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ミステリの携帯小説に含まれる記事が2060件見つかりました。
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じん面ケン同好会、、
今時珍しい、だるまコタツがある、、今にも消えそうな明かりのもと。私を含め六匹の犬がフセの状態で円をつくり向かい合う、、。皆顔は人間、、不気味な集いだ。私に声を掛けてきたメスが場をしきり、語りだす、、。議題は私たちが人間に認められるにはどうしたらいいという内容、、無理だろ、、。こんな姿で可愛がってくれる人間などいるはずがない。実験材料かハクセイになるか、そんな扱いだろう。話半分に私は他のメンバーを
ホッチ さん作 [574] -
国クズシ世ナオシ 〜死刑囚〜
「仇をうつためじゃない…俺は償いのためにあいつらを殺すんだ」囚人服を着た男は悲しい目をしてそう言った。「…分かりました。私はもう止めません…そのかわり、約束してください」囚人と話す女、女も囚人と同じように悲しい目をしている。「約束…?」「はい、…死なないで、それが約束です。」囚人服を着た男は小さくうなずいた。『死刑囚脱獄!!』翌日、どの新聞も死刑囚の脱獄の内容ばかりだった。
ロブ さん作 [770] -
暗闇の女21
「藤川さん、あなたが まだ無事でよかった。警察が後で来てくれると思うので しばらく危険ですので お店からは出ないでくださいね。」 「わ…分かりました。…はいありました これです。」藤川は山積みになっている書類から野々村順子の履歴書を取り出すと西村に渡した。 「捜査協力ありがとうございます。くれぐれも気を付けて下さい。」西村は書類を手にすると店長室を出て行った。
あぶら翔 さん作 [726] -
スプラッタ殺人
「ふ…ははははは…」嬉しい。土を掻き、穴を広げることに無上の喜びを感じる。土を掻くたびに、 口から笑いが漏れる。「はは…はははは…」呻き声を上げる傍らの男―――\nどんな夢を見ているのかな?微笑を浮かべる男、良かった、楽しい夢を見ているようだ……。私は作業に戻る。ザクッザクッ 土を掻く。早く…掘らなければ…。地面寝かした男が、小さな囁きを漏らす。それは障害、幸福を侵す声、躊躇わず、スコップを振り
森田 さん作 [1,041] -
じん面ケン、、
失敗した、、。こんなずでは、、夜のセンター街での路地裏にて。割れた鏡に写された自分をみつめ、もう五回はため息をついている、、。夜から深夜へうつり、人けがまばらになったところで行動してみることにした。周囲を見渡し、寝床を探しに、、。、、!!第一街人に遭遇!!目をあわせるなり悲鳴をたてられる、、あげくものまで投げられる。この顔ではしかたない、、。私は属に言われる幽体だ、ひょんなことからまだ取り残され
ホッチ さん作 [619] -
国クズシ世ナオシ 〜殺人鬼〜
変な奴、変わり者、まわりからはそういう目で見られていた。でも少年はそんなこと気にしない。「にやけるな!」父親はいつもそう言って少年を殴る。でも少年はそんなこと気にしない。少年は8歳で父親を殺した。母親も殺した。両親はいなくなった。でも少年はそんなこと気にしない。ある日少年はテレビを見て自分が「狂乱の殺人鬼」と呼ばれていることを知った。でも少年はそんなこと気にしない。20歳になった。少年は大人にな
ロブ さん作 [805] -
国クズシ世ナオシ 〜死神〜
「光(コウ)…私も光のこと好きだよ」彼女の最後の言葉その後すぐに銃声が聞こえた。彼女はゆっくりと倒れた。「光(ヒカリ)!!」光(コウ)は彼女の名前を呼んだ。読み方は違うが自分と同じ名前…彼女と仲良くなったのもこの名前がきっかけだった。光(コウ)は叫んだ。泣きながら叫んだ。彼女が動かなくなり冷たくなった後も叫んだ。しばらくして光(コウ)は立ち上がり涙を拭った。そして誓った。「殺す…」光(コウ)は光
ロブ さん作 [789] -
暗闇の女?
「店長…藤川店長っ!」 パートの片桐響子がテレビのニュース番組に没頭している藤川を叱りつけた。 「店長、もうすぐ閉店の時間ですよ、こんな所で呑気にテレビなんか見てないでレジ金点検お願いします…って店長聞いてます?…もう、ちゃんと来て下さいね。」 「ああ、ごめんごめんちょ…ちょっと待っててくれるかな、必ず行くから」
あぶら翔 さん作 [700] -
衝撃-1
俺は29歳。生まれも育ちも東京の下町?って感じの平凡な人生を送っている。でも、平凡かどうかって言うのは、他人が判断することであろう。まず経歴を紹介しよう。俺はが生まれたのは、そう東京の下町。じいちゃんばあちゃんがやってる駄菓子屋があって、もんじゃ、銀玉鉄砲、くじ引きって感じだ。毎日ボールが見えなくなるまで草野球をやって、家帰って、ナイター中継見ながら家族で夕飯。週一で書道、日曜は少年野球、夜の楽
ひかり さん作 [419] -
誕生したひ、、
父は何してる人なの?十歳を向かえる前日、母に答てみた。「人には言っちゃいけないの、、ごめんね。」家族でも駄目なのか!?それでは困ってしまう!!いつもなら間に受けてしまうところだが、、明後日、父親参観なるものがやって来る。そこで『父の仕事』を発表せねばならない、、知らないでは後日いじめの対象になること必須だ!!ベソをかきながら父のもとへ向かう、、。父は困ったかおをして、何やら紙に書き始めた。暫し待
ホッチ さん作 [834]