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ミステリの携帯小説に含まれる記事が2060件見つかりました。

 
  • サヨウナラ精製水(8)

    今なら佐重子の話を聞き、子供達と夢を語り幸せな家庭を気づける自信がある…って崩壊してからはなんとでも言えるか…。この場所は私の居場所ではないようだ…他を当たろう「お父さんは元気にしてるかな?」「お父さんは毎日、研究をしているけど、きっと、健康に気をつけて頑張ってくれているわよ」佐重子は子供達に私の話をしていてくれたんだ…。「お父さんに会いたいな…」「大学の研究室にいるからなかなか会えないわね」こ
    キユデヒ さん作 [580]
  • サヨウナラ精製水(7)

    私に彼女がいるように見えるのかな?「…もし、いなかったら…私と…。」私に断る権利はなかった…。今思えば奇跡的な出会いとしか考えられない…。私は高校一年の冬…。そう…あの冬からこの左手に障害をおっている…事故がきっかけだ…。この頃からなんか卑屈に生きてきた気がするな…。こんな私に誰も寄り付かなかったのに…初めてかもしれない佐重子が…。おっと…思い出に浸る暇はなかった…。生き返る方法を考えなくては!
    キユデヒ さん作 [603]
  • ハーフムーン (30)

    「い…今からって、そんなの無理に決まってるじゃん!なんも準備してねぇし」マモルは慌てて言った。「大丈夫です。手ハズは整えてあります」男はそう答えた。そして間髪入れずに、狭い道幅いっぱいもある巨大な空港行きのリムジンバスが、会場に颯爽とやって来た。「ミユキは大丈夫なのかよ?いきなり出発しちゃっても」マモルが聞いた。「アタシは大丈夫…慣れてるし」ミユキが小さくうなずいた。「サァー!皆さんでこの若い二
    さん作 [954]
  • サヨウナラ精製水(6)

    特別、学内で目立つ存在じゃなかった私…。ことあるごとに話しかけてくれたな…なぜなのか?今でも不思議でならない。「レポートの書き方がわからないんですけど…」「あの映画みましたか?」「新しいお店が出来たみたいですね?行きませんか?みんなで…」研究大好き人間の私は断り続けたな…。いや…二人でナポレオンの何かを見に行ったな…。美術館…。ほとんど黙ったままだった彼女は卒業後、実家の滋賀県に帰った…。私はそ
    キユデヒ さん作 [626]
  • Kidnapping

    嶋村家をでて最寄駅へ向かって瑶子と結子が歩いていく。瑶子は相変わらずほっぺたを膨らませている。そして、その横を結子が歩いている。「なあに、まだ怒ってるの?」結子が瑶子の顔を笑いながら覗き込む。「怒ってるよ!なんで、あんなに、内緒にしている事、いうかなあっ。」結子は心の中で「とっくにバレてるんだけどな。」と思いながらも、ごめん、と瑶子に向かって手を合わせる。「ケーキ、おごるから機嫌直してよ。」そし
    おぼろづき さん作 [446]
  • その男

    生まれた時に 人は忘れ 死にゆく時に 全て焼き付ける 「そうですか。次はあなたの所へ来たのですね」 沈黙・・。 「彼は興味のない場所には行きません。無論、人も同じです。あなたの所に来たのはあなた自身に彼が興味があったか、あるいはあなたの周りの景色にどこか惹かれる所があったのか私は彼ではないので、゛断定”はできませんが全く知らなくな
    ルカイ さん作 [880]
  • サヨウナラ精製水(5)

    「あなたを必要としている人間が…心の底から…逢いたいと願えば…生き返るかもしれませんが…」私を?真剣に考えたが…世の中に存在しない事に気づかされた…。私を必要する人間なんていやしない…。心底、絶望感に苛まれた…同時になぜ?私は人を大切にせず生きてきたのか自分の事ばかり…。目の前から光がつぶれた。「あなたは本気で誰からも必要とされてなかったとお思いですか?」当たり前じゃないか…。自己中心的内向型閉
    キユデヒ さん作 [654]
  • judge 不穏の町

    壱章「サウスタウンの揺らぎ」 僕は今、心を人形に入れる実験を成功したという、真相を確かめる為に、バスでサウスタウンへ向かっている。思えば、記者としては、最高のネタになるが、すでに取り上げられているネタだ。 だから僕はそれの深い溝を洗い、世間に晒すのだ。TVで放送され、僕の心の底から興味と緊張が込み上げた 気付いたらバスに乗って、サウスタウンに向かっていた ナイフは一応バッグに入れているだけ
    FANG さん作 [538]
  • ハーフムーン (29)

    「アワワワワ〜!!と…とうとう出ました!特賞がっ!!オドロキモモノキサンショノキ〜!」男は興奮を抑えきれない表情で叫んだ。「…て言うか、コレ4等じゃないの?白だし」マモルはクールに言った。「ノー!ノー!これは『白』ではありません。『ベージュ』です!」男は声を震わせながら言った。「やったよ、マモル!特賞だって!一体、何が当たるんだろうねっ」ミユキは嬉しそうに、マモルの腕をつかんだ。「でもやっぱり、
    さん作 [978]
  • サヨウナラ精製水(4)

    幽霊…か人は亡くなると幽霊になるのか?信じたくない現実…。なんでなんだ?只ただ、研究を重ね!没頭していただけなのに…何を間違ったのか?私にはわからない…。確かに家庭をかえりみず子供達の誕生日さえわからない…父親失格…。夫失格…。私は頭を押さえ…。気が狂う手前だった…。そしてまたアイツが話かける…。「あなたは馬鹿ですね…愛する家族がありながら…捨てたも当然ですね…。フフフっ…。」何が可笑しい!殺し
    キユデヒ さん作 [664]
 
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