携帯小説!(PC版)

トップページ >> ミステリの一覧

ミステリの携帯小説に含まれる記事が2060件見つかりました。

 
  • よろず屋 大江戸記

    「おぅっ令一!!目星は付いたかぃ?」「すいません・・・全くです。」「そうかい・・・あの身元は分かったのかい?」「はい。大工の茂吉の旦那んとこの洲藤 大作って奴です。なかなか気のきく腕のいいやつだったらしくて茂吉の旦那、えらい嘆いてましたよ。」「そうかい。茂吉さんとこのやつだったのかぃ・・・・それがまたなんで・・・・?」「おーぃ!!中村どの!!!お客人だょ!!!」中村と令一が振り替えると玄関に越前
    紫峰 さん作 [366]
  • よろず屋 大江戸記

    第一章 偶然と必然◇理由その日、越前は客が来ない居間で瓦版を読んでいた。「晋さんっこんなに天気がいいのに部屋にこもってたら体に悪いです。店番ならあたしがしますょ?」神流はお茶を出しながら心配そうに越前を見た。しかし越前は聞こえてない様だ。「ん〜・・・・・神流この記事どう思う?」そう言っておもむろに神流に瓦版を渡した。『死体が歩く』大きな見出しに内容が続いた。"町外れの道で人の死体が見つかった。そ
    紫峰 さん作 [345]
  • よろず屋 大江戸記

    「越前の旦那ァーっ!!!」ゆっくり振り替えると弥七が息を切らして走ってくる。「何事だぃ?」落ち着いた何か気が抜けたような間延びしたしゃべり方だ。「通りで殺しですっ」「そうかい・・・・物騒な世の中になったもんだ・・・・」そういうと越前はゆっくりと向きを変えて歩き出した。弥七は困った顔をして聞いた。「旦那?行かねぇんですか?」「それは同心の仕事だょ。私達には私達がやるべき事があるさ・・・・」越前は振
    紫峰 さん作 [385]
  • 易しい夜明け 38

    私は寺島に目をやった。 彼自身も戸惑いが隠せない様だ……。 「寺島さん。この事は誰にも言わないで下さい。我々も桂家を詳しく調べてみますので、深く考えないで下さい。もう一度聞きます、本当に男女の仲ではなかったんですね?調べたら分かりますよ?」……… 「違います。僕は由美さんに付き合わされただけですよ。片思いでした。」 「うむ。……他にどんな些細な事でもいいです、何か変だとか不思議に感じた事、或い
    TAMAKI さん作 [389]
  • 定義

    人が死ぬときとはいつだろう心臓が止まるとき人として生きれなくなるとき誰かに忘れ去られたときそうよく言われるたぶん他にもいろいろあるのだろう倫理的に訴えてみればそれこそ星の数ほどあるそしてたぶん全て正しいのだろう誰かが誰かを死んだと思えば誰かは誰かにとって死んだのだ死ほど親しいものもなく死ほど恐ろしいものもないその恐怖とはどこからくるのか
    借物器 さん作 [435]
  • リアリズム、 2

    「よし、お仕事しゅーりょー」グッ、と背伸びをする。〇〇出版のビルから出ると、夏の陽射しが僕を襲った。しかし、仕事が終わった爽快な気分には、その陽射しすら心地がよい。「さてと、じゃあ帰りますかね」ヘルメットを被り、バイクに跨がる。キーをさそうとすると、横から声をかけられた。「やぁ、久しぶり。元気だったか?」聞き覚えのない声だったので、顔を確認すると見知った顔だった。「お久しぶりです。恋さん」聞き覚
    さん作 [407]
  • 崖から続く道

    不思議な崖があると言う。飛び降りると生まれ変われるのだそうだ。過去に数多くの人が飛び降りたらしい。しかし皆、生きて帰ってくると言う。崖から下をみるかぎり、森で地面は見えないが、かなりの高さだ。確実に死ぬ。やはり噂は本当なのか。『生まれ変わった人』達には不思議なことがおこっている。たとえばある男。彼はガンだった。余命一週間と言われていたが、そのガンが完治したらしい。さらに不思議なことがおこった者も
    黒風呂 さん作 [604]
  • リアリズム、

    さて、事件が起こらなければミステリは成立しないわけだが、事件はそう簡単に起きたりしない。自殺に他殺、毒殺絞殺撲殺刺殺、こんなこと普通に生きていれば周りで起こったりなんかしないわけだ。探偵や警察や家政婦や奥様なんかと関わりをもつなんて以っての外で。ただ、そういう非日常を望む人間はどこにだっている。探偵は存在しているし、警察も警察署にいけば発見できる。存在しているなら、関わりをもてるはずだ。だから僕
    さん作 [453]
  • 易しい夜明け 37

    電話を切り、寺島に目をやった。寺島は何度も写真を見ている。 「刑事さん、僕には何が何だか、由美さんと思っていた人が明美さんだったって事ですか?じゃあ、何故静子さんは僕が高山に由美さんと行った時、何も言わなかったんでしょう、間違ってたら普通、教えますよね?」……確かに寺島の言う通りだ。もしかしたら 可能性はないとは言いきれないが、実は皆がグルになり 何かを隠してるのか?明美がいない様に見せかけ
    TAMAKI さん作 [407]
  • 易しい夜明け 36

    その時だった。修二の携帯が鳴った。 捜査本部が置かれている署内からだ。 「はい。」 「例の遺体の血液が分かった、A、B方式でA型だ。ちなみに桂明美の血液は……A型だ。」……… 「桂明美の血液まで、どうやって調べたんです?」 「前の勤め先に事情を話し、毎年健康診断に行っていたという中央病院に行き調べた。」…… 「そっちはどうだ?」 「いや…まだ何も……ただ気になる事がありまして、また何か分かり
    TAMAKI さん作 [382]
 
サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス