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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。

  • 恋、二度(ふたたび) 105

    「私、小さい時からお祖母ちゃん子でね、お祖母ちゃんも私を可愛いがってくれて、色々な事を教えてもらったわ…」 「真愛ってさぁ、ひょっとして良いとこのお嬢さんなん?」 「まさか…父は普通のサラリーマンよ…」 「良かった…」 胸を撫で下ろすような言い方で、夏希くんは溜息をついた。 「私ね、三歳の時から日舞を習ってたの…それでね、将来役に立つからって、お祖母ちゃんが着付を教えてくれたの…独りで着物を着
    よしゆき さん作 [169]
  • 恋、二度(ふたたび) 104

    十時を過ぎて、涼平さんと香緒里は帰っていった。 「なんか急に静かになったね」 私は食器を洗いながら夏希くんに話しかけた。 「ほんまあの二人は、嵐みたいやもんな」 テーブルに肘をついて両手で顎を支えた姿勢で、夏希くんが私を見つめながら応えた。 「どうしたのぼう〜っとして?」 昨日からあまり寝てないから、疲れたのかな… 「真愛…寂しくないか?」 「夏希くんがいるから寂しくないよ」 「いやそうじゃ
    よしゆき さん作 [135]
  • 恋、二度(ふたたび) 103

    「真愛ちゃん何で振袖やめたん?」 私がコーヒーを配っていると、涼平さんが聞いてきた。 「だって重いし、肩凝るもん…」 「夏希がっかりしてるで」「がっかりしてるんは涼平やろ。真愛の振袖姿見て、綺麗や…可愛いわ…惜しい事したわ…って言うとったもん」 「涼平!そんなスケベな事言ってるんか!」 香緒里は涼平さんを叩き始めた。涼平さんは私達に助けを請うていた。 「自業自得や」 香緒里が勝ち誇ったように言
    よしゆき さん作 [122]
  • 恋、二度(ふたたび) 102

    私達が帰ると、二人はすでに起きていて、テレビを見ながら何かを話していた。 私達が部屋に入ると、二人はわざと話題を変えたようだった。 「夏希くん、ビール持ってこようか?」 「コーヒーの方がいいんやけどなぁ」 涼平さんもコーヒーがいいって… コーヒーを煎れながら私は香緒里に、 「何の話、してるんやろ?」 と聞いた。 「あの話のやめ方は、スケベな話やな」 「そうなんだ…」 「きっと真愛と寝た時の話
    よしゆき さん作 [145]
  • 恋、二度(ふたたび) 101

    「ねぇ、真愛…いま幸せ?」 突然、香緒里が尋ねた。 「どうして?」 「私達の画策で付き合うようになったでしょう。本当にこれで良かったのかなって思って…」 「二人には感謝してるわよ。だって初恋の人なのよ。夏希くんは…」 「そうじゃなくて…」 「大丈夫。わたし今とっても幸せよ…だって、彼の優しさが私に勇気をくれるから…彼に再会してなかったら、きっといつまでも変わることができないと思うよ」 「真愛、
    よしゆき さん作 [195]
  • 切ない気持ち第3話

    なぜか君の事をいつも探してしまうこんな所にはいないのにね君は今遠くに行って何をしているのかな?僕はここに居るよ君を必ず守って見せるからだから君の笑顔をもう一度見せてくれないかな?色々伝えたい事強くなった僕を見てくれるかな?遠くに居る君へ毎日手紙書いています忘れられないあの頃にもう一度戻れたらいいのに…
    とっぴー さん作 [717]
  • 無駄な恋…2

    それからも、なにも知らないふりして、遊んでた… それでも楽しかったから… 一緒に寝たこともあったくらい、仲が良くなってた。カラオケになんか行くときなんて、心臓が、ドキドキで詰まってた。 でも問題点もあった… いつも、そばにいるのは、姉だった。楽しそうに笑う二人をずっと見るのは、辛かった… でも、誰にでも優しい彼を見て、笑えた… ゲームも一緒にやった。 DVDも一緒に見た。一緒にご飯もだべた。が、
    さん作 [163]
  • 無駄な恋…1

    私は、かな… 六年生… かなは、ある日出会った、それは、自分の求めていた、理想の相手…出会ったきっかけは、姉の知り合いだという事だった。初めて会って、数日後、いつしか、その人しか見えなくなっていた。いつも来るたんびに、楽しく遊んでた…だかかなは、知った…知った姉も同じ人を好きだったということを…そして、一度は、その理想の人は、姉に告白をしていた…だか 実際、付き合ってなかった。その時、かなは、不
    さん作 [239]
  • 奈央と出会えたから。<178>

    『サトル君!!』キッチンからその様子に気付いたあたしは、思わず叫んだ。『おい。大丈夫か?!サトル?!奈央。水持って来い!!』一番近くにいた聖人が、サトル君の側に駆け寄る。『サトル!!死んじゃいやあ〜〜!!』ミズホさんが半ベソをかいている。『しっ。大丈夫だから。』聖人はサトル君の背後に回り、様子を伺っている。『ゲホッ‥ゲホッ‥‥‥み、水‥‥!!』サトル君が水をくれと聖人に訴える。『ほらよ、水。全く
    麻呂 さん作 [607]
  • 奈央と出会えたから。<177>

    * * * * * *夜も更けて――そろそろクリスマスパーティーもお開きかなって時間がやって来た。聖人とミズホさんとあたしは三人掛けのソファーに座り、それぞれくつろいでいた。サトル君は、パーティーも後半に近付いてから、目覚めたから、出遅れてしまい、オードブルやお寿司にチキン、ピザにケーキをむさぼりつく様に食べていた。『もう9時かぁ。そろそろお開きにする???』不意に、テレビのクリスマス特番を見て
    麻呂 さん作 [608]

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