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ミステリの携帯小説に含まれる記事が2060件見つかりました。
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ミステリーアイズ
1Bとかかれた教室。ちょうど掃除の時間。「私ぃ?机なんかぁ、重くて持てない?これって男子の仕事だよぉ。ねぇ、旭川君掃除やってよ」女子の声がする。「またかよっ!おめえら、入学してから掃除やってんのかよッ」ちょっと低めの声少年が答える。「何?あんたッ!口ごたえすんの?」と女子の声がすると突き飛ばされたのか、壁の振動で1Bのプレートが傾く。「岩見沢君なんて黙々とやってんじゃん!」背中にハタキ、右手に雑
みぃな さん作 [440] -
Na ・ N ・ Pa
< 第 一 話 >「はーーーい! みんな、ちゅーもーく!!」 ある日のお昼休み。昼食を終えてオシャベリをしたりメールをチェックしたり、それぞれに次の授業までの午後のひと時を満喫していた。そんな時、クラスのムードメーカー的存在のA乃が、まるでスポーツ大会の選手宣誓でもするかのようにワザとらしく派手な声で叫んだ。周りの子はクチを止め、手を止めて、顔をA乃に向ける。私は、さして気に留める事も無く窓際
眠兎 さん作 [866] -
ミステリーアイズ
ここは東京のベッドタウンと言われている隣県のT県。そこに、のどかな田園風景広がる、知る人ぞ知る城下町の桜市がある。名前の通り春になると城址公園で桜まつりが賑やかに行われる。そこに、桜北高校という今年から女子高校から共学に変わった100年という歴史をもった由緒正しき高校がある。1年から3年までA組は被服科で和洋裁に力を入れている。B組は、食物科で調理のに力を入れている。卒業時には試験を受け調理師に
みぃな さん作 [473] -
親父の日記 完結
嘘だろ・・・親父の奴・・・こんな目に遭っていたのか・・・7月28日。高校時代俺をいじめていた高村が本社から飛ばされてきた。しかも上司として、見るだけで虫酸が走る。8月3日。飲み会の時に酔った勢いかどうかは知らないが高村の奴が高校の時のいじめの事をみんなに喋りやがった。明日から心配だ。8月4日。予感は的中。挨拶しても誰も返事が来ない。最悪だ。 まぁ高校の時よりかはよっぽどマシだが。8月11日。仕事
龍角 さん作 [670] -
親父の日記
9月3日。俺は宿題のプリントを探していた。 『クソォ〜明日提出なのに・・・部屋にも無いしこうなったら家にある全ての本棚とかを片っ端から探すしかねぇ!!』俺は一階の本棚やリビング、ソファーの下などを探したが見つからなかった。そして残る場所は親父の書斎だけになった。『まさかここにありとは思えないが…一応探してみるか。』半ばあきらめて俺は書斎に入った。するとなんと机の上に堂々と宿題のプリントが置いてあ
龍角 さん作 [649] -
いけない、、「春」
メスの彼と付き合い始め、暫しの時が過ぎる。 彼は心が男だと言う。 調べるとそういう病があるらしい。 難しく、深く理解は出来なかったがべつに別れる理由にはならなかった。 私も彼が好きだった。 桜も青々とした葉をつけ始め、、夏が近いと太陽から聞く。 そんなある朝、、、彼は姿を消した、、、。
ホッチ さん作 [794] -
赤い月(仮)
暗闇から駆ける音がする。切れかけた街灯がそれを照らした。それは高校生くらいの黒髪の少年‥。路地から車が出てきた。少年は、間一髪よけた。車のボンネットに転がるように乗るとまた走る。車の運転手は怒鳴りながら出てくるが少年はそんな声は聞こえない。よろけながらさびれた商店街を走る。人にぶつかっても謝る余裕はない、ただ怯えた目で何かから逃げるように走る。カンカン… 少年の背後には踏切が‥「何で‥何でだよっ
みぃな さん作 [405] -
いけない、、、。
行けなくもなく、いけない扉、、これは現実ではなく。 心の中の開けてはいけない言葉、、、。 私も経験するまで気にもしていなかった、。 春風舞う桜の時期、私は一人のオスとで会う、、どこにでもいるであろう特徴を見付けるのにもおっくうなオス、、、、 平凡が取り柄の私には彼が妥当だと声を掛けるに至る、、 脅えと驚き、手にとるように分かる、、しかしそれも予想していた。 漫画のような受け答えをし私たちは付き合
ホッチ さん作 [1,164] -
夢魔 ?
「なっ……」 彼のモト彼?あの女か……。「あんな女がこの私を……」 ちっと舌打ちをした。 それと同時に、そんなに心配しなくてもよいのではないかという考えが浮かんだ。 これは夢だ。さっきもこのガキの口から「夢の中」という単語が出てきたではないか。「おや。あなたは所詮夢の中だと思っているみたいですね。 でも、そうじゃあないんです。だって僕らには夢魔の血が流れているから」 夢魔――。ナイトメアか。 確
柚木麻里 さん作 [586] -
犯罪者?
「つまりさ、アンタの供述に重ねると…風呂入ってる時は確実に生きてた訳だよ」嫌な汗がでてくる。無実なのは自分がよくわかっているが、それでも理不尽すぎる流れにのまれそうになる。例え生きていたとしても一体見ず知らずの女性が何をしたかったのか教えてほしい位だ。そしてなぜ死んでしまったのか。しかし頭に浮かぶ疑問は全て犯人と疑っている刑事には無意味だ。「アンタが殺害して通報したんでしょ?」「ぼ、僕は殺しなん
寿 さん作 [596]