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ミステリの携帯小説に含まれる記事が2060件見つかりました。

  • 〇屋 ?

    「ガチッ。タッタッ・・・」 何かのチラシか?そう思いながらアパートのドアを見ると殺風景な紙が一枚挟まっていた。 真司は小さな運送会社で働いていたが、不況で倒産。失業の身で、時間だけが有り余る生活だ。 それは白い紙に書かれていた「急募!日払可能!近・遠距離有!連絡先TEL××所在地××」 「へー、運転手だろうな。電話してみるか」とカップ麺を食べながらチラシを眺めて思った。「それにしても随分あっさり
    セイハク さん作 [820]
  • 頭脳と頭脳(5)

    「どれだ?」哲史のほうを見た。「これっす。たこあし回線の内部っす。典型的な仕掛けかたっすね。」哲史の言うとおり。電気の供給が絶え間なくおこなわれるため、仕掛けられる場所としてはメジャー。さすがに心得てる。しかし、いつ仕掛けた?鍵は常にかけている。ピッキング?いやそれはありえない。なにせ・・・・・・「他にはないですね。」部屋の全ての場所を見てくれたようだ。長く考えすぎだな。「ありがとう。助かったよ
    未熟 さん作 [647]
  • 箱のなか 11

    雅也がいた。暗闇のなか、床に倒れて天井を見上げて。信じられない程の血が辺りを汚し、鉄のような匂いに香月は吐き気が迫るのを感じていながら…電灯に照らし出された雅也から目を離せなかった。大きな硝子に貫かれた胸から溢れた血。ピクリとも動かない目。叫び声をあげた時のまま口が開かれている。雅也は死んでいた。「そんな…」か細い声はしわがれていて、香月の声とは思えない。その声に反応したのか、闇が動いた。部屋の
    ゆうこ さん作 [577]
  • 箱のなか 10

    アズサは、笑った。それは低い声から甲高く耳障りな声になり…暗闇を切り裂いた。「アズサ…」雅也の延ばした手をアズサは振り払った。「アズ、おい…しっかりしろよ…」アズサは笑い…突如、口を閉じた。そして、ゆっくりと部屋を横切り……暗闇に消えた。「…嘘…いや、冗談よ…ね、亮…」香月の途切れ途切れの呟きに、亮は我に返る。「大変だ…香月、雅也、ここにいろ!アズを…連れ戻す!」「いや、僕が行く!…アズサは僕の
    ゆうこ さん作 [541]
  • 頭脳と頭脳(4)

    「大丈夫だ。ありがとう。」血の気がひいてゆく。まともに頭もまわりそうだ。「よかった。」心底安心したようだ。俺のほうこそ、お前がいてくれてよかったよ。まあ、そんなことは思っても言わないが。ハズいし。さて、本題に戻るか。「とりあえず、やつの手掛りを探る。」「さっきのテレビのやつっすか?俺も協力しやす。」哲史は俺と一緒に色々なことをした。頭はキレるほうだ。協力してもらって損はないだろう。哲史にも見せる
    未熟 さん作 [684]
  • Room The Truth(壱)

    あらすじRoomを調べていたら、急に消えた明。 彼はどのようにしてあの滝まで来たのか?Room 13からの真実 急に暗くなった後、俺の全身に痛みが走る 身体が…!どうやら落ちたらしい……ひんやりしてる床から跳び起き、身体にあまり損傷が無い事を確認すると、周りが多分研究所の廊下なのか、白い光が俺を照らす。「‡Tetra‡」と書いてある扉が目の前にあった。プシュゥ と音をたててドアが開く 「ようこそ
    FANG さん作 [521]
  • 頭脳と頭脳(3)

    「私はあなたとのゲームを楽しみたい。」ゲームだと。完全になめてやがる。しかし、俺がこいつのゲームにのるとかぎらないのに。「だから、こんな序盤でつまずくなんてことはないように。あなたには、たくさんの敗北をジックリとあじあわせてから、あたしが殺すんですから。」また一人称を変えてきたか。「では、あなたを殺せる日を待っています。」話は終りか。えられた情報はたいして多くない。警察にビデオを渡して、このこと
    未熟 さん作 [663]
  • 箱のなか9

    天使さま 天使さまいらっしゃいましたらこの指に宿り、おろかなる我らを導きたまえ天使さま 天使さま… … 十円はピタリと紙に吸い付いたまま動かない。やっぱりなぁ。亮が見ているのに、恥ずかしいというか…。馬鹿馬鹿しくなり、向かいあったアズサに目を向け…笑いかけた唇が、そのまま凍りついた。アズサの顔がおかしい。目は見開かれ、絶え間無く頬が引き攣っている。唇は半分開いたままで
    ゆうこ さん作 [522]
  • 箱のなか8

    「香月、二階いこっか」 アズサに顔を照らされ、眩しさに顔をしかめる。「階段探そうか…」暗闇のなか、四人は手を取り合って探し始める。月も陰り、電灯の輝きのみを頼りにようやく階段を見つけだす。二階は一階に比べると硝子の残骸が少なく、比較的楽に歩ける。かつては大病院だった面影を残し、広々とした廊下に今は開かずの扉がいくつも並んでいた。とりあえず電灯でプレートを照らしつつ、四人は個人の病室が並んでいると
    ゆうこ さん作 [521]
  • Room After

    私は今咎忌町にいるあの事件から三週間が過ぎた。宇佐原君のおかげで記憶を取り戻し、普通の大学生として生活している。あの事件の事に対して私は口を開かなかった メモを渡した後、逃げる様にその場から去った。あのRoomで起きた事…有り得ないほど辛かった。 見覚えのない怪物 血と腐敗の部屋 私の正体 実験による私の改造 明君、宇佐原君の死事件が起きた場所には、血だらけのウサギの頭と、成人男性の首無し胴体が
    FANG さん作 [515]
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