携帯小説!(PC版)

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ミステリの携帯小説に含まれる記事が2060件見つかりました。

 
  • ビバはは

    渡る世間は鬼ばかりとはよく言ったものの、まさか我が山下家に起きるなんて思ってもなかった。雅弘おじさんが亡くなってから、おじさんの妻、文代は年金も保険もかけておらず我が家に世話になるのを企んでいた。   だけど家族中が反対した。そう文代おばさんは金遣いがあらく、踊りの稽古だの着物がいるだの草履にブーツおまけに不倫相手もいておじいちゃんとも出来ててそんな人に来られたら我が家はめちゃくちゃになってしま
    山下 美紀子 さん作 [855]
  • ミッション

    ―ミッション1―\rある朝の事―。「今日も仕事?!私ずっと前から言ってたのに、またなの?!いい加減にしてよ!!ろくに家にも帰んないで、いつも何してるの?!!」「うっせーよ!!仕事してて何が悪いんだよ!!だいいち、今お前がそう過ごしてるのも俺のおかげなんだぞ??結婚もしてねーのになめた事言うんじゃね―よ。」ブチッ――。悲しげにケータイを切る音が、部屋中に響いた。「もう最悪…。」そう一言呟いたのは、
    MANA さん作 [623]
  • 暗闇の女24

    「こ…この野郎!、よ…よくも母さんを…母さんをっ!」 僕は感情を抑える事が出来なくなって大声で叫んだ! 「こ…この…イカれ女め!お…お前だけは、絶対に俺が ぶっ殺してやるっ!」 僕は無我夢中で包丁を振りかざした。 「…めて!」 『女』が何かを言ったが興奮で聞き取れない。 「や…やめて…秀君」(…はぁ?) 僕は自分の耳を疑った。 何の罪も無い母や黒田さんに、残虐極まりない事をした殺人鬼が 僕の名前
    あぶら翔 さん作 [646]
  • 暗闇の女23

    「お…おい!てめぇ…ぶち殺し…」僕は目の前に血だらけで膝を抱えている その女に少しだけビビッていた。 握っていた包丁もブルブルふるえていたんだ。僕は覚悟を決めた。 「て…テメェ!」 「テメェ…?」 「テ……メ…」 『女』は うつ向いたまま無言だった。僕は少し安心してしまった。 それまでの緊張感から ちょっとだけ開放された気がしたんだ。 「こ…こいつ気絶してんのかな?」 この女も見た所かなり傷だら
    あぶら翔 さん作 [727]
  • 4の呼吸 3-5

      教頭の説明は思ったよりも時間がかかった。そのことに腹が立っていた由美は自らの腕時計を見た。  はぁっ・・・・  と自然とため息が出た。来てから二時間もかかっている。彼女にとって一日のうちの二時間は大きいものだった。  由美は会社を辞めてから新たに個人投資家という方向に活路を見出だしていた。  自宅まであと数百メートルというところの赤信号に捕まり、由美はふと我にかえった。  後ろを見ると、楓が
    SABLA さん作 [593]
  • 優しい夜明け 52

    「山本さん、山中敦は今どこにいますか?」「わかりません。」「……桂由美さんを、ご存じですよね?」 「はい。早苗の子供です。」「早苗さんと山中敦との子供ですね?桂明美と由美は姉妹である。そして山中敦の亡くなった嫁は、山本さん、あなたと同級生です。違いますか?……山中敦との関係はいつからか教えて頂けませんか?」「………。明美は失踪してます。由美は………、亡くなりました。」??
    TAMAKI さん作 [616]
  • 時空携帯 6−3話

    裕二は、真面目になって、聞いてみた。 「その通話の、記録は確認したのか? 電話会社の」 「もちろん、すぐにね。でも無かったらしいわ。時空携帯に、記録は残らないの」裕二は、戸惑っていた。自分に起こった出来事に、あまりにも、一致している。あれは、夢でも見たんだろう、と思う事にしていたが、同じ体験をした人が、居るのか。思わず裕二は、言っていた。 「その人に、会わせてくれないか。会って話がしたいんだ」真
    小鉄 さん作 [627]
  • 時空携帯 6−2話

    「旅がしたいな。世界中旅して、美味しいもの食べたいし、お買い物もしたいの」 「そのぐらいなら、叶うんじゃないか。玉の輿にのっちゃえば」 「そうなんだけど、もっと贅沢したいの。時間を越えて旅がしたいの。過去や未来に行ってみたいな」話が、可笑しくなってきた。裕二は、悪乗りしたくなり、聞いてみた。 「それには、タイムマシーンが必要だな。それを買うには、そうとうの金持ちじゃないと無理だろ?」 「そうね
    小鉄 さん作 [540]
  • 時空携帯 6話

    伝説の始まり二人は、銀座の日本料理店に居た。座敷の部屋で、ゆったりとしたスペースが、ここち良い。お造りや創作料理をつまみながら、日本酒を嗜んでいた。「裕くんて、不思議だよね。いつも遊んでる感じだけど、お金持ちだし、いろんな事知ってるし。お坊ちゃまか、悪い人でしょ? もし、そうなら、マキをお嫁さんにしてよ」「おい、おい。悪い人って何だよ。やくざかよ。真紀は、やくざの、お嫁さんでも、いいのかよ」 「
    小鉄 さん作 [600]
  • 頭脳と頭脳(15)

    由城彩香お前は、花火が好きか?私は、とても好きだ。だから、昼間にも花火が見たくてね。今日の14時に花火をすることにする。お前にも見てもらいたい。たがらこの手紙を出した。この手紙はチケットだ。意味を理解して見にこい。もしくは止めてみせろ。できるのならな。私の仲間は黄竜のもと、つねに逆鱗に触れられるようにしてある。もし彼が逆鱗に触れれば、黄竜の目に花火が映る。目からの景色は美しいから、楽しみにしてく
    未熟 さん作 [757]
 
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