携帯小説!(PC版)

トップページ >> ミステリの一覧

ミステリの携帯小説に含まれる記事が2060件見つかりました。

 
  • 4の呼吸 3-4

      小野寺親子が話しを盗み聞きしている男子達に驚いているのを見た教頭は直ぐさま、   「あなたたち何しているんです!今は授業時間中でしょう!」  と怒鳴り付けた。そして、大変申し訳ありませんと親子に謝罪した。  「別に大丈夫です。子供のやったことですから。」  と由美も場を和ますために平然を振る舞い、楓も既に落ち着いて笑顔になっていた。  教頭は由美の振る舞いにも感服したが、それよりも楓の表情
    SABLA さん作 [610]
  • 優しい夜明け 51

    「桂早苗さんは自殺で亡くなられたんですね?高山県警で調べて頂きました。」「………。」「自殺理由は遺書も何もなかったので、理由ははっきりとは分からないらしいですが、あなたと山中との関係を知ってたんではないですか?」「そんなはずは……ありません。」「そう思ってるだけですね?」「………。」
    TAMAKI さん作 [540]
  • 時空携帯 5話

    ギャンブルの教え14258倍、100円が、142万円になる馬券だ。その日、裕二は、東京競馬場に居た。7レースから買って、11レースまでに、25万円程負けていた。最終の12レースに、挽回を狙って、勝負を賭けていたのだ。3連単の30点に1000円づつ買うのを止め、8点ボックスの330点を100円づつ買う事にした。ところが、これが大当り。ブービー人気が、1着にきたのだ。これが、大万馬券の立役者になった
    小鉄 さん作 [598]
  • 時空携帯 4話

    疑問どうも腑に落ちない。裕二は考えていた。小林は、森下ゆき、の携帯を調べている。当然、通話記録も確認しているはずだ。犯行の時間帯に通話しているなら、決定的な手掛かりになる。しかし、小林は、その事について触れなかった。何故だろう。裕二は、自分の携帯を手に取り、着信履歴を開いた。 「あれっ、?」裕二は、呟いた。おかしい。1時48分、ニューヨークの友人と話したのが、最後の通話になっている。肝心の、森下
    小鉄 さん作 [714]
  • 時空携帯 3−2話

    小林は、鞄から手帳を取り出しながら続けた。 「これは害者の物ですが、今日、貴方と会う予定になってますね。何の用件なのか、聞かせて貰えませんか。」裕二は、驚いた。午後からくる予定の依頼人だったのだ。 「14時からの約束でした。でも、用件までは知りません。来てから話すとの事でしたので。ですから、名前も知らないのです。」 「森下ゆき、遺留品からの推測では、間違い無いでしょう。」裕二の背中に、電流が走っ
    小鉄 さん作 [638]
  • 優しい夜明け 50

    「山本さん、答えてください。」「何度か会いました。」「なぜですか?」「付き合っていたからです。」「男女の関係だったと言う事ですね?」「はい。」「いつ知り合いましたか?」「早苗が紹介した時です。」「いつ、そういう仲になりましたか?」「覚えていません。」「では、早苗さんは、あなた達の関係は知っていましたか?」「………。」「分かりました。」
    TAMAKI さん作 [503]
  • 優しい夜明け 49

    山本は小さく頷いた。「山本さん、山中敦という男をご存じですね?」「………。」「あなたが山中敦と会ってる所を見た人物がいます。どういうご関係ですか?」「………。」「質問を変えます、山中敦は桂早苗の愛人、つまり、桂明美、由美の父親ですね?」「はい。」「指名手配されてるのはご存じですか?」「はい。」「あなたは山中敦と会った事はありますか?」 …………「はい。」「それは二人だけですか?」「はい。」「具
    TAMAKI さん作 [467]
  • 時空携帯 3話

    事件発覚10時過ぎ頃、裕二は事務所に入った。 「おはようございます」水野早紀が、挨拶をした。彼女は、半年前、突然雇って欲しいとやって来た。東京の大学を出た後、就職したが、25歳で退職した。眼鏡をかけて、見た目地味な感じだが、真面目で気が利く、品のある女性だった。 「午後2時に、依頼人の方が来ます。その後・・」早紀が、予定を報告している。その時、来客を知らせるチャイムが鳴った。 「久しぶりぶりです
    小鉄 さん作 [655]
  • 借 5

    光は、ボロボロの紙をテーブルにたたきつけ、こちらを睨んだ。「…今日中が期限です。返して下さい。」幼い顔からは想像も出来ないような口調に俺はドキリとした。「な、何を…。」「本当に何も覚えてらっしゃらないのですか?」え…。テレビ音だけが、部屋に響いた…。『ごめんなさ-い。今日のビリはしし座です!借りた物はきちんと返しましょう!』
    さん作 [653]
  • 借 4

    ドガシャ-ン!「…光-!また壊したのか!」「ふェ-!掃除しようかと思っただけでしィ-!」「…ったく、光が怪我してないなら、いいよ。」こんな会話が日常茶飯事となった。光と出会ってからもう一週間が過ぎた。すっかりここにも馴染んで来たようで安心した。俺も光が来てから変わった。光の為にと仕事にも熱が入るし、料理だって上手くなってきた。…不意に光が尋ねてきた。「…今日は何の日か分かりましかァ?」「ん?分か
    さん作 [569]
 
サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス