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ミステリの携帯小説に含まれる記事が2060件見つかりました。

  • 日常茶飯事? 〜6〜

    フル活動していた脳が、突然活動を休止する。湯気が出そうな感覚がする。『うっひょー!!!スゲェ!!!!』お兄ちゃんの声。お兄ちゃんは10mを3歩で済ますほどの脚力の持ち主だから、あんまりビックリはしない。毎回毎回、関心はするけどね。私が部屋に着くと、お母さんとお兄ちゃんが何かに執着していた。顔を寄り合わせて、その物体をしげしげと見つめているようだ。それを見ているのがお父さん。無表情だけど、心の中で
    梨希 さん作 [587]
  • 日常茶飯事? 〜5〜

    「いやだから読んでんだよ。」「よ、読んでる!?」驚いた。いくらアホだからってそこまでするとは思わなかった。いや、柔軟な脳はこう言う考え方をするのか。あっ、そっか。裏の裏ぐらいを読んで・・・!んな訳無いか。「お兄ちゃん。そんなの暗号でもなんでもないっすよ。」「あっ!そっか!なるほど〜。蓮、分かったのか?」「話を進めすぎだコノヤロウ。」「難しいな。」「何度も言わせるなバカヤロウ。」「バカとはなんだ!
    梨希 さん作 [591]
  • ジャージ貴族〜プロローグ〜

    机を挟んで二人の男が対峙していた。場所は会社の応接室のようだ。「これだけはいくら積まれてもお譲りできません。」「喜多さん…」「ダメです。…!!!!」喜多と呼ばれた男の腹にナイフが突き立てられた。次の瞬間、喜多は頽れた。ナイフを突き立てた男は喜多の背広をまさぐった。そしてメモリーを見つけるとそれを持ってその場を走り去って行った。次の日、白根ネットの応接室から男が刺殺されているのが発見された。男の名
    すぎした さん作 [587]
  • 日常茶飯事? 〜8〜

    「ハァ!?オレまだシワくちゃになんかなりたくねーよー!!」「「・・・」」これにはさすがのお母さんもビックリだ。無論、私もビックリだ。「啓のせいで白髪が一本増えたわ・・・。」「アハハ・・・。」「ハッ・・・!だから叶はシワくちゃなのか!!」叶って誰だ。ソイツはシワくちゃなのか、おい。(猿)まっ、カナさんと脳ミソの話はおいといて。お父さんに早くパソコン代わってもらわないとね…。(ふぅでもお父さん、もし
    梨希 さん作 [684]
  • 「お父さん!!開けてー!」「ダメだ。ダメだ、ダメだ。」「頑固者。」「カナさんについて教えてやれ。」「非協力的親父ィ」お父さんはマジで頑固者だから、もう無駄だって事は百も承知。けど悔しいッ。なんであの時気付かなかったんだもぉっ。腹立つなぁ。自分に。「蓮〜!カナさんって、一体誰なの〜?」お母さんとお兄ちゃんはもうソファに腰を下ろして、私を待っていた。そんなにカナさんの事が気になるんですか?お二人さん
    梨希 さん作 [774]
  • あれ?

    「………あれ?」朝、僕が彼女に起こされて、感じたのは疑問だった。でも、何に対しての疑問かはわからない。「………うぅ〜ん………」思わず唸り声のようなものが、口からこぼれる。すると、すぐそばにいる彼女から、心配そうに声をかけられた。「どうしたの?気分でも悪いの?」「いや…そういうわけではないんけど…………」「じゃあ、なぁに?」「うん…それがさぁ…なんか忘れてるような気がするんだよなぁ…何かが不自然
    さん作 [873]
  • ………

    夫婦なんて、5年も過ぎれば、家族になる。何の為に毎日、食事の支度をし、洗濯をし、掃除をし………愛?日常生活の一部であり、ワタシの生活スタイルなりつつあった。……あの日が来るまでは……
    blue sky さん作 [976]
  • カードズ

     草原 蘭(くさはら らん)はニコニコする母と、対面していた。「で?」「ん?」 蘭は怪盗業の作戦を聞かされたばかりだった―――――――――・・・。 蘭の家系はずっと怪盗でつながっている。だから今年の春、13歳になった蘭は立派な怪盗として育てられることになった。一応、本人は嫌なのだが・・・。その嫌な理由の一つとして、友達が探偵。案木 笛(あんき ふえ)だ。大親友の末、蘭は怪盗、笛は探偵の道を進むと
    湯島 朗 さん作 [761]
  • 日常茶飯事? 〜4〜

    「そう!暗号だ!」「暗号?…もしかしたらそうかもね。」適当に書いた訳じゃなさそうだし。可能性は低くも無いかも。何よりお兄ちゃんがノリノリだからね。『違う』なんて言ったらスネそう。「んで、どうやって解読するの?」「知らん!」「あ、そう。」「ツッコミが3文字とは。悲しい・・・」「シカトするよりマシでしょ。兎も角、食器片付けてから考えよ。」なんか面白そうだし…w私、意外とこーゆーの好きなんだよね。事件
    梨希 さん作 [621]
  • 遺書

    そこには何も書くものがなかったので、僕は自分の血で遺書を書こうと思った。 僕が居るこの部屋には何も無かった。僕と、白い壁と、白いドア。それだけだった。 人指し指にちくりと軽い痛みが走り、プクリと血の玉ができた。僕は今から遺書を書こうと思ってる。文章を書くのは得意だし、何より好きだった。そして僕には言いたいことが文章で伝えられる自信もある。 はっきり言って、僕は『遺書』というものに憧れて
    正午 さん作 [745]

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