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ミステリの携帯小説に含まれる記事が2060件見つかりました。
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神から逃げる少年達
昨日まであんなに笑ってバカをしてたあいつらはもうこの世にいない。俺だけが今と言う名の地獄をさ迷い歩いている。 あの日俺だけが神を信じてしまったからだ・・・・・
神を探す者 さん作 [508] -
Room Before
俺はインターネットを見た何か書いてある「WONDERRoomに行け」俺は池田明。 今、俺は夢を見ている 身体が勝手に、って感じで、今Roomに向かっている 部屋の中は汚い 頭がぐるぐるする和室には紙切れがある「こんにちは、じっけんたいぜろさんさんに、きみはテトラのあんやくのどうぐです、いまあなたがみているるうむは、おくすりによるまぼろしです。」紙切れは二枚あった「いまからくるじっけんたいさんさん
FANG さん作 [575] -
箱のなか7
苺の小さなプリントがなされた布。パステルカラーの水色とビビットな苺の赤の取り合わせは、今時の中学生が着るとは思えない。いかにも小学生…しかも低学年が着るような柄だった。「マジかよ。こんなとこに小学生が入ったのか」 「一人じゃなかったんだろうし、夜じゃないのかも…にしたってたいしためんだね」アズサも感心している。異様なくらい目は輝き、いつもの「最高なネタ」を手に入れた時の表情を香月に向けた。「行く
ゆうこ さん作 [567] -
箱のなか6
ほの暗い街灯が一本、廃病院から少し離れた場所にある。回りに民家はなく、鉄鋼工場と製紙工場に挟まれる形で、柿崎総合病院はその巨大な姿を曝していた。これほど大きな廃病院がなぜ取り壊されずに有り続けるのか、というミステリーを、一年ほど前にミスオカ倶楽部で特集したのだ。アズサと一緒にかなり聞き込みをし、わかったのは…話の種にもならない大人の事情だった。噂によると工場中に作業員が何人も怪我をして、呪われて
ゆうこ さん作 [603] -
星野
これはアメリカのゲームです。1度やってみてください。これは、たった3分でできるゲームです。試してみてください。驚く結果をご覧いただけます。このゲームを考えた本人は、メールを読んでからたった10分で願い事がかなったそうです。このゲームは、おもしろく、かつ、あっと驚く結果を貴方にもたらすでしょう。約束してください。絶対に先を読まず、1行ずつ進む事。たった3分ですから、ためす価値ありです。まず、ペンと
ハンド さん作 [377] -
箱のなか5
「なぁに赤くなってんのよ〜」アズサはニヤついて香月の腕を引っ張る。「鬼編集長の癖に〜可愛い!」「ちょっと、やめてよ!馬鹿アズサ」はしゃぎあう二人に雅也と亮は呆れたようについていく。初夏の風は、まだ涼しくかなり薄着の香月には肌寒いくらいだった。アズサはちゃっかり薄手のパーカーを羽織り、いつも持ち歩いている大きなオレンジ色の手提げを持っている。いつもパンパンな手提げの中身は彼女いわく「必要最低限」な
ゆうこ さん作 [547] -
箱のなか4
上杉雅也はアズサの強引な誘いに嫌な顔ひとつせずにニコッと笑った。天野亮は「マジかよ…」と嫌そうにしながらも、結局、香月を心配して来てくれていた。「亮ってば怖いんじゃないの?かっこつけだけどこういうの苦手そうだもんね」とアズサが笑う。「俺はお前と違ってデリケートなの」PM9・00日はとっくに落ち、アズサの持つ懐中電灯の明かりが眩しい。「アズサ、あんまり無駄使いしないでよ」ごめん、と笑ってアズサはス
ゆうこ さん作 [597] -
箱のなか3
「私達だけであそこ行くのは…やばくない?さすがに」午後6時。二人はアズサの家でミーティングしていた。といっても片手にはスナック菓子、もう片方にはコーラ、というリラックスしきったものだったが。しかし……。毎度ここにくると香月は驚きを隠せない。家の至る所にゴミや洗濯物が落ちている。読まれた雑誌は開きっぱなしで庄子は張らない方がいいくらい黄ばんでいる。つまり、呆れるくらい汚いのだ…家、全体が。辺りを見
ゆうこ さん作 [566] -
睡蓮の咲く頃1
彼は買ったばかりのスポーツカーを飛ばし、まるで子供のようにはしゃいでいた。どんどん標高が高くなる山道、辛うじて端っこについているカードレールの下は、お決まりの断崖絶壁。彼はそれもちょっとしたスパイスとしか思っていないのか、スピードを緩める気はないらしい。もし事故ったら、この下の川に流されて終わり。水は冷たいのかな。窓の外を見ながら私はそんなことを思っていた。「もう少しで着くよ」浮かれ気分の彼が
蓮音 さん作 [436] -
その後……?
ルルル…ルルル♪♪ピッ!!ガガ…………!!「もしもし??」「!!」電話にでたッ……。でも,本当にあの人かは分からない。もし,違っていたら…ヤバイ。「あの―,誰ですか??」「……ひ…むらです。」「………………」やっぱり違う人なのか???「樋村…紗…英ちゃんなのかな??もしかして。」…!!あの人だッ!!!!「そう!私!!樋村紗英!!ありがとう気が付いてくれてッ!!!」――安心感――それが心を支配して
クロウ さん作 [355]