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ミステリの携帯小説に含まれる記事が2060件見つかりました。
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HELP 1
此処は何処だ俺は誰だ頭が割れそうにいたいこの音はなんだ体が動かない俺は何をされている誰か教えてくれ誰か助けてくれ俺の背後で誰かの野太い声が聞こえた「聞こえるか」聞こえる「今からお前にある事をしてもらう」なんだ?何が言いたい俺はなんで喋れない「次に目覚めた時お前はイスに座っていて目の前の机の上に封筒があるその中に書いてある通りの事をしろ」待て意味が分からないこれはいったい----目が冷めた、俺はだ
むー さん作 [552] -
夢魔 ?
『カチッ』 耳元で何かのスイッチの入るような音がした。「僕があなたの夢の中に出てきて、『あなたを殺す』といった時点で、いかなる場合であっても、この僕に殺される運命にある」 頭上でウイーンという奇妙な音が聞こえた。「どうしよう。一体どうすれば……」 私はパニック状態になりながらも必死に箱をけったり、叩いたりした。「中川則子、十七歳、県立R高校ニ−B在籍を○б$△ИΨ×@で処理――」 ピーッピーッ
柚木麻里 さん作 [413] -
Na ・ N ・ Pa
< 第 二 話 > A乃の話があって以来、私のクラスでは「ナンパされる事」がちょっとしたブームになった。 まず始めはA乃のトイレ友達の仲良しグループ数人が、A乃の「指揮」のもとに「戦地」へと赴いて行った。そして同じく「武勇伝」を披露。そんな事が週末ごとに繰り返され、休み明けは「報告会」がお決まりとなった。とは言え、ナンパされてその後に男性とどこかへ行ったり、ましてや「どうにかなる」事が目的では
眠兎 さん作 [546] -
夢魔 ?
「……」「夢の中で殺すといってもよく分からないでしょうから、一つ例を挙げてみましょうか。 昨年十二月にB社の社長がお亡くなりになりましたが、そのことはご存知で?」 無論だ。 死因は確か自宅の階段の最上段から転落して死亡だとか。 ルックスがよく、しゃべりがうまく、テレビ番組にしばしば出ていたので覚えている。「不慮の事故と、新聞やテレビでは取りあげられていましたが違います。 僕が殺しました。あの人の
柚木麻里 さん作 [424] -
近辺警護?
之秀『今回モ、持ツてんダろ?』之秀『出セよあノナイフを』望を切り刻んだ、あのナイフを叶呼の唇が、ニィッと吊り上がる。視線が俺の顔を睨め上げるのと同時に、叶呼の手に、いつの間にか刃渡り四十センチぐらいのバカデカいナイフが握られていた。俺は踏み出した。右手のナイフを意識しながら叶呼との間合いをいっきに詰める。叶呼『!!』そして、無防備な叶呼の腹部にナイフをバチチッ刺せなかった。之秀『ナ、ナんダト!?
森田 さん作 [592] -
3億円
『お、おめでとうございます、高額当選です!!』『えっ?何等ですか?』 『1等です!前後賞合わせて3億円です!』『………、さ、さ、3億円??』当たる訳ないと思いながらも当たればいいなと軽い気持ちで買った10枚の宝くじが3億円に化けた。『人生て奴は何が起こるかわからない。だから、生きていればきっと楽しい事が待っている。』よく、自殺を考えている人や、自分の人生、お先真っ暗だとか思ってる人に投げ掛ける
チャッキー さん作 [655] -
いけない、、〔秋〕
落ち葉が私にそろそろ秋では?と囁く時期、。 彼と旅へ行く、と言うか連れ出される、、。 親には内緒で、。 、、、。どこまで来たであろう、私には知るよしもないが、自転車で行ける距離などたかがしれている。 風の臭いは感じる、広い平野かなと予想する。 秋と言えど、昼は日が射し暖かい、、辺りからはたまに車の不細工な音が聞こえるだけだ、。 彼にここはどこかと聞くが
ホッチ さん作 [788] -
暗闇の女
その日は夕焼けがとても赤い日だったんだ。僕は学校の居残りですっかり帰りが遅くなってしまった。もう六時半にもなろうとしているのに太陽はまだ沈みかけで空を真紅に染めている。それはまるで血をぶちまけた様だった。 (やばいなぁ、このままだったらベス
あぶら翔 さん作 [624] -
暗闇の女?
片手を彼女の肩に軽く押し当て、出来るだけ冷静に聞いた。 「何か知っているんですね?」 彼女は下を向いたままだ。 「教えて下さいっ!僕の母が あんな無残な殺され方されるなんておかしいよ…実際、首を半分以上えぐるなんてありえないでしょうっ!余程誰かに恨まれていなければ…」 僕は またさっきの母の無残な姿を思い出し、嫌
あぶら翔 さん作 [819] -
暗闇の女?
「あのう、まだ名前聞いてなかったですね、母とは何時知り合ったんですか?」 「……」 「あ、すいません こんな時に…」 「いいえ、いいのよ私、のり子…黒田のり子よ」 黒田のり子…ずっと前だけど母さんから聞いた事がある名前だ。 僕はヌルッとする階段を一段一段慎重に上りながら、その名前を思い出していた……。
あぶら翔 さん作 [787]