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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。

  • 瑠海とショール ?

    「じっじっちゃん…。今…なっなんて…。」(確かに、母さんて…)じっちゃんは、何を聞いてもしばらく黙ったままだ。そう、じっちゃんと二人暮らしと言ったのは、僕は、両親を知らない。写真もない。だから…急にかあちゃんが現れても困る。しかし、何故、海に。その日定期便は、来ない日だったし、船が入った形跡もない。僕は、ショールのもとに戻った。「ショール!(ピ〜!コツンコツン)ショール!」「クウィ、クウィ!」「
    萩原実衣 さん作 [325]
  • 「天女との再会」中

    「店は何時からや!」僕は男子従業員に聞いた「八時からですが…」不信そうに僕を見つめる従業員に名刺を渡した「ママにツケで飲ませてくれるなら名刺にある携帯に電話するように伝えてや…」名刺を受け取った従業員が名刺を見た後声が裏返った「…え…宇野さん…?」「ひょっとして…うのりん…さん…ですか?」従業員の態度が急に変わった「私、店長やらして頂いている池田といいます!ママに名刺を渡させて頂きます」15年前
    さん作 [375]
  • alone 12=うるせーよ=

    「!!」晶の目が見開かれた。夕や近所のおばさん、仲のいい人たちの顔が浮かぶ。「ふざけんなッ!!」「嫌なら止めるがいいさ。私を、な」振り返り、水鶴は晶を見て言った。「それとも何だ?父母や兄から殺してほしいのか?」――カチャリ「!」水鶴は少しばかり驚いた。何故なら、晶が水鶴に剣の切っ先を向けているからだ。「やる気か?化けの皮が剥がれ…」「うるせーよ」水鶴の言葉を、晶が遮る。圭が構えたが、水鶴はそれを
    兼古 朝知 さん作 [341]
  • alone 11=同じことが言えるのか=

    「身内を殺されてもそれが言えるのか?友が殺されても同じことが言えるのか?私が人を殺しただけで呆気にとられ 間抜け面をしていたお前が…親しい者を殺されても冷静でいられるのか?」「…」圭は水鶴が口を開いたことによって攻撃をやめていた。晶は まるで返す言葉がなく、目に光のない水鶴の顔を文字通り『間抜け面』で見ていた。辺りは静かになった。「…行くぞ柊」水鶴はくるりと方向を変えて歩きだした。「承知しまし…
    兼古 朝知 さん作 [317]
  • スカバンburn!!最終章 -43- 寝顔

    ――翌日 2年5組 昼光「けっ、けいたろっ!」慶太郎の机の目の前までくると勢いよく名を呼んだ。波音と猛は仲良く二人で食堂だ慶「…zzz」光「…はあ。」予想通りの彼の様子に溜め息をつくと、隣の猛の席に腰かけた。こちらを向いている慶太郎の寝顔を眺め、さらに溜め息をもらした。光「…。(寝顔はかわいいのになあ…………よし。)」光希は腰をあげ、慶太郎の耳もとに近づき声をかけた光「…けいたろー。…けーいーた
    きゃしー さん作 [327]
  • 瑠海とショール

    僕の名前は、生島 瑠海 (いくしま るう) 12歳になった。僕の住む所は… 『 なんにもない!』なんて…言う人が多いけど、僕からしたら、宝の山だ!!僕の住んでいるこの島には、約 800人くらいしかいない。それも、ほとんどじっちゃんとばっちゃん。ある人は、老人ホーム島なんていうばかな人間もいるがみんな、家族みたいでとっても楽しい。若い人が少ないこの島では、僕は引っ張りだこ。じっちゃんばっ
    萩原実衣 さん作 [397]
  • 流狼−時の彷徨い人−No.45

    「……三郎様の事をお考えになられているのですかな?」 義信が退室した後も無言でいる信玄へ、信房が穏やかに語りかけた。「…そうだ」 少し無愛想にこたえる信玄。「十年前の事を、後悔なさっておいですか?」「皮肉なものだ、武田から追い出したあやつだけが、唯一わしを超える才能を秘めておったのだからな。 …だが、後悔してはおらぬ。あやつを手元に残しておけば、家中の勢力が二つに割れていただろうからな」 半次郎
    水無月密 さん作 [384]
  • 「天女との出会い」上

    その看板を見た時にあり得ない!そう思った…思えばスケールは違えど今と全く同じ莫大な借金状態に陥っていた15年前…何も言わずに八桁の大金を僕に渡し忽然と姿を消したかおりん鈴木香織…二人はうのりん♪かおりん♪ありゃりゃん♪というのが合言葉だった「クラブありゃりゃん」間抜けな名前のわりに立派な看板ありゃりゃん…なんて…香織(かおりん)以外が使うわけない看板を眺めて呆然としている僕に出勤してきたと思われ
    さん作 [369]
  • alone 10=義手ではなく=

    晶はヒイラギと名乗った少年をまじまじと見る。切れ長の目に、黒髪、黒い瞳、黒い服。何もかもを黒で統一されている中、口元を隠すように巻いたマフラーは青い。そして何より目立つのは左手…。義手…いや、手の代わりに刃がついている。鎌状の刃がついているのだ。(ヒイラギ、ケイ?水鶴の従者か!)晶は、自身の首の傷口をを押さえる。「死んでもらう…ぞ」ボソリと呟くように言い、圭は左腕を振り上げ、真っ直ぐ晶の方へ向か
    兼古 朝知 さん作 [351]
  • alone 9=それだけのことだ=

    水鶴の真っ黒な髪は背中まで伸びており、茶色の瞳は冷たく、光を灯してはいなかった。黒服の上から着ている白のアウターは、血に濡れていた。顔にも返り血がついているが、水鶴は気にする様子もなく平然としている。「おま、え…何、してんだよ」「部下を殺した。それだけのことだ」「それだけってお前ッ」晶が突っかかる。「黙れ。敵に馴れ馴れしく話しかけるな」水鶴は晶の言葉を遮り、刀の切っ先を晶に向ける。その瞬間。「水
    兼古 朝知 さん作 [327]
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