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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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番外編 スカバンburn!! 父さんの“愛の歌”(1/4)
スカバンの番外編です。頭の中では登場人物の細かい設定とかエピソードとかあるんですけど、なかなか書けないので軽く…詳しい人物紹介とか書いた方がいいかな?たいした話じゃないですが暇つぶし程度にどうぞ――3年前「よっしゃあ!勝った!」体育館に響くボールの音。声援は歓声に変わり、シュートを決めた俺に群がるクラスメイト。「翼!さすがやな!」「当たり前や!俺は唯一体育だけできるねんもん!」「それ自慢か?」俺
きゃしー さん作 [380] -
来世で逢いましょう 第十三話3
「…ネオさん、これはここだけの話にしておいて欲しいんですが…」「はい…」「日本政府としては、あなた方の計画に反対の意見が大方なんですが、私的には計画を阻止するのではなく、平和的に独立が成功出来る様な策を講じた上で、中国には秘密裏に水面下であなた方のバックアップをしてあげたいという方針です」「いいんですか?そんな事おっしゃって」「ええ、私はあなたの志が成就出来るように協力してあげたいのです」「嬉し
カルロス伊藤 さん作 [266] -
来世で逢いましょう 第十三話2
「ここです、九州博多ラーメンどんたく。どんたくって言うのは、昔の福岡で毎年5月に行われていたお祭りの事です。オランダ語で休日の意味なんですよ」「へぇ〜、そうなんですか」「らっしゃい!」暖簾を潜ると威勢のいい掛け声が響いた。「まいど!お、今日は珍しくえらいべっぴんさんを連れて来たねぇ!」「大将、二階の座敷でいい?」「あいよ!相変わらず暇だから座敷貸し切りね!」二人は階段を上がり、十二畳程の座敷でテ
カルロス伊藤 さん作 [251] -
来世で逢いましょう 第十三話1
8月末の週末、東京新宿のカラオケ店の一室には、NEOとアロハシャツにバミューダパンツ、パナマ帽を被った権藤が居た。「ネオさん、今日は堅苦しい話は一切抜きにしましょう。さて、先週出した宿題はちゃんとやってもらえましたか?」「はい、毎日欠かさず」「では早速歌を歌ってみましょう。練習曲は“ドレミの歌”です。」「あのサウンド・オブ・ミュージックのドレミの歌…ですか?」「そうです。これを最初は鼻歌、いわゆ
カルロス伊藤 さん作 [248] -
肌とねこ12
今関は土下座したままかれこれ10分はそのままだった。対する私は無言で考えていた。口止め料の100万円。そのお金は本当に他意がないのか。謝っている相手はレイプ魔。単純に謝罪を謝罪として受け取るべきではないのかもしれない。お金を渡して今後は和姦という形でセックスさせてくれ・・・とか、お金を渡して反応を見ながら暴行する・・・とか。考えが煮詰まらない状態で今関を見ると、疲れてきたのか、両腕が震えていた。
KSKくま さん作 [348] -
お買い物
真昼の花火の気分、とその時思った。華やいだ休日の街に、僕は居心地の悪さを感じた。当てもなくフラフラ歩く僕をまわりの人々は本当に見えているのだろうか。自己中心的で悲劇的でナルシストな思考に僕はフフフと小さく笑った。「何かお探しですか」自分に自信があります、という明るい笑顔で良い男が微笑んでいる。ええ、まあ、と僕は何らかの秩序で並ばされているであろうシャツやジャケット、パンツ、カットソーを順々に壁伝
こころ さん作 [314] -
トモ・イキ?
横たわっているゆいの姿からは、あの笑顔が想像出来なかった。「花音ちゃん…。」花音が振り向くと、五十嵐が疲れきった感じでたっていた。「わざわざ、ありがとうね。ゆい、あんななっちゃったよ」五十嵐は、声を震わせていた。花音は、あんなに大人に見えた五十嵐が、とてもか細く感じた。花音と五十嵐は、集中治療室のガラス越しにゆいと寄り添う母親の姿を見つめていた。「花音ちゃん。ゆいは、僕の姪っ子なんだ。」「えっ!
萩原実衣 さん作 [393] -
スカバンburn!!最終章 -22- うらやましい
光「え?」伸昭の言葉に光希が聞き返した伸「だって練習とかも楽しそうやもん。ほら、あのやかましいボーカルも言うてたやん。“仲良しバンド”って」光「あぁ、翼ね」伸「きっと俺らみたいにバンド内で対立したりしないんやろなあ」光秋「…」ち「ほんまに仲良しやもんね。そういえば、慶四郎は元気?」光「慶太郎ね」ち「うん、知ってる。で、慶四郎はー?」光秋(わざとかよ!!?)伸「ほんまあの無口君のこと好きやなあ、ち
きゃしー さん作 [345] -
奇妙な学校
僕の名前は安藤和也2106年4月7日僕はじいちゃんの勧めで東京都立鴉魔高校に入学した鴉魔高校は昔からの教え方を貫く伝統ある高校だ今日はその高校の入学式登校中、後ろから声がした「おう、和也!おはよう」こいつは中学で同じだった透「透じゃんか!お前も鴉魔高校かよ」「あれっ、言ってなかったっけ(笑」「それより、和也…鴉魔高校って評判悪いらしいぜ」 じいちゃんはそんな事言ってなかったけどな…そう思いながら
心和 さん作 [478] -
トモ・イキ?
花音は、見覚えのある一輪の花が血に染まっていくのをただ…見ていた。「花音!花音!大丈夫?」沙希が呼んでいる声も耳に入らなかった。運び出された女の子が履いていた靴に見覚えがあった。「(やっぱり…。)」という絶望感が花音を覆った。立ち尽くしている花音の側を通り抜けた行ったのは、五十嵐だった。花音に気づく事もなく救急車に乗り去っていった。「沙希、ごめん。今日は…。」花音は、沙希の返事を聴かずに呆然と歩
萩原実衣 さん作 [371]