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ミステリの携帯小説に含まれる記事が2060件見つかりました。
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殺人計画?
しかし寺田を殺しても、真っ先に疑われるのは、佐山であった。業績は比較されたり、同期なのに見下した態度を取られたり、それはほとんどの社員が知っている。しかも佐山自身、他の社員に酒の席で寺田の悪口を言っていたのも事実だ。だから普通に殺してもいけないことは分かっている。これを踏まえた上で、計画を練ったのだ。しかしいい方法は、なかなか思い付かなかった。そして色々と考えた結果、自分に害を及ぼすことなく殺人
シノ さん作 [575] -
殺人計画?
佐山には妻がいる。そして子どもも二人いる。職場のデスクには、家族が写っている写真が飾ってあるのだが、ある日寺田はこの写真をみて、「綺麗な奥さんじゃないか」と言った。寺田の言い方もあるかもしれないが、佐山には馬鹿にしているようにしか聞こえなかった。「俺の妻はもっと綺麗だけど」その言葉が省略されているようにも聞こえた。しかし寺田の言葉は本気だったのかもしれない。それを決定付けたのが後に殺人計画を決め
シノ さん作 [610] -
殺人計画?
殺人計画。これを思い付いたのは、二年以上前になるだろうか。理由はあの現場を見てしまったからだ。それを見てからは、毎日毎日計画を考えた。衝動的にやってはだめだ。やるからにはしっかり計画を立てなければならない。そうは思っていたが、本当に実行するかどうかは定かではなかった。殺人という恐ろしい犯罪に自分は関わってしまうのか。その恐怖の方が強かったかもしれない。事実計画を進めていく上でもそのことばかり考え
シノ さん作 [755] -
チェーンメール 24
一つの液晶画面に4人の視線が集まる。お手柄だった彩が圭織のケータイを手にしている。メールの受信ボックスからチェーンメールを探していく。(あるか分からないが):::::『『?!!!!』』この時4人全員が驚いたと思う。(少なくとも私は驚いた)だって受信ボックスには“チェーンメール”があったから……彩:「これって……」彩の言葉を最後にみんな黙ってしまった。冷たい空気が取り巻く。この時点で、、、いやまだ
需楽々 さん作 [657] -
幻想
1994年5月1日深夜、東京都青梅市の東京都道5号新宿青梅線の側道で近くに住む中学生の男性と思われる遺体が発見された。遺体は顔が識別出来ない程に殴られており、歯が全て折られていた。身元を隠すためなのか指紋は焼かれ財布などの金品も無くなっていた。『ひどいですね…』『単なる通り魔やいざこざやあれへんな』『冨澤さんまた変な関西弁使ってるよ』少し後方で気持ちが悪そうに顔を歪めた浅野が言った。浅野は先月か
月の背中 さん作 [558] -
デジャウ゛?
「あの・・・・、なにか。」僕が怪訝な顔をしてそう言うと、湯浅という人物は僕を見つめながら口を開いた。「秋人くんだね。」「えっ、はい。でもなんで名前を。」僕は名前を知っていることに驚き、すぐに聞き返した。すると母が怒った顔をして、口を挟んできた。「何言ってんのよ秋人。あんた入学式中寝てたの。湯浅先生はあなたの担任の先生じゃない。ちゃんと入学式で紹介されてたでしょ。」母は、それまできれいに整えていた
壮 さん作 [664] -
デジャウ゛?
その後、母と体育館へ向かい入学式に出席した。入学式中僕は、さっき僕に起こったあの不思議な事についてずっと考えていた。そうやって考えているうちに、入学式は終わった。入学式が終わり特に用もなく母と帰ろうとした時、ある男性が声を掛けてきた。「古賀さん、お久し振りです。覚えていますか。湯浅です。」初めて見る顔だった。その湯浅という人物の目は母に向いていたので、僕も母を見た。「まあ、湯浅先生。お久し振りで
壮 さん作 [603] -
《変化》 Final
『…私……誕生日の日……死んじゃったんだ』全て思い出しました。誕生日の日友達と遊んだ帰りに私は車に撥ねられて死んでしまったのです。そして私は死んだことを気付かずにいたのです。それに自分で気付かないようにしていたんです。『だから誕生日から四日間の記憶がなかった。葬式やいろいろな自分が死んでしまったことを気付かせないために。そして三日前に学校に行ってみたけど幽霊はみんなには見えないから《変化》がある
歌子 さん作 [536] -
チェーンメール 23
………今は圭織のケータイを手にしている。結構苦労したけどね;ーーー15分前私は舞美達3人を誘って、まず圭織の母に訊いてみた。「圭織ちゃんのケータイって今ありますか?」いきなりだったから戸惑ってたけど圭織の母は「今は持ってないけど、警察の方が持ってるよ…今日の葬儀にも来ていると思う……」と力のない声でそう答えてくれた。私達はお礼を言って、警察らしき人を探した。探してたら丁度パトカーに乗ろうとしてい
需楽々 さん作 [600] -
DECEIT [移動] ?
「特別便?」 「えぇ、あなたには貨物室に乗り込んで頂きます」 「嘘でしょ!?」 「嘘です。 あれを見てみな」 そこには一基のセスナが留まっていた。青の流線型が太陽に反射して輝いている。 光は久々に見るセスナに興奮気味である。光は父親と国内をヘリコプターや飛行機で飛び回った経験がある。大体は自分の理解出来ないような会議のついでにであったが。 「よくチャーターしたわね」 「御褒めの言葉ありがとうご
etc. さん作 [473]