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ミステリの携帯小説に含まれる記事が2060件見つかりました。
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易しい夜明け ?
奈良駅についた。本部に戻り、話しを聞く。検死官に つれられて遺体と対面した。 私が着いた時には現場検証が始まり、遺体は移動され、青いビニールシートに張られていた。 遺体を見て 思わず吐き気がした。 植山が桂 明美だと断定出来ない理由が分かったからだ。 遺体は バラバラだった。顔は ぐちゃぐちゃになるまで殴打されている。指の指紋は焼かれている。髪の毛は 剃られている様だ。これじゃ解剖しよ
TAMAKI さん作 [423] -
易しい夜明け ?
私は直ぐさま神奈川へ向かう事にした!その時、めったに鳴らない携帯が鳴った。 「どこいるんですかー!他殺死体が見つかりましたよ!早く戻ってきて下さい。先輩が捜してる桂 明美かも知れないんですよ!」 植山の声が響いた。 まさか 桂 明美が殺された?慌てて岐阜羽島駅に向かった。
TAMAKI さん作 [414] -
易しい夜明け ?
【山本静子の証言】私は 過去を思い出しながら聞いてみた。 「静子さんは さっきストーカーされていたのは事実だと言われましたが、なぜ彼女が悩んでいた事を知ったのですか?」静子は また その話しかと言わんばかりに ため息をつき、 「だから、私は由美ちゃんが母親に話してたのを、母親が私に言ってきただけ。だから直接は知らない。」…… 「なるほど、他に何か聞いてませんか?何でも良いです。」…… 「ん
TAMAKI さん作 [453] -
易しい夜明け ?
私は直ぐさま 例の写真を持ち、桂 明美と会った。……… 写真を見せると明美はビックリした後、私に しがみついてきた。 心が翻弄された。必ず守ると約束をし 離れた。 あやうく抱きしもそうになったじゃないか、こんな親父は相手にされないだろう。なんて思いながら、 ハイツを後にした。 それから パトロール強化をしたが しばらくしてから 桂 明美から手紙が届いた。 《大変お世話になりました
TAMAKI さん作 [449] -
易しい夜明け ?
何も手掛かりはない。 途方にくれていた時だった。 写真班の森山が撮った一枚の写真を私に見せてきた。 その瞬間 背筋が凍りついた。 その写真は ハイツを斜めから撮ったものである、ちょうど ハイツの横側は路地があり ミラーが取り付けられている。 まぎれもなく そいつはミラーに写りこんでいた。 直ぐさま 写真の拡大と調べが行われた。 しかし そいつは 警察がうろついて いたのを
TAMAKI さん作 [434] -
易しい夜明け ?
五枚目…………………… 全てを読み終わったが、ワープロ文字で ただ明美に対しての服の感想だとか 褒めちぎる様な内容だけであった? もう一度聞いた。 「えーと、誰か心辺りは?例えば、最近別れた彼氏だとか、必要以上にアピールしてくる男性とか?。」 すると 後ろから植山の声が聞こえた。 「先輩ー刑事は特定しちゃ駄目ですよー、男と決めつけるのは早いですよ。もしかしたら女かもしれないじゃないですか。
TAMAKI さん作 [420] -
DOLL〜薔薇は灰になる〜9
想いのたけを、晶人はぶつけた。マリアをかき抱き、おののいた唇に自らの唇を重ね…。マリアは倒されたままもがいていたが、ふいに抵抗をやめた。が、一瞬油断して腕をゆるめた晶人の顔に鮮血が散った。マリアが落ちていた木片を、先の尖った部分を躊躇いなく振り下ろしたのだ。が、それは逆に晶人を燃え立たせた。晶人は悪鬼のように華奢な少女に覆いかぶさった……。気付いた時には、マリアはぐったりと横たわっていた。神社の
ゆうこ さん作 [445] -
頭脳と頭脳(12)
スタイルもいい。筋肉もそんなについているわけでなく、少し細目の女らしい体格。哲史を女にして少し小さくした、そんな体付きだ。「ああ、お前は覆面を捕まえたい。なら、少しでも情報がほしいはずだ。」女はうなずいた。「なら、覆面と関係がある俺に話を聞きたい。しかし、俺が警察官に捕まれば・・・・・・」「話が聞けなくなるおそれがある。あなたとまた会える確証はないのだから。また、話を聞くのが遅くなる。」正解だ。
未熟 さん作 [584] -
易しい夜明け ?
後日、約束をした時間に明美は来た。 明美は、どちらかというと美人だ。切れ長の目、整った鼻、長いストレートの髪、どこをとっても 完璧だ。 これ程の美人は ほっとかれないだろう。私は明美が持ってきた 手紙を見た。………… まずは一枚目。 《今日は輝いてたよ》 二枚目。 《昨日のワンピースの方が似合ってる。》 三枚目。 《君の事は、よく知っている。》………
TAMAKI さん作 [458] -
易しい夜明け ?
あの時 明美はこう言った。 「誰か分からない、顔も見えない、全く心辺りもない、だけど、郵便受けに毎日手紙がくる。気味が悪い。」……… 「本当に心辺りはないんだね?」 「ありません……あの…パトロールして下さい。」 「ははぁ……ところで その例の手紙は?内容は?」 「全部残してます。今日、休みだったんで 同じ店の子と カラオケに行き、ファミレスで食事をして、帰ってきたんです。そしたら、誰かが
TAMAKI さん作 [416]