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ミステリの携帯小説に含まれる記事が2060件見つかりました。

  • 龍と狼80

    「それは、残念ながら全く予想できません。」柳田は悔しそうな口調で言った。「判った。一つ言い忘れたが、君の隣にいる彼は、青龍隊の元隊長で、中佐だった男だ。きっと頼りになるだろう。幸運を祈っているよ」そう言うと、一方的に電話が切れた。「どうなった?」ソンスンが柳田に聞くと、柳田はまた深呼吸をして、ソンスンの肩を叩いた。「頼むぜ!中佐殿。」ソンスンは、怪訝な表現に変わったが、大統領の協力を得る事ができ
    武藤 岳 さん作 [344]
  • 龍と狼79

    「う〜む・・・。俄には信じられない話だ。」電話の向こうで唸り声が聞こえた。「閣下、我々はこれから、ニホンオオカミのリーダーと思われる人物と共にサンフランシスコへ向かいます。しかし、無事に現地へ行けるかは、不明です。我々がもし、途中で殺された場合、この事実を知る人間は閣下お一人となります。SPなど護衛の数も制限されると考えられます。打てる手だては今のうちに打って頂きたい!」「・・・判った。」柳田は
    武藤 岳 さん作 [454]
  • 龍と狼78

    「閣下、恐らく、セレモニー会場となる、サンフランシスコスタジアムを警護する米軍も、オオカミの配下だと考えられます。今は日韓の垣根を越えて、協力し合う時です。」「私にどうしろと言うのだ?」柳田は、頑なに見守るソンスンをチラッと見た。「現在、イージス艦一隻を含む、貴国の艦船数隻が米海軍との合同演習の為、サンフランシスコに寄港しているはずです。それらの艦船、及び、部隊に協力を求めたいのです。」「なんと
    武藤 岳 さん作 [345]
  • DorA -1-

    2000年9月1日めざましのベルが部屋中に鳴り響く。外にはだらだらと歩く学生いや、楽しそうに話しをしているようにも見える。そうだ、今日で夏休みは終わったのだ。東原勇はやや眠い目で携帯をチェックすると、下から久し振りに怒り気味の声が聞こえる「勇!起きなさい!」勇はその言葉にふっと笑みを浮かべ、だるそうにベッドから起き上がった。外に学生が見えたこともあり、案外時間が遅いことに気付いた。勇は焦って家に
    elu.K さん作 [360]
  • 龍と狼77

    ソンスンは、チャンホがCIAのスナイパーに射殺された事、空港への道を封鎖された事などを淡々と伝えた。その時、柳田が指でソンスンの肩を軽く突き、電話を自分に代わるように求めた。ソンスンが、柳田に携帯電話を渡すと、柳田は英語で話し始めた。「はじめまして、大統領閣下。あなたが大韓民国大統領だと言う事を信じて、お話をさせて頂きます。」「ええ、如何にも、私が大韓民国の大統領です。今は何も証明する物はないが
    武藤 岳 さん作 [396]
  • 龍と狼76

    「あんたは、誰か連絡ができる人間はいないのか?」ソンスンは急に質問をされ、困惑した。だがソンスンは、何かを決心した表情になり、質問に答えた。「大統領がいる」「大統領?何処の大統領だ?まさかアメリカの大統領って言うんじゃないだろうな?」柳田は、ソンスンを少し小馬鹿にした言い方をした。「違う。韓国の大統領だ。」柳田はソンスンの告白に、体が固まった。「ちょっ、ちょっと待ってくれ!あんた、イリーガル(非
    武藤 岳 さん作 [353]
  • DECEIT [脱出] ?

     「何なの?」 怪訝そうな顔をしながら光はマークを見つめる。 「最新型の携帯電話だと思ってくれればいい」 そう答えた望は手慣れた手つきで右耳にはめ込んだ。 髪の毛を耳にまでかけ、その存在を隠す。 光も置いてかれまいと、急いで取り付ける。 すると機械から耳障りな電子音が聞こえてきた。 『……searching…………』 光でも聞き取れる程の英語、しかし一体何を調べているのか検討もつかない。 『……
    etc. さん作 [498]
  • 4の呼吸?−?

     朝礼が終わり、最初の授業はコンピュータルームで行われる。   六年三組の教室は南館の2階、コンピュータルームは北館の3階にある。つまり真逆の位置だ。  また、先程の朝礼が長引いて、本来なら10分ある休み時間が5分になってしまった事もあり、クラスの皆は遅刻しないように大慌てになっていた。   しかしそんなことお構いなしに喋っているのは魁達だった。  「なあなあ、アキラぁ。」   という魁の呼び掛
    SABLA さん作 [416]
  • 生と死と地獄の番人2

    私は1時限目を終え友達と話しをしていた。その時だ担任の黒木せん先生が入って来たのだ。黒木先生は長髪のかなりのイケメン先生だ。そんな黒木先生が怖い顔をして来て私の前に立ったのだ。「アハハ先生顔めっちゃ怖いよ〜」なんて言ってやるとさらに怖い顔して「落ち着いて聞いてくれ。君のお父さんが倒れたんだ。」私は意識が遠退いた。父は、私の為に離婚した母の分も家事をしながら寝るも惜しんで働いていてくれた。私はそん
    波児 さん作 [524]
  • 4の呼吸?−?

      魁はまぶたを閉じた。   長ぇんだよ・・・・   それは体育館の檀上に上って長々と喋っている校長と朝礼という意味のない時間に向けられたものだった。   魁はクラスの列のど真ん中で目を閉じて俯いている。横から微かではあるが喋り声が聞こえてきた。それは隣の女子集団の喋り声だった。きっと校長の話なんかちっとも聞いてはいないんだろう。  「ねぇー、校長の話長くない?ほんっとに無駄だよね。」  それに
    SABLA さん作 [454]

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