛ちゃんもおとなしいから、話が途切れる時がある…」 「うん…」 「そんな時に、誰かに見られてる、なんて考えてしまうんじゃ
よしゆき さん作 [184] -
恋、二度(ふたたび) 133
悟志さんの言う通り、みんなで話していたら、あっと言う間に宝塚に着いていた。 「真愛、怖くなかったか?」 夏希くんが電車を降りる時、私の側に来て聞いてきた。 「うん…怖くなかった…でも…どうしてかな…」 言われてみれば… 「みんなで楽しく話してたからや」 それで怖さを感じる間もなかったから…? 「俺は、真愛ちゃんが怖がる訳わかった気がするなぁ」 タクシーを待ちながら、悟志さんが言った。 「どうい
よしゆき さん作 [152] -
恋、二度(ふたたび) 132
「どういう意味なん…?」 悟志さんだけが事情が分からずに、不思議そうに尋ねた。 「料理でしょ、着付でしょ、今言った和裁でしょ…まさか洋裁もできるん?」 香緒里が指折り数えながら尋ねた。 「ううん…やった事ない…」 「なんかできそうやな…」 香緒里の一言にみんな笑った。 「お茶にお華、それに日舞…」 夏希くんが香緒里の後を継いで言った。 「日舞って…真愛、隠してたん?そんなん初めて聞いたわ…」
よしゆき さん作 [149] -
恋、二度(ふたたび) 131
「彼女の振袖姿は、大人っぽくて綺麗だよな」 「高校の時から知ってるけど、真愛ちゃんがこんなに綺麗になるとは思わんかったよ、なぁ夏希…」 「涼平はこの前からこればっかしや…」 「相変わらずやなぁ、涼平らしいわ…」 「うるせぇ」 夏希くん達は楽しそうに笑っていた。 「真愛ちゃんって、振袖いったい何枚持ってるの?」 涼平さんが突然聞いてきた。 「えっ…全部で五枚だけど…どうして…?」 「毎回違うの着
よしゆき さん作 [148] -
伝わらない
同じ誕生日の彼女がいた。運命なんだろうか。だけど二人は運命だと信じていた。しかし、出会いがあれば別れはあるものだろうか。彼女と別れてしまった…事の発端は俺の就職先が県外になった事だった。だけど俺は素直に別れきらなかった。彼女と結婚すると決めていたし、他の男に奪われたくない。別れてからどれほど彼女の存在が大きいか、もっと知った。彼女とは一年4ヶ月というまだまだこれからだという時期だった。でもやっぱ
ジェ さん作 [166] -
アカデミーラストナイト 第1章 始まり4
―放課後「さてと、帰るか。」空はさっさと帰る準備をして教室を出ようとしていた。「そ・・・空待って」帰ろうとしていた時愛に呼び止められた。「どうした、愛?何か用でもあるのか?」「あ、あのね、あ・・・明日の遠足の事なんだけど・・・」「ん?遠足の事でなんだ?」「明日・・・わ・・・私と一緒に・・・」「お〜い空、一緒に帰ろうぜ。」ちょうど愛と話しているときに正太に呼ばれた。「ちょっと待っててくれ後で行くか
芙蓉 稟 さん作 [342] -
虹かけ晴れる日の前に 3
5月12日俺は初めて大学に行った。行く気はなかったが、友達の健太に無理矢理誘われて仕方なく…もう学校に行ったって…一生笑うことなんてできないから…。健太「てか翔、マジでずっと学校行かないつもりだったの?」翔「…わかんねぇ」健太「…まぁ俺もお前の立場なら行かないかもなっ…」翔「……」俺達と一緒の一年生は、一ヶ月でもう友達と共に楽しんでいた。健太「お前が来てないこの時期に、皆サークルや部活とかで
神様の親戚 さん作 [392] -
初恋愛?
とりあえず、簡単な自己紹介をし、お友達の証として正木が握手しろと言い、照れながら握手した。休み時間も残り少なかったため、挨拶をし自分の教室に戻った。戻る途中、真理が言った。「さっきの三人、全校集会でこっち見ていた三人だよ。やっぱり、あの時あんたのこと見ていたんだ」私には全校集会の三人の顔が、全く記憶になかった。でも…悪い気はしなかった。そして一つ心配があった。次会った時に、顔を見て気付くことがで
ゆう さん作 [233]