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ミステリの携帯小説に含まれる記事が2060件見つかりました。
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記念日は命日
今日が夫と結婚して二年になる。この二年は早く感じたとは思わない。長かったと思う余裕もない。でも、もうそんなことはどうでもいい。今日から一人でやっていかなくてはならない。今までの家事はもちろん、仕事もしなきゃいけないだろう。考えるだけで全身が痛い。ただでさえ身体中、痣だらけなのに、さらに痛みがのしかかる。 しかも、一人になって最初の仕事を今からしなきゃいけない。体が重くて動かない。でも行かな
シノ さん作 [551] -
悲しき歌は夕暮れに。
〜?〜?今僕の家の台所に立ち、リズミカルな包丁の音を響かせている古海陽菜ちゃんは、幸村唯一の神社、古海神社の一人娘だ。とても優しくて、可愛くて、しっかりものの、僕の幼馴染みであり、クラスメイト。カリスマ的存在であり、村全体から愛されている。神様に仕える巫女の陽菜ちゃん。霊感も鋭く、いろいろな村人から人生相談的なものをうけることもあるらしい。そんな陽菜ちゃんも、アユリのことを忘れてしまっている。い
梨亜 さん作 [389] -
チェーンメール 13
――数分後―〜〜〜―♪\rきたっ!?あっまた期待してしまった〜でも今そんなことどうでもいい。メールを読まなくては!!『咲希は同じクラスの吉田 照美(テルミ)って子からきたって〜b(^-^)』私は短く『そうなんだ〜ありがとね!』と返信した。吉田 照美ちゃんかぁ初めて聞く名前だなークラス違うと顔は見たことあるけど名前は知らないとかよくあるんだよね〜はっ!そんな呑気なこと言ってる場合じゃない。というこ
需楽々 さん作 [619] -
暗黒の町〜Russiaルーレット大会へようこそ〜
〜第一章 嘘か誠か〜「まさかな……。でも、もしかして……。いや、あり得る分けがない!」自分の中では嘘ではないかという思いと、本当であってほしい、という思いが、ぶつかりあっていた。部屋に入ると新聞やチラシは机の上にほったらかし、拳銃のシンボルマークが書いてある封筒をゆっくりと開けた……。中には噂通り、一通の手紙が入っていた。中身を読んでみると、自宅からも近い「芝生橋」という橋の下に手紙と一緒に配布
サイコロ さん作 [368] -
◆DICE◇?
「はっ!なんだよ…不合格通知か?はいはい、もう知ってますよ」俺はふて腐れながら黒い箱を手に家の中へ入った「こんなもの!糞くらえ」そう言い黒い箱をゴミ箱に投げ捨てた「もういい!全部終わりだ!!……クソッ!!」俺は自暴自棄になり部屋で暴れ回った「はぁ…はぁ………はは…あはは…あはははは!!」俺は頭がおかしくなった様に笑いながら仰向けに倒れた「あはははは…あ?…」横を向くと黒い箱がゴミ箱からはみ出
FREE. さん作 [362] -
◆DICE◇
貴方はお金の為なら運命に身を任せられますか?俺は西原圭吾、医者になるため東京に一人暮しを始め有名な医大に入った医者が格好良いとか憧れたとかそんな理由で目指しているわけではないお金……医者になれば大金が手に入る、俺はこんな単純な考えで中学から過ごしてきた勿論中学、高校と校内トップの優秀な生徒だった学校の休み時間はひたすら勉強、家へ帰れば夜3時まで勉強。当然友達なんてものはいない構わん、全ては裕福
FREE. さん作 [393] -
チェーンメール 12
そういえば咲希は誰からチェンメを??メールで聞けば早いんだけど、肝心な咲希のメアドは知らない。というか咲希って違うクラスだし、彩と同じ部活らしいけどよくは知らないな〜。前に1回だけ会ったことがあって、呼び捨てでいいって言われたから呼び捨てしてるぐらいな仲。というか友達なのか???ってこんな場合じゃなかったんだ。とりあえず彩に聞いてもらうか。『咲希に誰からチェンメが回ってきたって聞いて!!調査デ
需楽々 さん作 [641] -
チェーンメール 11
―――――――\r日が経つのは早いものでもう昼休み。行間の休み時間は何かとみんな急がしかったので何の手掛かりも掴めず、今に至っている。舞美:「はぁ〜。結局…はぁ↓」舞美(マイミ)は溜め息を何回もついていた。1番はりきってたの舞美だもんね…美花:「ほらっ!元気だしなよ〜まだ初日じゃん!!」ここでナイスなことを言ってくれた美花に便乗して私もこう言った。明花:「そうだよー!!みんなで頑張ろう☆」彩:「
需楽々 さん作 [641] -
予知夢2
事故現場に居合わせた中年の女性に連れられて行った病院で医者に「本当に車にはねられたの?」と言われた。とりあえず病院に行ったもののかすり傷程度の怪我だったからだ、そう言われてもしかたがない。「また夢が本当になった…」そう思いながら診察室を出ると、今度は警察の人に話を聞かれ、話が一通り終わると事故の詳しいことを教えてくれた。僕をはねた車には若い男が2人乗っていて、助手席に座っていた男がいきなりハンド
良太 さん作 [343] -
一台のトラックによって
「お兄ちゃん!」と、時雨は言った。「待ってよ、速いよ」兄の小雨は懸命に走る。時雨と小雨は六歳差の兄弟。時雨は八歳、小雨は十四歳。二人とも仲が良く、何時も一緒に居る程だった。しかし、小雨は先天性の精神発達障害者のため、十四歳だが心は時雨と同等だった。いや、時雨よりも幼いかもしれない。「コサメ、つかれたー!もう走れない!」「お兄ちゃん、早く来て!」座り込む兄を、時雨は一心に呼んだ。どうしても見せたい
穂川ふうま さん作 [675]