トップページ >> ミステリの一覧
ミステリの携帯小説に含まれる記事が2060件見つかりました。
-
箱のなか2
わたしは しょうがく一年の女の子わたしはころ されたのわたしはねていますわたしを ぉこしてほしぃの だれかだれかだれかだれか たすけて「…なにこれ」香月は薄気味悪い内容のたどたどしい手紙をアズサに返した。下校中の生徒たちの声が遠退き、ふっと教室に静けさが宿る。オレンジ色の明かりが部屋全体を染め上げる中、アズサは得たり、と微笑んだ。「気味悪いでしょ?それ今、磯小で流行ってるんだってさ」「磯小
ゆうこ さん作 [655] -
その後……?
―樋村紗英―\rそれが私の名前だ。年齢はあまり言いたくないが,22歳になる。もちろん,殺人は初めて。この歳だし当たり前かもしれないけど。小さい頃は,自分が人を殺すことになるとは思わなかったのに……。だって,普通に生きてきた。誰よりも普通に生きてきた…はずなのに!!悲しいことに一瞬で,殺人鬼なってしまった。そして助けて欲しかった誰かに………あの人に………携帯電話のボタンを押して…私は目をつぶった。
クロウ さん作 [393] -
箱のなか
「ねえ、香月!いいネタ仕入れたよ〜」南原香月は、口に突っ込んでいたロリポップをポンッという音と共に口から抜いた。「何よ?また」不機嫌丸出しの声に安藤アズサの頬が膨れる。「今度こそガセじゃないって!聞いてよ」二人はこの高校でもとりわけ…マイナーな倶楽部を取り仕切る敏腕ジャーナリストだ…と自負している。その名も「ミスオカ倶楽部」決して丘の似合う美少女を選ぶミスコンではない…ミステリーとオカルトを略し
ゆうこ さん作 [806] -
頭脳と頭脳(2)
次に画面をよく見る。なにか手掛かりになるものは・・・・・・「万葉市で事件があったのは知っているかな。」さっきニュースでやっていた事件か。「あれは私の仕業でしてね。」わざわざ俺に教えてくるとはな。画面には、真っ白な壁とこいつしか映っていない。さすがに手掛かりは残さないか。「綺麗な花火をあなたにも見てもらいたかった。」ただの愉快犯?いや、それだけなら俺に教えてくる意味がわからない。爆破場所になにか俺
未熟 さん作 [672] -
シ"ロー
オレの名前はシ"ロー。生まれてまだ数カ月。まだ歩くことも話すこともできない。しかしオレは他の赤ん坊とは違う。オレは大人の話がわかるのだ。生まれた瞬間から、オレの耳は正確な音を拾うことができた。そしてオレが初めて光を感じた時、周りの人間が騒いでいる声が耳に入ってきた。「おめでとう。元気な男の子ですよ。よく頑張りましたね。」「ありがとう。」オレの耳は正確だった。すぐにそれが、自分の母親の声であること
まさよし さん作 [414] -
頭脳と頭脳
夏の街。照り付ける太陽のせいで、地面は熱されたフライパンのようになっているだろう。そこをなに食わぬ顔で外を歩いてくある人物。まるで、なにも知らない一般人のように。「そろそろ時間か。」そいつは腕時計を見ながら呟いた。もうすぐおきる。じきにおきる。この騒がしい昼間に―――\rドカーン。悪夢のような事件が。「さあ、楽しいゲームを始めよう。藤村賢(ふじむらけん)」「ん〜。」昼過ぎ。俺はあまりの暑さに目を
未熟 さん作 [803] -
チェーンメール 38
……そうだ、そうだった、、、あれ…?でも、昨日のチェーンメールを回さなかったら、これで3回も無視したことになる……この時何故か冷静になれた。きっと矛盾に気がついたらだと思うもし、チェーンメールを回さなかった人が殺されていくのなら、もう私は死んでいてもおかしくないはず。なのに私は今現在ちゃんと生きている…変な言い方かもしれないけど、何で殺されてないんだろ、、、もしかして私、存在感ない!?んなわけな
需楽々 さん作 [489] -
チェーンメール 37
『やっとの思いで学校についた』今はそんな気分だそしてすでに自分のクラスにいる少し早く来たとはいえ、人が全くいないわけでは無かったむしろ騒がしいほどだった。今日は一段と、、、「ねぇ、昨日チェンメ回ってきたぁ?」「うん、きたよぉ。マジ恐いんだけどー」口々に聞こえてくるそんな話し声…やっぱりみんなも回ってきたらしい。「でさー、恐いから即チェンメ回したし」「ウチもだよ〜。やっぱ回すよねぇふつーは」その会
需楽々 さん作 [466] -
チェーンメール 36
――翌日午前7:00あれから何をしたのかよく覚えてない…覚えている事といえば、昨日回ってきた悪質なチェーンメールの内容と部屋の隅でガクガクと無気力に震えてたことだけ。どうして、嫌な記憶というものは鮮明に覚えてるんだろう…そう思いながら私は学校に行く仕度(シタク)をした頭はぼーっとしていたけど、生活習慣は凄いもので、あっという間に仕度を終わらせていた現在時刻、午前7:52。いつもより早いけど、家を
需楽々 さん作 [440] -
Room Final(20)
…美波…なんで泣いてんだ?ていうか…体が…冷たいここは…咎忌町の…そうか…僕…美波を外に出したあと…力尽きて死んだ なのに何故まだ意思は…ある?そうだ…伝えなきゃ…「ぁ…ぇ…。」声がでない 「お願いっ!喋らないで…!それから…!死なないで…!?」無理だよ…体が動かないし…痛みも感じない 「ゴ……メ………ン………ネ…。」「!?」そうだ…メモがあったな………確かビンとかオラクルTetraについてと
FANG さん作 [602]