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ミステリの携帯小説に含まれる記事が2060件見つかりました。

  • DECEIT [護衛] ?

     「父が何か犯罪をしていたっていうの?」 「いいや、そうは言っていない」 不安は増すばかりだ。 「16年前、君のお父さんは貿易事業を向上させようとIC関連の仕事を同時に始めた」 「そんなことは知ってる。インターネットのお陰でうちは成り立っているようなもんだからね」 「君の会社の利益の約八割が海外からの注文から成るもので、今の会社の成長に欠かせないものだろうな」 焦らす望の態度が気に食わない光は自
    etc. さん作 [529]
  • DECEIT [護衛] ?

     「CIA……。え?」 「名前だけは知っているようだな」 光の頭の混乱は更にエスカレートした。 「望様がCIA……て何?」 辺りが一度静まり帰ったのを、車内の三人はひしひしと感じていた。 その空気を裂くように、望が口を開く。 「……一度しか言わねぇからな。CIA、Central Intelligence Agencyは通称アメリカ中央情報局だ」 分かったのか分からないのか、微妙な顔をしている光を
    etc. さん作 [737]
  • 4の呼吸

     予定通り、午後10時。 木戸は肩を上下に動かし深く、荒く息を吐き出す。 遅かったか―― 男は体を前に倒す。それを後押しする様に風が後ろから吹き付ける。 彼は飛び降りた。 そして、一秒後、彼は地面にたたき付けられた。 場が騒然としている。目を塞ぐ者もいれば、ひたすら騒ぐ者もいた。 彼は死んでいた。いや、彼の人生はあの頃から死んでいたのかも知れない。「木戸さん。」その声で刑事の木戸は振り返った。
    SABLA さん作 [982]
  • DECEIT [発端] ?

     車が屋敷を出ようとした時、一台のバンが事件現場へと走り去っていくのが見て取れた。 光にはそれがなんだか検討がついたようだ。 『あれが例の処理班ってやつね……』 「……くそ!」 突然の事でびっくりしたが、どうやら運転席からの声らしい。光にはその声に聞き覚えがあった。 「望様?」 「……よくわかったな」 辺りが一瞬固まったかのようだった。 「何で……」 「何でかって? それはこっちが聞きたいさ!」
    etc. さん作 [537]
  • eating holic 0

    世の中には色々な趣味を持った人がいる。その日、僕は家の近くの公園を歩いていた。「君、流紋潤君だよね?」そいつは後ろから声をかけてきた。声の高さから子供だとわかった。「そうだけど・・・・・・何?」後ろを振り返る。そいつはナイフを突き出してきた。「!!?」間一髪倒れることで避けることができた。しかし、倒れたあとは避けることはできない。いや、転がることはできるだろうしかし、そんな無様に避けたくはない。
    朱哉 さん作 [454]
  • DECEIT [発端] ?

     銃を受け取った男は私を上から睨みつけている。 背中にまた悪寒が走る。 『殺されるんだ……』 そう直感で感じた時、光の顔は先程の蒼白さとは一転して真っ赤になり、今にも泣き出しそうである。 すると思いもよらない事が起きた。 二本のライフルを渡されていたあの男が、私に向かってウィンクをしたのだ。 訳がわからず硬直してしまう。 「ご苦労さん」 プシュッという音が二回したかと思うと、二人の武装した男が地
    etc. さん作 [562]
  • DECEIT [発端] ?

     突然なことに言葉を失ってしまう。 背筋に悪寒が走り、顔面は蒼白、一体何があったのさえ検討もつかなかった。 はっと我に帰った光はもう一人のガードマンに目をやる。 そこに微動だにせずに立っているはずの黒人が仰向けになって転がっていた。 「嘘よ……何かのまちがいでしょ……」 するとテラスの屋根の上から黒いロープが二本、するすると光を囲むように垂れて来た。 未だに理解不能なその高校生をしりめに、防弾チ
    etc. さん作 [547]
  • 静かな男の企み… (前編)

    『キャァァァァァァ…』都会のど真ん中で若い女性の叫び声がした……。周りの人はとっさに円になり真ん中の女性に銃を突き付けてる大柄な男を見ている…。『近寄るな…』男は静かに言いながら、銃を軽く握った。周りの人は、心配してる人もいれば、軽く笑みを浮かべてる人もいる。一人のOLが電話で警察を呼んだ。『早く来てください!男の人が銃を持って、女性を人質にしてます!!今、デパートの前の交差点です!早く来て!!
    セックスピストルズ さん作 [651]
  • DECEIT [発端] ?

     一方、右京家の厳しい訓練を経て来た猛者とも言えるガードマンは二人を光の警備に当たらせている間、残りは車内でかわいらしくサンドイッチを口にしていた。 戦士の休息といったところであろう。 たいていが外国人であるが、そのなかに一人だけ日本人である通称Jがいた。 全てのガードマンはお互いを通称名でしか呼ばない。 また、他の同職者の情報も持っていないのだ。 当たり前だが、そんな中で世間話をする者もおらず
    etc. さん作 [556]
  • DECEIT [発端] ?

     車が到着したのは午前11時ジャスト。 流石は一流ドライバーと言ったところか、毎日狂いなく予定の場所に予定の時刻で到着する。 毎日がその繰り返しで今は慣れてしまい、もう驚かなくなっていた。 着いても私は外に出ることは出来ない。 四人のガードマンが車を取り囲み、辺りを確認する。 この時間がじれったくて仕方がない。 ようやく安全と判断した様で、一人のがたいの良いサングラスをした男が黒塗りの扉を開けた
    etc. さん作 [592]

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