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ミステリの携帯小説に含まれる記事が2060件見つかりました。

  • 過ぎゆく時の中で〜vol,7

    落ち着いた声量で、ゆっくりと言葉を噛み締める様に続けた。「運命の導きは…神のみぞ知る。お金の力では変えられないもの」婦人の夫は、地域も名誉も全てを手に入れ、まさに順風満帆と言える人生だった。アグレッシブな事業展開で成功を納め、いつしか年商30億を下らないだろうと言われる資産家へと登りつめていた。信じていた…金という鎧を武装する事により、みなぎる力を注がれる愛情を。しかし、そんな持論も定説も蝕む病
    真希 さん作 [498]
  • 時神

    よくもまぁこんな嘘をついたもんだ。お陰で俺は本当の一文無し…そう思っていた。今日までは。『タイムストッパ』…一箱に五錠入っている錠剤である。説明書きによると…まさに夢の薬!?一錠飲むだけで一度だけあなた以外の時間を止める力を得る事ができます。是非お試しあれ。第一章俺様はIT企業のエリート社員…だった。貯金なんてしなくても月給で車すら買えた。そんな上がり調子の俺を羨み、憎んでいた上司がいたらしい。
    ピー さん作 [736]
  • 過ぎゆく時の中で〜vol.6

    緊迫した空気が漂う中でゆっくりと婦人は立ち上がり、目の前に来た。俺を見下ろしながらストールを取ると、背中に手を回してドレスのチャックを下げた。静寂が広がる部屋の中でその音だけが響いている。線の細い腰をくねらせて黒いドレスから徐々に肌が露出されてゆく…。薄暗い部屋を僅かに照らす間接照明から、婦人の裸体が現わになっていった。(そ、それは…)思わず声に出してしまった。女性を象徴する婦人の胸部から、腹部
    真希 さん作 [537]
  • 過ぎゆく時の中で〜vol.5

    小旅行にも対応できる程度の黒いバッグは、中身が詰まっているのか、パンパンに膨らんでいた。言われるまま、両開きのチャックを恐る恐る引いてみると、そこには…。百万円ずつくくられた札束が、一億円以上あるだろうか俺は膝の震えが止まらなかった。(全てあなたに、差し上げてもいいわ)婦人はそう言うと歩み寄ってきた。事の重大さに実感がもてず、ただボーとしてしまっているだけの俺に(ただ私を満足させるのが条件よ)あ
    真希 さん作 [488]
  • 過ぎゆく時の中で〜vol.4

    声のする先へ薄暗い奥部屋へと向かった。(さぁ、ここえ)言葉の主は、ゆったりとしたレザー張りのソファーに腰かけている。年のころ40代前半だろうか?黒く大きな帽子からは、レースが垂れさがり、顔を覆ってよく見えずノースリーブの腕から指先まで黒いレースが肌の露出を妨げていた。まるで外国の葬儀に出席するような出で立ちだった。(そこへ座りなさい)そう言うと、対面した椅子を指さした。俺は、この密室での非現実的
    真希 さん作 [505]
  • 六連学園 生徒失踪事件 h

    2人の先生と話して 僕が出した結論は、「2人とも、犯人じゃない。」「・・・、どうして 解るんですか??」「 李先生は、粉河空が消えた日は出張だった。 源氏先生は、粉河光羅と一沙織が消えた6月に交通事故に遭って入院していた。2人には アリバイがあった。」「・・・、」事件解決に繋がりそうな手がかりが無かったことに、残念そうな表情を浮かべるかと思った明治星香の顔は、笑っていた・・・。「 先生、コレ見て
    オズ・クレマン さん作 [641]
  • 六連学園 生徒失踪事件 g

    7月手掛かりナシの事件だったが、僕と明治星香は ついに重要な手掛かりを見つける事ができた。ある1人の 女子生徒粉河空の存在だ。彼女は 粉河光羅の五歳年上の姉で、この学園の11期生だった 5年前 彼女も、この学園で行方不明となった そして、相須楽斗と朝日三矢の2人は 彼女と同期の、この学園の卒業生の兄弟が いるのだという。5年前の事件を知る、生徒3人が消えたのだ 僕は、この5年前の事件を 詳しく知
    オズ・クレマン さん作 [578]
  • 六連学園 生徒失踪事件 f

    2人目の行方不明者 一沙織が消えたのは、粉河光羅が消えて一週間たったころだった。彼女は、明治星香と同じ美術部員消えた場所は、校舎から少し離れた美術棟。そして、その1ヶ月後に3人目の行方不明者 大道幸紗が姿を消したそれから約半年後に 相須楽斗と朝日三矢が同時に姿を消した。以上が、この事件の行方不明者について 僕が明治星香から教えてもらったことだ。 行方不明者に、共通点ナシ手掛かりナシすべてが 謎
    オズ・クレマン さん作 [578]
  • I wanna girlfriend.3

    そんな日が、明くる日も、明くる日も続いた。次第に、ひろきは裕紀だけしか見えなくなり、男友達からの誘いや、メールを無視するようになった。そしてある日、意気揚々と家に帰ってきたひろきは裕紀がいないことに気づいた。ひろきは家中探した。が、いなかった。家の周辺も探したがいなかった。仕方なく家に帰ったひろきはものすごく悩んだ。なぜなら、裕紀だけが唯一の友達だったからだ。男友達からは、誘いやメールを無視した
    マニキュア さん作 [582]
  • I wanna girlfriend. 2

    急いで、玄関に行った。ドアを開けると、そこには、あの若手女優に似た可愛らしい女性がたっていた。「私は、松尾裕紀って言います。よろしく。」突然の美少女の登場に、しどろもどろになってしまった。だが、ここは勇気を振り絞って、自分の部屋に案内した。「ねぇ、ひろき君…」驚くことに、彼女はひろきの名前を知っていた。「…今からエッチしない?」えっ!今から?そんなことを言われたのは初めてだったので、ひろきの分身
    マニキュア さん作 [597]

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