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ミステリの携帯小説に含まれる記事が2060件見つかりました。
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蜜の誘惑 七
あれから隼人はダルい身体で自宅へ帰った。何日もろくに食事せず、最近は睡眠すら出来なくなっている。今はだいぶ落ち着きを取り戻し部屋のベットに寝っころがり焦点が合いづらい目でテレビを見ていた。たまに母親が心配そうに話しかけるが、聞いている様子すらない。―速報です、今日午後4時頃〇〇県〇〇区でまた何者かによって切断された遺体が発見されました…―\rそういえば今日学校で放送されてた事件ってこのことだった
ぽち さん作 [558] -
URL2〜?〜
どうやら俺は夜中に自宅の階段から落ち、気を失っていたらしい。佐野『では、失礼します』母さん『ありがとうごさいました』佐野先生は一礼し、病室から出ていった。母さんは佐野先生を見送るかのように深々とお辞儀をした。俺『母さん、今日…何日?』母さん『ギョウわなシイたらリし……』俺『え?何?かあさ………』━━━━━━━急に目の前が真っ暗になった。気が付くと狭い部屋にいた。状況が理解できない。俺は病室にいた
♪昇天♪ さん作 [514] -
SUMMER TIME 1TIME
『何に怯えているの?』『そんなのわからないよ』━━バシュッ━━毎晩見る夢途切れる夢夏になると必ず見るんだ…どうして毎晩同じ夢なんだろう?俺に何かを伝えようとしているのだろうか。この夢を見るようになったのは、小学4年生の夏からだ。夏休みになると必ず見る。だから、俺は夏が嫌いなんだ。意味のわからない夢何かに怯えている俺俺の名前は柳 龍介。今、俺は高校生だ。夢の事は誰にも話していない。話せば、変な目で
♪昇天♪ さん作 [576] -
蜜の誘惑 六
「おい、お前なにしてんだ!!」先生が無理矢理抱き合っていた二人を引き剥がす「何すんだテメェ!!」隼人はキレだし、先生に殴りかかろうとするが「やめなさい、大丈夫よ私はもうあなたの前から離れないから。また続きは夜でね、いつもの所で待ってるから」頭を優しく撫で隼人の気を落ち着かせるリリィ。この騒ぎに他の先生、生徒が隼人の周りに集まりだした。リリィの言うとおり隼人は先生に一つ頭を下げ謝った。「おらっ、行
ぽち さん作 [597] -
日常茶飯事? 〜27〜
「「あ。」」ママちゃんだ。「もうっ!!どこ行ってたの!?翔君、お母さんが心配してるわよ! もう・・っ。ワンちゃんは1人で帰ってくるし、 蓮も啓も戻ってこないし…引越ししたてだから 道分かんないんじゃないかって・・・お母さん心配したんだから!!」「アンやっぱ帰ってたんや。」翔ちゃんが安心したように、フッと息を吐いた。「はいはいお母さん心配かけてゴメンなさい。 ホラお兄ちゃんも。」「お母さん、心配か
梨希 さん作 [482] -
日常茶飯事? 〜26〜
「日付まで隠すとは・・・何か本格的で怖い。」寒気がする。ここまで練ってあったなんて。計画的な犯行でしょ?まあ犯行ってほどでもないかも知れないけど・・・。「凄いな…。何か疼(うず)くわ・・。」翔ちゃんがニヤリと笑う。1人が怖いくせにこんなのは大丈夫なんだ。何かムカツく。「蓮。大丈夫か?難しい顔して。」「えっ?大丈夫だよ。それより・・・」ポツン私の肩に雨粒が当たった。それだけなのに過剰反応してしまう
梨希 さん作 [441] -
蜜の誘惑 五
―リリィが居なくなって何日経つのだろう…実際は数日しか経っていないが、もう何年も逢っていない感覚だ…何処にいても奇妙な[不安]が湧いてしまってしょうがない―\r「うわぁぁぁあ!!」学校の授業中にも関わらず隼人は机や椅子を投げ回し、窓ガラスが次々と割られていく教室は悲鳴と先生の怒号が響き、他のクラスも授業どころじゃなくなってしまった。「隼人もうやめろ!!一体どうしたんだよ」要が必死に隼人を止めよう
ぽち さん作 [607] -
日常茶飯事? 〜25〜
耳の奥で、火曜サスペンス劇場のテーマが流れる。今の状況にはピッタリとあっている。「・・これ、アンの写真じゃない?」そこには誰かを威嚇するように、ちょっとキバを出したアンが映っていた。「「えっ?」」お兄ちゃんと翔ちゃんがやっとあっち向いてホイを止めた。「アン…え?・・???」翔ちゃんは理解が出来ないようだ。私も理解ができる訳無い。ついさっきここに越してきたんだから。もちろんお兄ちゃんもだ。「んん〜
梨希 さん作 [477] -
日常茶飯事? 〜24〜
赤紫色の結構デカイ車。何かロゴが入ってるけど今はどうでもいい。「つ 10 ・19」「は?ツイチゼロイチキュー?何言ってん。」「翔ちゃんが何言ってんの。ナンバープレート。」「何やソレ。」「翔ちゃん、アレだぞ?あのな、ホラ、見えるよな?」「うん。」キャー。何か凄い画になる。優しいお兄ちゃんと素直な弟。・・・オ゛ェエエ。何が素直な弟だ・・ぉぇ。今もらいゲロした人ゴメ・・ォオェ。『ナンバープレート』を教
梨希 さん作 [448] -
星の絆 最終話
炭鉱は閉山され港には鉄くずを積んだ船が一隻だけ停泊している「こんな時間にすまなかったな龍・・・」「・・・・いや」しばらく無言の時間が過ぎる「いつから気づいていたんだ」「龍お前が最初に部屋に入った時だ お前は親父さんに触れもせずに彩に警察に連絡するように言った お前は死んでいるのがわかっていたからだ」「そうか だがどうする。証拠もなければ実証はできないぞ」龍二はニヤリと笑って見せた 「お前親父
三毛猫 さん作 [539]