携帯小説!(PC版)

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ミステリの携帯小説に含まれる記事が2060件見つかりました。

  • DOLL〜薔薇は灰になる〜…PROLOGUE…

    人里はなれた田舎に、大きな屋敷がある。赤レンガで作られた屋敷は頑強ながらも繊細なフォルムで、新しいにも関わらず年季を感じさせる造りだ。主の藤堂晶人の細かいこだわりは内部まで行き届いている。アンティークと現代アーティストの粋を凝らした傑作で彩られたインテリアは絶妙なセンスで、一線を超えれば悪趣味にもなりそうな華美な美しさを湛えている。しかしなんといっても目を奪われるのは、あらゆる箇所に佇む、息を呑
    ゆうこ さん作 [537]
  • ○屋 ?

    切符を買うため窓口にやって来た真司は、係員に「『まりも』一枚お願いします。」係員が「本日ですか?」「はい」「上と下どち、失礼本日ですと四号車の上の寝台しかございませんが!?」「じゃ、それで」 「行きだけでよろしいですか?」「はい」「一万四千二百円です」こういう時のためにあの可奈さんは両替しておいてくれたのかなどと思いながら調度の金額を支払った。 隣の窓口で五十前後のサラリーマン風の男性が「寝台満
    セイハク さん作 [664]
  • ○屋 ?

    銀行に着いた真司はカードで入金した。残高が三百万円を越えてるのを確認しながら外に出ると、残高の書かれた紙を胸に立ち止まり空を見上げた。 「いや助かった。これで借金も全部返せる」真司は消費者金融に借金があり今回の収入は天の助けに思えた。 「まず駅だ!」あれこれ考えて車を運転して事故を起こしてもこまる。何より時間だ。 真司は成功報酬を手に入れることを優先し考えていた。いつもなら当然「ダメ」と言われて
    セイハク さん作 [645]
  • ○屋 ?

    なんか子供の頃の遠足を思い出した。真司はあまりに思いがけない言葉の連発と自分の想像とのギャップが大きいので安心にも似た安堵感を抱いていた。「それでは真司さん!確認してください」と次の瞬間目の前に三百万円と四十六万五千円が置かれた。「あのー、大金持って行くの不安なんですが・」「大丈夫です。まだ、銀行のATMなら自分の口座に入金できますよ」「それから、今夜中に札幌発ってくださいね!出来れば列車がいい
    セイハク さん作 [648]
  • ○屋 ?

    やっぱりだ!麻薬の受け渡しかテレビドラマで見る裏帳簿とかそんな類だろうけど俺は安全なのか?最期に殺されたら成功報酬なんて意味がない。だけど月末には諸々の支払いが失業中なんか関係なくやってくる。この三百万円と成功報酬の四百万円は断る理由にならない。 不安を欲望が抑え切ってる真司は「お願いがあります」「なんでしょう」「メモがダメなんで、ゆっくり話してくださいね」「フフッ!解りました」少し笑った可奈の
    セイハク さん作 [729]
  • ハッピーライフ

    『ピー、ピー、おはようございます、ピー、ピー、おはようございます』『やっぱり夢なのか…。』ケータイのアラームがいつも現実に引き戻す。夢というものは何のために見るのだろう。何の意味もなくヤンキーにボコボコにされたり、怪物に追われたり。挙げ句の果てにには現実には考えられないような奇跡のような体験をプレゼントしてくれやがる。『惜しい。』いつもの散らかったボロ部屋を眺めながら呟いた。アイドルとの挙式には
    ウーロン伯爵 さん作 [472]
  • ○屋 ?

    「田村さん。これから必要と思えるものを用意しました」と、目の前に出された。携帯電話一台千円札30枚小銭入れに五千円分両替された硬貨何のものか解らない鍵が二つ小さな空のバッグ 携帯灰皿ハンカチ二枚ポケットティッシュ五個だった。バッグはどうやらこれらを持つためのようだ。「田村さん、今から仕事が終わるまで自分の携帯電話の使用禁止です。電源もお切り下さい。」 「どうして?マァ使うこともないけど」電源を切
    セイハク さん作 [777]
  • ○屋 ?

    真司はなんかとんでもないことに巻き込まれてると思ったが報酬への興味も高まっていた『殺人かな?それなら安すぎる』「次は?」「近くに地下鉄駅がありそこに行っもらいます」「それで?」「写真の人を見つけて、これを渡して下さい」と小さな封筒が出された。「田村にやって頂くのは以上です」「こ・これだけですか?」
    セイハク さん作 [749]
  • 執行人ノ採用試験×?〜新米警官の苦悩〜

    「ああ、どうしてこんなことに。」新米警官は今日だけで何度目になるか知れないセリフを吐きつつ、重い足を動かしていた。思えば散々な出来事ばかりだ。派出所に配属されて早々、殺人現場に居合わせ、犯人らしき真っ赤な美少女(美少女である。それだけは譲れない:本人談)に気絶させられ、目覚めたと思ったら警視総監からお呼びが掛かり。過ぎたことはしょうがないと割り切れるが、警視総監からの呼び出しには現在進行形で向か
    ジャック・ザ・ライター さん作 [331]
  • 箱のなか〜最終章〜

    香月は亮を見舞った後、ぶらぶらと歩きながらあの時立ち寄った公園のブランコに座って足を揺らしていた。あれはまさに時間との勝負だった。携帯から警察へ電話を入れた後、慌ててアズサを捜し出し…都合よくアズサから自分の方へと飛び込んで来てくれた。あらかじめ服の中に隠していた鋭いガラスで、油断していたアズサの首を突くのはたやすかった。指紋を拭き取り、痙攣しているアズサの手にガラスを握らせ…どこかに監禁されて
    ゆうこ さん作 [762]
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