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ミステリの携帯小説に含まれる記事が2060件見つかりました。
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チェーンメール 18
舞美:「初めてだよね、こんなの…」彩:「うん……でもなんで殺されちゃったんだろ?圭織って恨まれそうにないのに。」確かにそうなのだ。圭織はすごく優しい。だから恨まれるはずがない。私は彩の言葉にうん、うんとうなずいた。美花:「ねぇ、あのさ………もしかしてチェンメとなんか関係してるんじゃ……」彩:「まさか〜。チェンメだよ!?」美花:「そうだけどさぁ、じゃあ何で圭織は殺されたの?」「……………。」みんな
需楽々 さん作 [650] -
会見
A「なぁ…今の会見VTRおかしくないか?」B「何が?普通の会見じゃない。いかにも最愛の夫を亡くした悲劇の女優って感じで。」A「…しかしなぁ…火事で負ったとか言ってたあの右手の傷あったじゃないか?あれは嘘だな。」B「…なんで?確かにあの包帯は大げさだったかもしれないし……あぁ、あの会見の途中に右手で水を取ろうとして止めたやつのこと?」A「まぁそれは利き手だからとっさにでたんだろうし…それよりもあの
downpour さん作 [604] -
《変化》 ?
弟が言った意味がよく理解できないまま次の日を迎えました。やはり家族は全員《変化》しています。上手くは言えないのですが何か形容しがたい《変化》があるのです。学校に向かう途中今度は町の人に《変化》があったのです。私は話したこともない人達でしたがやはり《変化》していたのです。コンビニの店員、通勤する会社員、通学する小中学生皆が《変化》していたのです。学校に行くとまた《変化》があったのです。今度は確実な
歌子 さん作 [500] -
死体の真実 1/3
ピーポー、パーポー、ウォーン、ウォーン、ーーー病んでいる、この世界はーーー32で職をなくし、小さな時の夢である私立探偵となったものの・・・漫画やドラマのような華やかさはなく、週に1度、浮気調査の依頼が舞い込んでくるぐらいだ。「北野さん、北野さん」と、突然、飛込んできたのは、よく浮気調査の依頼にくる高田 昭子(34)だ。「奥さん、またですか?まぁ、ウチとしては助かるんですけど。」などと、私が苦笑し
者 さん作 [520] -
ミステリースクール3
藤山はなぜかいつもなにをするのも平畠が自分を先導してるような気がして少し憂鬱になった(なんで今こんな事考えてるんだろ)そう思いながら藤山は小さくうなずいた。二人は自分たちの教室を後にし三階へと向かった。ちょうど二階と三階のおどり場にきた瞬間、三階の教室から自分たちのいる階段に向かって誰かが走ってくる足音が聞こえた。(誰か来る!)そう思いながらも二人はその場からピクリとも動けないでいた迫ってきた足
ろんり さん作 [463] -
チェーンメール 17
呆然と突っ立っていると先生が教室に入ってきた。先生:「席に着きなさい。」私達は急いで席に着いたみんな席に着いても近くの子と話をしていた。きっと、話の種は事件ことだと思う…先生:「静かにしなさい……みんな知っていると思うが、鈴木(圭織)が昨日亡くなった……」えーマジかよ!!なんて驚く人は1人もいなかった。既に知ってたからだろうけど。重たい事件の話でHRは終了した。圭織の友達は机に顔を伏せて泣いてい
需楽々 さん作 [662] -
チェーンメール 16
ガラッドアを開けるといつになく教室が騒がしい。なんでこんなにうるさいんだろっ!?「明花ー!大変!!大変だよ!!!!」舞美が声を震わせてそう叫んだ。そしていつもの3人が私のところにきた。明花(サヤカ):「どっどうしたの!?」彩(アヤ):「うッウチらと同じクラスの、、圭織(カオリ)が、、、殺された………」えっ??嘘でしょ?圭織が……ウチのクラスの圭織が死………?美花(ミカ):「今朝の新聞記事に載って
需楽々 さん作 [720] -
デジャウ゛?
それは、去年の中学校の入学式でのことだった。今日初めて来たはずの中学校。しかしその校舎の風景は、初めて見る光景ではなかった。遊具の位置や体育館の場所、下駄箱の位置まで知っていて、案内なしで一直線に下駄箱まで行くことができた。校舎内に入っても同じだった。校舎内のほとんどの教室の位置を知っていた。僕は夢中になって校舎内の廊下を走り回った。職員室、保健室、音楽室などの位置。一・二・三年生の教室の間取り
壮 さん作 [718] -
デジャウ゛?
ここで、僕に起こっている不思議な事について話そう。不思議な事とは、何種類かある。まず一つ目は夢だ。よく家族の夢を見る。しかし夢にでてくる両親はとても若いのだ。両親は僕を36歳の時に生んでいる。しかし夢にでてくる両親は、どう見積もっても30歳は超えていない。僕の知らないはずの若い両親が夢にでてくるのだ・・・・。まあこれは、夢だから偶然と言われればそこまでだ。しかしどうしても説明がつかない、仮説の域
壮 さん作 [656] -
デジャウ゛?
まただ・・・・。何なんだ一体。僕の頭はどうなってるんだ。この頃僕、古賀秋人には不思議な事が立続けに起きている。幼い頃も起きていた気もするが、たいして気にはしてなかった。しかし14歳という物事を深く考えだす年頃になった今は、これらを気にせずにはいられなくなった。
壮 さん作 [730]