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恋愛の携帯小説に含まれる記事が22370件見つかりました。

  • 恋、二度(ふたたび) 88

    「なんや夏希。お前いつの間にそんなことしてんねん」 涼平さんは夏希くんの背中を思い切りはたいた。 「しばらく見ないうちに…なんか吹っ切れた、って感じがするわ…」 その一言で、私にも何故涼平さんと話すのが怖くないのか理解した気がした。 夏希くんに全てを話して、彼に常に優しく接してもらって、そして結ばれた事が、リハビリになっているのだろう。私はそこまで考えると、夏希くんに急に甘えたくなった。 「
    よしゆき さん作 [153]
  • 恋、二度(ふたたび) 87

    「何でお前ここにおんねん」 「真愛まさか最初から私達のこと騙してたん」 涼平さんと香緒里は交互に私達に詰め寄った。 「ごめんごめん。まさかほんまに引っ掛かると、思わんかったんや」 「怒らんといて。いつも香緒里達がしてることをしただけよ」 私達はまた笑い転げた。 年明けまでまだ時間があるので、少し飲むことにした。 「真愛ちゃん、普通に喋ってるやん」 「男の人の前やのに、いつもと変わらへん…」
    よしゆき さん作 [126]
  • 恋、二度(ふたたび) 86

    『もうすぐ着くよ。用意できてるか』 という香緒里からのメールが届いた。まだ十一時前だった。 『もう少しやから、部屋の中で待ってて、鍵開けとくから』 私と夏希くんは、悪戯の総仕上げにかかった。 夏希くんが隣りの部屋の照明をナツメ球だけにして、そこに潜んだ。 そして私はもう一つの部屋で用意をしてる振りをして、二人が来るのを待っていた。 程なく、 「ただいま。真愛、迎えに来たよぉ」 「お邪魔します
    よしゆき さん作 [143]
  • 恋、二度(ふたたび) 85

    程なくして、夏希くんの携帯に私と香緒里と一緒に行くと帰ってきた。 私の方にも、涼平さんと十一時過ぎに迎えに行くと返ってきた。私達は、二人に殴られるかななどといいながら大笑いしていた。 時計を見ると九時を過ぎていたので、私はシャワーを浴びに行った。 私は髪を乾かしている時、夏希くんを驚かすいいことを思いついた。それを実行に移すべく私は和箪笥を開けた。 少し苦戦しながらも、無事着付けると私は居
    よしゆき さん作 [190]
  • 恋、二度(ふたたび) 84

    肉と野菜の炒めものと鮭のムニエル、それに年越し蕎麦という適当な献立だけど、夏希くんは美味しい 、美味しい、言いながら全部食べてくれた。 食器を洗い終えて、居間にもどると、夏希くんは床に座り、ソファーに凭れながらビール片手に紅白を見ていた。私はビールを二本持っていき彼の横に座った。 談笑し、ビールを飲みながら紅白を見ていたら、夏希くんの携帯にメールが入った。 涼平さんから今から行くから初詣
    よしゆき さん作 [141]
  • 恋、二度(ふたたび) 83

    しばらくして、夏希くんからメールが届いた。 『もう着くよ』 と。 私が返信しようとしたら、チャイムがなった。 私はびっくりしながら玄関に近付いて、覗き穴からみると、たくさんの飲み物が入っているビニール袋を提げた、夏希くんが立っていた。 慌てて扉を開けると、私は彼を招き入れた。彼と会うのは、あれ以来だった… 彼は袋を置くと私と抱き合って、ちょっと躊躇したが、唇にキスをしてきた。私も積極的に彼の
    よしゆき さん作 [149]
  • 恋、二度(ふたたび) 82

    『夕方には行ける』 と夏希くんからメールが入ったのがお昼前だった。 私は部屋の掃除を終わらせて、買い物に出かける準備をしていた。 『早くきてね。待ってるよ』 と返信して、私は家を出た。 家の近くのスーパーマーケットは、正月用の買い物に来ている家族連れで一杯で、店は活気に満ち溢れていた。 去年までなら、一人で過ごしていて、そんなに買い物もしなかったから、夕方だいぶ人が減ってから行ってたので、
    よしゆき さん作 [135]
  • 恋、二度(ふたたび) 81

    夏希くんの優しさが、私の身体の震えを和らげていった。 「私ね、正真正銘の処女よ…」 彼は慌てて身体を放した。 「いやや、離さんといて…」 私は彼にしがみついた。 「真愛がびっくりすること言うから…」 「今なら私…あなたに抱かれても…きっと怖くない…」 「真愛…そんな無理にすることない…」 まだ何か言おうとするのを私は遮って、 「私が好きなら…私、あなたが好きだから…あなたが欲しい…」 「
    よしゆき さん作 [158]
  • 恋、二度(ふたたび) 80

    一時過ぎまで、色んな話しをしていた。翌日‐もう今日だけど‐は二人とも仕事なので寝ることにした。夏希くんが先にシャワーを浴びに行っている間に。 私の隣りに布団を敷いた。少し大胆に布団はくっつけておいた。出てきた夏希くんは、慌てて布団を離しながら言った 「俺はソファでいいよ」 「だめ、わたしが心細いんだから…そばにいて」 「わかったからシャワー浴びておいで。出てくるまで起きてるから」 「うん…」私
    よしゆき さん作 [153]
  • 恋、二度(ふたたび) 79

    「真愛…今日泊まったらあかんか?」 「えっ…別にかまわないけど…」 「もう少し真愛と飲みたくなってきた」 私もあんな話しをした後なので、少し心細くて、今日はずっと夏希くんに居て欲しかったから、とても嬉しかった。 「でもなんにもないよ」 「そこのコンビニまで、一緒に買いに行ったらええやん」 「そうね、じゃあ顔を洗ってくる」 私は洗面所で顔を洗い、鏡を見たら目が腫れていたので、簡単に化粧をした。
    よしゆき さん作 [142]

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