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ミステリの携帯小説に含まれる記事が2060件見つかりました。
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執行人ノ採用試験
少年の発した叫び声に警官が駆けつけると、そこには一人の女性の遺体があった。顔面を抉られ、片足が吹き飛んでいる。血は体中から残らず流れ去り、路上に紅の水溜まりを形成していた。だが、何より特徴的だったことは―――、その死体が立っていたことだった。いや、正確には立て掛けられていたというべきだろうか。それは、路地裏の一番奥の壁を背にしていた。遠くから見たら、まるで自分の方をジッと見ているようにも見える。
ジャック・ザ・ライター さん作 [526] -
カンジョウヲコロセヨ4
タカシ「ちゃんと連れてってくれるのだろうか?俺はまだ信じねぇ!」 タカシ達は学校前に停まっているバスに乗った、いや乗せられたと言った方がいい。 そして学校前にこのバスしかない事が一番不安だ。 タカシは後部座席に右にケンゴ、左にタクという形で座っている。 ケンゴ「やはり怪しいなぁ…」 タク「あれからオノ喋ってないし」 A組全員座った途端バスが動き始めた。焦っているのか早く連れて行きたいように見え
アルテミス さん作 [407] -
貰った不足
6月16日(水)いつものように朝早くまだ人もまばらな電車に乗り込んだ駅の階段が改装工事中だったのでいつもと違う車両に乗った電車が出発して3駅目で見覚えのある顔が乗ってきた高校時代野球部でバッテリーを組んでいた八木だ卒業以来会ってなかったが向こうも気付いたらしく軽く会釈をしてから隣に座ってきた話しによると彼も毎朝同じ電車に乗っていたらしい降りる駅に着いてしまったので明日も同じ車両に乗る約束をしてわ
アジピン さん作 [464] -
馬鹿にしてんのか!3
″やべぇな・・・唐突過ぎたかな…゙ タカシは水呑み場にいた。 ″そもそも一緒にジャクを組む条件って何十年も仲良くやってきて完全に相手を信頼しなけゃ駄目だろゔ そう思うと友達の少ない俺はキツいなぁ…。 「どうしようか。」 「オイ!そこどけよ!邪魔なんだよ!」 タカシの目の前に学校内では有名な不良軍団がいるではないか! 「あぁ・・・あぁ」 「だから邪魔なんだよ!どけろよ!」 不良軍団のリーダ
アルテミス さん作 [431] -
執行人ノ採用試験
昇ってきた太陽が、地上を優しく照らし始める。朝靄で視界が不明瞭だった裏路地も、ようやく奥まで見渡せるようになり――「赤」が現れた。 そこにあったモノは、血や肉で体が構成され、最近まで動き、話もできた生物、つまり「人間」の「死体」だった。 第一発見者は、普段から裏路地に屯っている不良グループの少年だった。
ジャック・ザ・ライター さん作 [512] -
カンジョウヲコロセヨ3
オノ「卒業旅行に行くぞ!」 周囲はざわつき始めた、この学校で旅行をするなんて一度もやっていなかったから少し期待した。 「何で行くんですか??」 この声はクラスでは仲の言い方のヤマトだった。彼ははっきりと思っている事を言う人でクラスでも人気のある奴だ。 確かに何で行くのか・・・と俺も一瞬ばかり思った。 オノ「DNKO様がこの卒業旅行を企画してたんだ、名誉なことだと思え!」 DNKO様って・・・
アルテミス さん作 [408] -
その後……?
「私はもう,捕まる」私はカラン…と持っていたナイフを床に落とし、悲しい音をたてて落ちたナイフは紅い液体を流していた。計画は失敗すると分かっていたのに………。「コロセバイイ」その言葉を聞いて我慢できなかったんだろう。殺人現場は、私の部屋。私は確実に捕まる。「ツカマル……」目から涙が溢れてきて、死体の上に落ちる。捕まるという事の…「悲しみ」,「悔しさ」殺したという事の…「満足感」,「達成感」2つがぶ
クロウ さん作 [411] -
馬鹿にしてんのか!2
さて、まずはメンバー集めからだ。 タカシは本気だった一週間後必ずこの学校をジャクすると誓ったのだ。 ″誰かいるかな…一緒にジャクする奴何ていないかも、よく考えたら俺のやっているは重罪だからな・・・゙ そうだよ第一学校をジャクする奴何てタカシ位だろう。仮にいたとしても冷やかしに言うと思う。 でも同じ学校の生徒を一人位メンバーに入れないとこっちも不安になる かなり難しいぞ本気でジャクしようと思
アルテミス さん作 [477] -
カンジョウヲコロセヨ2
大日神共和王国立神所二中学校 この学校は国(DNKOのものと言った方がいい)と言っても実際に政府の奴等が特別に何かやる事はなく、肩書きだけと言ってもいい位だ。むしろ学校は興味ないらしい。 今年の二中(神所二中学校の通り名)は無法地帯となっていた。この学校は偏差値が高いが生徒達は感情豊かで常に喧嘩が起きている。 先生もまたどうやらDNKOに雇われた手下的な人達でなんでもDNKOの命令に
アルテミス さん作 [511] -
馬鹿にしてんのか!
馬鹿にしてんのか! 「ふざけるなよ!」 今年で中三になるタカシは酷いいじめに遭っていた、始まったのは多分入学した時だろう。 俺は何も悪い事はしてないのにだ!急にクラスメイトの嫌な奴らがシカトしやがった。 「人の話位聞けよ」 一度みんなに怒った事がある、これでシカトはなくなったと思い安心した。 だがあいつらは生粋の自己中プラス何も考えない馬鹿だから今度は暴力に変わってきやがった。 「
アルテミス さん作 [465]