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ミステリの携帯小説に含まれる記事が2060件見つかりました。
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夢魔 ?
どさっ「いっ、痛ったーっ。……ってアレ?」 私は眠い目をこすりながら辺りを見回した。 何てことはない。ここは自分の家の自室だった。 ベッドから転げ落ちたせいで、腰が痛い。 手を伸ばし、目覚まし時計に目をやる。 七時ジャスト。「うそっ……」 昨日ちゃんと五時にセットしておいたのに、鳴らなかったなんて……。 身震いしたが何時までも怖がっている暇はない。とりあえず身支度をすることにした。 制服に着替
柚木麻里 さん作 [433] -
HELP 2
写真にはそれぞれ数字、職業、住所が書いてあった1 高校生 ○○台30-22 高校生 △△町25-23 会社員 △○町20-14 主婦 □○台12-25 名前は書いていない、そして5には何も書かれていなかったが写真には笑顔の少年が写っていたしかしなぜ殺さなければいけない?まだ高校生の人間もいるしかしこんな狭い部屋にいたら頭がもっとおかしくなる、ここからでよう俺はナイフを写真を後ろ
むー さん作 [438] -
いけない、、〔終〕
目の前に彼がいる、、。いらっしゃい。ここは僕のなかだよ、、。君に少しでも僕をわかってほしくて、強引だけど来てもらったんだ。 感想はどう?『暖かいよ、、でも私のまわりだけ、、他は氷みたいに冷たい、、これが君?』、、、、夢から覚めたみたいだ、、側に誰かいる。 僕は今まで孤独だったんだ。信頼できる友もいなければ、人を好きになるなんて無縁だと思ってた。 いつの間にか自分に扉をつくって他人を拒んできた、、
ホッチ さん作 [732] -
暗闇の女?
「まずいわね、誰か合鍵の置いてある場所知らないかしら?」順子が社員達に聞いた。 「お…俺、知ってます たしか…倉庫の奥のロッカーにあるはずです!」藤川がそう言うと すぐ走り出して行った。 「私も行ってくる」のり子も藤川の後を追って行った。 「私は警察に連絡を してきます。皆さん藤川さんが戻って来たら、待っててもらって下さい」
あぶら翔 さん作 [568] -
暗闇の女?
「また、あの女?…いつもの事じゃない、どうする?順ちゃん行く?」 「そうね、藤川さんの慌てぶりだと ただ事じゃなさそうね行きましょ」 「あーあ、私やっぱり あの女好きになれないなぁ、あれで同い年なんて信じられなーい」 「人、それぞれよ行きましょ」 「はーい、順ちゃんはやっぱり大人だなぁ
あぶら翔 さん作 [555] -
暗闇の女?
「さっさと始めるから こっちに来なさいよ」そう言うとツカツカと事務室を出て行ってしまった。 順子とのり子は しばらく呆気にとられていた、そして急におかしくなってきた。 「な〜に、あれ」 「いいんじゃない、教えてくれる気になったみたいだし」 「そうですね、行きましょうか?」 「そうね」二人は『やれやれ』と思いながら事務室を出て行った。
あぶら翔 さん作 [559] -
暗闇の女?
「なんなのよ!何で私が あんな奴らの面倒見なきゃいけないのよ!」 志津恵が青田を罵倒していた。 「いつも、いつもあんた私に何でも押し付けて冗談じゃないわよ!」 「まぁまぁ待て、私だって志津恵に押し付けてるのは悪いと思っているよ、でもな、余りにもお前が仕事をこなしているとは周りの連中からは見えんのだよ、私も店長と
あぶら翔 さん作 [538] -
暗闇の女?
野々村順子は夫との離婚で生活が苦しかった。これまでにも幾つかのパート面接を受けて来たのだが、子供がまだ小さいと言う事で どこの会社も敬遠しがちだった。このAスーパーは今住んでいるアパートからも近いと言う事で土曜、日曜日も働けると言う条件でやっと採用されたのだ。「あんたに どんな事情があるか知らないけど青田が私に あんた達の事を頼んできたのよ、私がいいって言ってるんだから いいのよっ!レジ打ちな
あぶら翔 さん作 [589] -
暗闇の女?
10年前―――――――― 「えーでは、今日からここで 頑張って頂く事になりました黒田のり子さんと野々村順子さんです。まだ不慣れな事も沢山あると思うので、みなさんよろしくお願いしますね」店長の青田清二は朝礼で新人パートの野々村順子と黒田のり子を紹介していた。 「早速ですがこの お二人はレジ担当になりますが、最初は研修と言う形に なりますから、あー
あぶら翔 さん作 [906] -
いけない、、〔冬〕
落ちる、、その先はやはり闇、。 私は常に闇と付き合っているため、大した動揺もなく死を覚悟する。彼はどこへ行ってしまったのだろう、、死はこわくないが逢えないままではあまりに寂しすぎる。 とりあえずその場にしゃがんでみる。 今、気付いたが暖かい。 ここはどこなのだ?居心地がいぃ、、私、、しばし眠りにつく。 すぐ後ろで私の名を呼ばれた気がする、、意地悪をして寝る、、、。 夢をみた、、、。
ホッチ さん作 [788]