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ミステリの携帯小説に含まれる記事が2060件見つかりました。
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Kidnapping
嶋村瑶子は今、大変な悩みを抱えている。最近であるが彼女は新しい家に家族で越して来たのだ。そのため、部屋の荷物を整理しなくてはならない。しかも彼女の荷物はあまりにも多過ぎて、家族公共の場所の「リビング」にまで今現在進出、いや、むしろ侵犯しているのだ。しかし、バイトや学校の授業の兼ね合いで時間が思うように作れず、親にはいつになったら片付けるのかといつも小声を言われ続け、やっと一日休みの日が出来たので
おぼろづき さん作 [442] -
夢の叶え方講座?
講座の行われているビルの3階に行くと意外にも幅広い年代の人達が集まっていた。 担当者の神崎さんの説明のあと、同じような夢を持つ人どうし、ペアを組まされた。そして、神崎さんは最後にこんな説明をした。『皆さんのなかで今の人生で夢を私たちが叶えて差し上げられるペアの数は1組だけです。それ以外の方は是非とも来世で夢をお叶えください。』 …どういうことだ? とりあえずペアになった和葉さんと自己紹介をお互
シュークリーム さん作 [490] -
夢の叶え方講座?
…僕は、丈。ニートの28歳。30歳目前でニートの自分を変えるために、この夢の叶え方講座に入った。ちなみに夢は昔から変わらず『お笑い芸人』。ニートで性格も暗い自分には無理…のはずだったが、ここの広告は僕に勇気を出させた。その広告は… 『誰でも何歳でも何回でも人生がやり直し可能!』こんな簡単な広告に引っ掛かる僕って… まだこの時の僕は気付いていなかった。広告の隅っこに小さな字が書かれていること
シュークリーム さん作 [463] -
サヨウナラ精製水(3)
私は時が経ったので薬がきれたのかと思った…。しかし男は…。「貴方の姿と私の姿は世間には見えません…」私は意味が分からず…。もしかして貴方も発明されたんですか?透明人間の薬を!男は「いいえ…私はあのビルから…(男はビルを指差しながら)飛び降り自殺した者です…もう六年です…。」益々意味が分からない…。私は「貴方は自殺したけど助かったって事ですよね?」と聞くと「いいえ、完全に全力で死んでます…」私は怖
キユデヒ さん作 [725] -
サヨウナラ精製水(2)
私は研究所の洗面所に向かい寝ぼけ顔を洗った。ふと鏡を見ると自分の姿が映っていない!…。なんだ?…顔を下にし両手を見た…あるよな…そして再び鏡を見ると…やはり姿が映っていない!やった!やったぞ!透明人間になったぞ!私が透明人間になったから守衛は見えなかったんだ!よし!念願の研究!が今回の実験により成功した!万歳!!早速、調合の比率、論文制作に没頭しよう!ノーベルもんだ!笑いが止まらない!家族に会い
キユデヒ さん作 [762] -
ループ(6)
1日1日がとても長い。結局何が何だか分からないまま、真実を話すことだけを心がけてきたが、裁判では通用せず死刑が確定してしまった。これからは毎日が死へのカウントダウンだ。いつその日が来るか分からない。しかし何故入れ替わるようなことが起こったのか。僕の霊か魂が、健二の肉体に乗り移ってしまったのだろうか。そうだとしても、それが何故なのかも分からない。そんなことを考えるよりも、今の現状を受け入れ、残りの
まっすん さん作 [549] -
ループ(5)
僕の友達の顔じゃないか!一体どういうことだ?確か僕はこいつと口論になって…あっ!死んだのは僕の方だ。僕は健二に殺されたんだ。それでその後、健二になったんだ!全然気付かなかった!でも何故だ?そんなことがあり得るのか?分からない。冷静になれ。でも一つ分かることは、僕は殺されたにも関わらず殺人犯になるということだ。一体どういうことなんだ。こういう場合どうしたらいいんだ?自分が殺した訳でもないのに刑務所
まっすん さん作 [520] -
サヨウナラ精製水
ヤモリ…トカゲ…マムシ…牛の心臓…鶏のトサカ…。それと山椒…椎茸の粉末…色々と混ぜ合わせて…ついに完成した!透明人間になる薬を!何年かかったかな?1000回以上は失敗した…。貯蓄していた予算…。稼ぐ為にしたくもない大学の教授…金になるからとはじめてみたものの…やる気のある生徒は一人もいないし…講義もまったく聴いていない…何しにきてんだか?腹もたつ…どうでもいいか…私は研究さえ出来れば文句はない…
キユデヒ さん作 [779] -
気まぐれの代償?
「息子を殺した犯人を探してください!」目を赤く腫らせて初老の女は言った。しっかりと化粧すればそれなりに見えるはずなのに、女は髪すら乱れていた。「つまり、息子さんは自殺ではなく殺されたと?」女の話を黙って聞いていた男は尋ねた。女は返答として頷く。「しかし、それを頼むのであれば、警察に行くのがよろしいのではないですか?」「ダメです、信用できません!ですから、あなたに頼んでいるんです。」女の目に宿るの
一撃 さん作 [415] -
作家・山田の苦悩
『もう後戻りはできない。ついに殺ってしまったのだ。昨日久恵を殺した。その後のことは、ほとんど覚えていない。必死で証拠を隠すことと、早くこの場から立ち去ることだけを考えていたが、それ以外は何も覚えていない。だから完璧かどうかはわからない。 そして自転車で帰り、アパートの住民に気づかれないように静かに部屋に入ったことは微かに覚えている。もちろん帰ってから一睡もしていない。眠たくても寝られるわけがない
シノ さん作 [546]